問題
硬質ポリ塩化ビニル電線管の切断及び曲げ 作業に使用する工具の組合せとして,適切な ものは。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)の切断・面取り・曲げの一連作業に使う工具の組み合わせを選ぶ問題。正しい組み合わせは「合成樹脂管用カッタ(切断)+面取器(切断面のバリ取り)+トーチランプ(加熱して曲げる)」で、これが選択肢エに対応する(正答エ)。電工ナイフは電線の被覆むき工具で電線管の切断には使わず、圧着工具は電線の接続に使う工具でVE管の施工には関係がない。パイプベンダーは主に金属管の曲げに使う工具で、VE管は熱を加えて柔らかくしてから曲げるのが標準。
VE管(硬質PVC電線管)の施工には「切断→面取り→曲げ」の3工程があり、それぞれ専用工具が対応する。①切断:合成樹脂管用カッタ(パイプカッタ)。電工ナイフでは切断面が不均一になり不適切。②面取り:切断面のバリ・角を面取器で取り除く(そのまま接続すると電線被覆を傷つけるおそれがある)。③曲げ:トーチランプで管を局部的に加熱して柔らかくしてから曲げる(熱間曲げ)。金属管の曲げに使うパイプベンダーはVE管には通常使わない。各選択肢を確認:ア「合成樹脂管用カッタ,圧着工具,パイプベンダ」→圧着工具・パイプベンダがVE管施工に不適切。イ「電工ナイフ,面取器,パイプベンダ」→電工ナイフとパイプベンダが不適切。ウ「電工ナイフ,圧着工具,トーチランプ」→電工ナイフと圧着工具が不適切。エ「合成樹脂管用カッタ,面取器,トーチランプ」→3工程すべてに正しい工具が揃っており適切(正答エ)。
VE管(硬質ポリ塩化ビニル電線管)の施工では材料特性を理解した工具・工法選定が重要。プラスチック素材のため金属管とは異なる切断・曲げ技法が必要。
【VE管の切断工具】合成樹脂管用カッタ(パイプカッタ型):VE管の外径に合わせた専用品。切断面がほぼ垂直に仕上がる。不適切な工具:電工ナイフ(電線被覆むき専用・電線管切断不可)・金切りのこ(刃が荒く仕上がりが悪い)。
【面取器の役割】切断直後の管端には鋭いバリ・角が残る。そのまま電線を通線すると被覆を傷つけ絶縁不良の原因になるため、面取器で切断面の内外周を滑らかに仕上げる工程が必須。
【VE管の曲げ工具・工法】熱曲げ(本問の正解パターン):トーチランプ(またはヒートガン)でVE管を局部的に加熱して柔らかくしてから曲げる。冷めると形状が固定される。金属管用のパイプベンダー(ヒッキーベンダー)はVE管には使用不可(VE管はフランジやねじがなく、力任せに曲げると割れる)。
【試験では工程ごとの工具対応が問われる】切断・面取り・曲げの3工程それぞれで適切な工具を正確に対応させることが重要。「合成樹脂管用カッタ(切断)+面取器(面取り)+トーチランプ(熱間曲げ)」が正しい組み合わせ。電工ナイフ・圧着工具は電線工事の工具であり電線管の施工には使わない。正答はエ。
出典と作り方
本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問13(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。

