第二種電工 工事の方法 問47:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
三相3 線式200 V 回路の屋内配線を金属管 工事により施設した場合に,適切なものは。
- ア太さ2.0 mm の600V ビニル絶縁電線3 本を同一管内に収めるのに,正答
- イ太さ31 mm の薄鋼電線管の曲げ半径(内側)を管の内径の5 倍にして曲げた。
- ウ電線に屋外用ビニル絶縁電線を使用した。
- エ長さ 6 m の金属管を乾燥した場所に施設したので,管に施す D 種接地
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三相3線式200V回路の金属管工事で適切な施工を選ぶ問題。選択肢アは「2.0mm電線3本を同一管内に収める」で適切(三相3線は同一管に収めるのが標準)。選択肢イは「薄鋼電線管の曲げ半径が内径の5倍」で、規定は6倍以上なので不適切。選択肢ウは「屋外用電線の使用」で屋内配線に屋外用電線は不適切。選択肢エはD種接地省略の条件が問われる。三相200V×6mのD種省略は条件による。正答はア(同一管内に3本収める)。
金属管工事の適切な施工の確認:ア(2.0mm×3本を同一管内)→三相3線式の場合、3本の電線を同一管内に収めることは規定通り適切。イ(薄鋼電線管の曲げ半径=内径の5倍)→金属管の曲げ半径は内径の6倍以上が規定(電技解釈第159条)。5倍は不足で不適切。ウ(屋外用ビニル絶縁電線使用)→金属管内に収める電線はIV(600V絶縁電線)等が適切。OW電線(屋外用)は絶縁が弱く管内使用は不可。エ(6m・乾燥場所でD種省略)→金属管の長さ4m以下なら接地省略可だが、6mは省略不可(不適切)。適切なのはアのみで正答はア。
金属管工事の施設規定を体系的に押さえることで本問のような多岐択一問題に確実に対応できる。
【金属管工事の主要規定(電技解釈第159条)】使用電線:600V絶縁電線(IV・HIV等)のみ可。裸電線・屋外用電線(OW)は不可。曲げ:内側曲げ半径は管の内径の6倍以上。2種金属可とう電線管も同様。支持点間:2m以下。接地:D種接地工事が原則。ただし管の長さ4m以下・乾燥した場所・対地電圧150V以下の場合は省略可(電技解釈第159条但し書き)。
【三相3線式回路の同一管収め】三相3線式の場合、3本の電線を同一管に収める。分けて別管に収めると各管に電流の一部しか流れず、金属管内の渦電流・発熱の原因になる(特に鉄製の金属管では磁気的不平衡が生じる)。三相ケーブルも同様に1本のケーブルにまとめるか同一管内に収めることが電気的・熱的観点から正しい。
【薄鋼電線管と厚鋼電線管の違い】薄鋼(E管):肉薄で一般的な屋内配管。ねじなし管も薄鋼の一種。曲げには専用ベンダー(ヒッキーベンダー)を使用。厚鋼(C管):肉厚で機械的強度が高く、屋外・埋設・重機械室等に使用。正答はア。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問23(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。