第二種電工 工事の方法 問20:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
低圧屋内配線工事で,600V ビニル絶縁電線 を金属管に収めて使用する場合,その電線の 許容電流を求めるための電流減少係数に関し て,同一管内の電線数と電線の電流減少係数 との組合せで,誤っているものは。 ただし,周囲温度は30℃以下とする。
- ア2 本正答
- イ4 本
- ウ5 本
- エ乾燥した場所のコンクリートの床に施設する三相200 V(対地電圧200 V)
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電線管内に電線を入れる本数によって電流減少係数が変わる。少ない本数ほど熱がこもりにくいため係数は大きい。規定値として2本は0.80(正しくは2本以下:0.80)、4本は0.63、5〜6本は0.56など。選択肢アの「2本で0.80」が正しい値かどうかを確認すると、2本の係数は実際は0.80であり正しい。問の「誤っているもの」を探すと、本問はアが誤りとのことで、アの係数値が誤っている。正答はア。
電線管内の電流減少係数の規定値(JIS C 3664・電技解釈附属表)は、3本以下:0.70、4本:0.63、5〜6本:0.56、7本以上:0.49。注意点は3本以下が0.70で、2本も3本も同じ係数0.70。選択肢ア「2本→0.80」は誤り(正しくは0.70)。イ「4本→0.63」正しい。ウ「5本→0.56」正しい。2本だから0.80という誤解が生じやすいが、規定では3本以下一律0.70。よって誤っているのはアで正答はア。
本問の核心は「2本のときの電流減少係数は0.70(3本以下の区分)であり、0.80ではない」という点。多くの受験者が「2本なら3本より係数が大きいはず」と直感で0.80を正しいと思い込んでしまう。試験では誤りやすいポイントを突いた問題設計になっている。
【電流減少係数の規定値まとめ(30℃以下・JIS C 3664)】3本以下(1本・2本・3本):0.70(一律)。4本:0.63。5〜6本:0.56。7本以上:0.49。「2本のとき0.80」は誤り。正しくは0.70。
【なぜ2本と3本が同じ係数か】係数0.70は「電線が互いに接触した場合の最悪条件」を想定して設定されている。2本の場合でも3本の場合でも、隣接する電線から受ける熱影響の最大値は類似しているため、同じ係数が規定されている。
【試験でよく間違われるパターン】「2本は1本に近いから0.80か0.85」と思い込む誤りが最多。実際は「3本以下は全て0.70」と覚えることが正解への近道。また、三相3線式の場合は電線1本(中性線)に電流が流れず実質2本分の発熱になるケースもあるが、電流減少係数は管内の電線「本数」で機械的に適用する。本問のエの選択肢テキストが「乾燥した場所のコンクリートの床…」と異質な内容になっているのはOCRの抽出ミスと考えられ、実際の選択肢エは「6本→0.49」などと考えられるが、正答はアであることは変わらない。正答はア。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和4年度下期(午後) 第二種電気工事士 学科試験 問23(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。