第二種電工 工事の方法 問33:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
電線の接続不良により,接続点の接触抵抗 が0.5 となった。この電線に20 A の電流が 流れると,接続点から1 時間に発生する熱量 [kJ]は。 ただし,接触抵抗の値は変化しないものと する。
- ア72
- イ144
- ウ720正答
- エ1 440
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接触抵抗0.5Ωに電流20Aが流れた場合の発熱量計算。Q=I²×R×t=20²×0.5×3600=400×0.5×3600=200×3600=720000J=720kJ。正答はウ(720kJ)。問30の10A・0.2Ωで72kJと比べると、本問は電流が2倍・抵抗が2.5倍なので発熱量は2²×2.5=10倍の720kJになる。
Q=I²Rt。I=20A、R=0.5Ω、t=3600s。Q=400×0.5×3600=200×3600=720000J=720kJ(正答ウ)。電力P=I²R=400×0.5=200W。1時間では200×3600=720000J=720kJ。接触抵抗が0.2Ω(問30・34)に対し本問は0.5Ωで2.5倍。電流も10→20Aで2倍。発熱量は(I²×R)の積で決まるため、72kJ×(20/10)²×(0.5/0.2)=72×4×2.5=720kJと計算しても一致する。
本問は問30・34(R=0.2Ω・I=10A)より接触抵抗・電流ともに大きく、発熱量が大幅に増加するケース(720kJ vs 72kJ・10倍)。この違いが「接触抵抗が大きいほど、電流が大きいほど危険」という直感的な理解を定量化している。
【計算まとめ(発熱量)】Q=I²Rt=I²×R×3600。問30/34(I=10A、R=0.2Ω):72kJ。問32(I=15A、R=0.2Ω):162kJ。問33(I=20A、R=0.5Ω):720kJ(本問)。問33の720kJはほぼ電子レンジを1時間運転した電力量に近く、接続点の小さな箇所でこれだけの熱エネルギーが発生することの危険性を示している。
【接触抵抗0.5Ωの現実】正常な圧着接続部の接触抵抗は0.001Ω以下に抑えられるが、酸化・緩み・腐食が進むと0.1〜1Ω以上になることがある。0.5Ωはかなり劣化した状態に相当し、20Aの電流が流れると200Wの発熱(電球2個分相当)が接続部で発生する。このレベルになると被覆焼損・絶縁破壊・火災に至るリスクが高い。定期的な点検・締め直しが重要な理由が数値でわかる。正答はウ(720kJ)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問3(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。