問題
特殊場所とその場所に施工する低圧屋内 配線工事の組合せで,不適切なものは。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
特殊場所と低圧屋内配線工事の組合せで不適切なものを選ぶ問題。可燃性ガス・可燃性粉じん・危険物(石油など)のある場所は、電気の火花や熱が爆発や火災の原因になるおそれがあるため、施設できる配線工事が限られる。ア(可燃性ガス・厚鋼電線管で保護したケーブル工事)、イ(可燃性粉じん・硬質ポリ塩化ビニル電線管VE28の合成樹脂管工事)、エ(可燃性ガス・厚鋼電線管の金属管工事)は、その場所で認められる工事方法。ウ(石油を貯蔵する危険物の存在する場所)に金属線ぴ工事は施設できないので不適切。正答はウ。
特殊場所の種類と、施設できる低圧屋内配線工事(電技解釈)の整理。
・可燃性ガスのある場所:金属管工事、ケーブル工事(MIケーブル・クロロプレン外装ケーブル等を使うか、厚鋼電線管などの防護装置に収める)。
・可燃性粉じんのある場所:合成樹脂管工事(厚さ2mm未満の合成樹脂製電線管及びCD管を除く)、金属管工事、ケーブル工事。
・危険物(石油類など)の存在する場所:合成樹脂管工事(同上)、金属管工事、ケーブル工事。
各選択肢の判定。ア「可燃性ガス・厚鋼電線管で保護した600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルのケーブル工事」:ケーブルを厚鋼電線管で保護しており適切。イ「可燃性粉じん・VE28の合成樹脂管工事」:合成樹脂管工事は可燃性粉じんのある場所で認められる→適切。ウ「危険物の存在する場所・金属線ぴ工事」:金属線ぴ工事は認められる工事に含まれない→不適切。エ「可燃性ガス・厚鋼電線管の金属管工事」:金属管工事は認められる→適切。正答はウ。
本問は「場所の種類」と「工事の種類」の対応表を正確に覚えているかを問う典型問題。
【特殊場所と使える工事(低圧屋内配線)】
| 場所 | 合成樹脂管工事 | 金属管工事 | ケーブル工事 |
|---|---|---|---|
| 爆燃性粉じんのある場所 | 不可 | 可(薄鋼電線管以上) | 可(MIケーブル等・防護装置に収める) |
| 可燃性ガスのある場所 | 不可 | 可 | 可(MIケーブル等、または防護装置に収める) |
| 可燃性粉じんのある場所 | 可(厚さ2mm未満のものとCD管は除く) | 可 | 可 |
| 危険物の存在する場所 | 可(同上) | 可 | 可 |
覚え方として「ガス・爆燃性粉じんは合成樹脂管不可」「線ぴ・ダクト・がいし引きは特殊場所では使えない」と覚えておく。
【選択肢の検討】
ア:可燃性ガスの場所に、厚鋼電線管で保護したケーブル工事→適切。
イ:可燃性粉じんの場所に、VE28(厚さ2mm以上の硬質ポリ塩化ビニル電線管)による合成樹脂管工事→適切。
ウ:危険物の存在する場所に金属線ぴ工事→線ぴ工事は不可のため不適切(正答)。
エ:可燃性ガスの場所に、厚鋼電線管による金属管工事→適切。
【実務の注意】
可燃性ガスや粉じんのある場所では、配線方法のほか、電気機器自体も防爆構造(耐圧防爆・内圧防爆・安全増防爆・本質安全防爆など)にする必要がある。配線の接続部やボックスにも、ガスや粉じんが入り込まない構造(パッキン・防爆形ボックス等)が求められる。正答はウ。
- 電気設備に関する技術基準を定める省令e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和4年度下期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問22(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。

