第二種電工 工事の方法 問125:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
特殊場所とその場所に施工する低圧屋内 配線工事の組合せで,不適切なものは。
- アプロパンガスを他の小さな容器に小分けする可燃性ガスのある場所
- イ小麦粉をふるい分けする可燃性粉じんのある場所
- ウ石油を貯蔵する危険物の存在する場所正答
- エ金属管を点検できない隠ぺい場所で使用した。
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特殊場所と低圧屋内配線工事の組み合わせで不適切なものを選ぶ問題。正答はウ(石油を貯蔵する危険物の存在する場所)。危険物(石油等)のある場所では配線方法が限定される(可燃性液体の蒸気が漂う場所と同等の扱い)。通常の金属管工事やケーブル工事では爆発・引火リスクがあるため、防爆型の工事が必要な場合がある。石油貯蔵施設への配線工事は通常の低圧屋内配線工事(金属管工事等の非防爆仕様)では不適切。選択肢エのOCR混入(「金属管を点検できない隠ぺい場所」)は別問内容。正答はウ(危険物のある場所に通常配線工事は不適切)。
特殊場所の分類と使用できる配線工事(電技解釈第175〜178条):(1)爆燃性粉じんのある場所(セメント・糖・でんぷん等)→金属管工事またはケーブル工事(特殊施工)。(2)可燃性粉じんのある場所(小麦粉等)→金属管工事またはケーブル工事(選択肢イ:問題で使用した工事が不明だが適切と判断)。(3)可燃性ガスのある場所(プロパンガス等)→爆発性ガス対応の工事が必要→通常の工事では不可(選択肢アも同様に注意)。(4)危険物(石油等)のある場所→引火性液体の蒸気が発生→防爆型または特殊工事が必要→通常の低圧屋内配線工事は不適切→選択肢ウが正答。正答はウ。
特殊場所の電気工事は防爆安全規格と電技解釈の両方を理解する必要がある高度なテーマ。試験ではどの場所にどの工事が使えるかの組み合わせが問われ、危険物・可燃性ガス・粉じんの3分類の工事規定の違いを整理することが重要。
【特殊場所の分類と配線工事規定(電技解釈)】分類1:爆燃性粉じんのある場所(電技解釈第175条):粉じんが堆積・浮遊して爆発リスクのある場所(アルミ粉・マグネシウム粉等の金属粉・セルロース等)。使用できる工事:金属管工事(薄鋼・厚鋼)またはケーブル工事(外装付きケーブル)のみ。管の接続部は粉じん侵入防止のためシール処理が必要。分類2:可燃性粉じんのある場所(電技解釈第176条):小麦粉・砂糖・でんぷん・石炭粉等。金属管工事またはケーブル工事(MI方式等)が使用可能。分類3:可燃性ガス・引火性液体蒸気のある場所(電技解釈第177条):プロパンガス・LPG・ガソリン蒸気等が漂う場所。使用できる工事:爆発防止仕様の金属管工事(防爆型フィッティング・シール等)。通常の電線管・ケーブル工事は電気火花や過熱が点火源になるため使用不可。分類4:危険物のある場所(電技解釈第178条):石油・可燃性液体を貯蔵・取り扱う場所(本問ウ)。ガソリンスタンドのタンク周辺・石油貯蔵庫等。引火性液体の蒸気が発生→可燃性ガス雰囲気に準じる扱い。防爆型設備・工事が必要→通常の工事は使用不可。
【防爆工事の基礎知識(第3種電気主任技術者・電気工事施工管理との接続)】耐圧防爆(d型):電気機器の外箱を爆発に耐えられる強度にする。内圧防爆(p型):不活性ガスで外箱内部を陽圧に保ち可燃性ガスの侵入を防ぐ。安全増防爆(e型):通常より安全余裕を大きく設計する。本質安全防爆(ia/ib型):回路エネルギーを点火源にならないほど低く制限する(計装・センサー等)。正答はウ(石油貯蔵の危険物のある場所への通常低圧屋内配線工事は不適切)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和4年度下期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問22(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。