第二種電工 工事の方法 問56:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
住宅の屋内に三相200 V のルームエアコン を施設した。工事方法として,適切なものは。 ただし,三相電源の対地電圧は200 V で, ルームエアコン及び配線は簡易接触防護措置 を施すものとする。
- ア定格消費電力が1.5 kW のルームエアコンに供給する電路に,専用の配線用
- イ定格消費電力が1.5 kW のルームエアコンに供給する電路に,専用の漏電
- ウ定格消費電力が2.5 kW のルームエアコンに供給する電路に,専用の配線用正答
- エ定格消費電力が2.5 kW のルームエアコンに供給する電路に,専用の配線用
AI解説(初心者・標準・上級)
理解度に合わせて3レベルの解説を無料で読めます。根拠(電気設備技術基準・内線規程・電気工事士法・電気用品安全法)も明記。
住宅に三相200Vのルームエアコンを施設する問題。三相200V(対地電圧200V)の機器には、①専用の漏電遮断器、②専用回路(他の器具と共用しない)、③D種接地工事が必要。選択肢ウは「専用の配線用遮断器と漏電遮断器を取り付け・ケーブル工事・直接接続」で規定を満たす適切な施工。コンセント接続は三相200V機器では一般的に認められないため、直接接続のウが正答。
三相200V機器の施設規定(電技解釈第183条等):①専用回路で施設する(他の回路と共用不可)。②対地電圧200V→漏電遮断器の設置が必要(または適切な感電保護措置)。③D種接地工事(接地抵抗100Ω以下)。選択肢の確認:ア(配線用遮断器のみ・コンセント接続)→三相200Vに漏電遮断器なし・コンセント使用は不適切。イ(漏電遮断器のみ・コンセント)→コンセント使用の点が問題(三相200Vコンセントの規定確認が必要)。ウ(配線用遮断器+漏電遮断器・ケーブル工事・直接接続)→二重保護で直接接続の適切な施工。正答はウ。エ(配線用遮断器のみ・コンセント)→漏電遮断器なしで不適切。正答はウ。
住宅の三相200V機器施設は電技解釈第183条(小規模施設の施設)および内線規程の三相200V使用規定が根拠。三相電源は住宅にはほぼ存在しないが、一部の住宅やアパートで動力三相引込みがある場合の工事知識として重要。
【三相200V機器施設の要件まとめ】①漏電遮断器:三相200V(対地電圧200V超)→必須。①配線用遮断器だけでは漏電保護が不十分。②専用回路:他の機器(照明・コンセント)と共用しない専用の分岐回路を設ける。③接地:D種接地工事(100Ω以下)が必要。④直接接続:三相200V機器はコンセント接続より直接配線が一般的(三相コンセントも存在するが住宅用エアコンでは直結が標準)。⑤工事方法:ケーブル工事・金属管工事等、規定の工事方法が使用可能。
【選択肢ウが適切な理由】配線用遮断器と漏電遮断器の両方を設置(二重保護)、ケーブル工事で施工(適切な工事方法)、直接接続(コンセントによる接続の問題を回避)。このすべてが規定を満たすため正答。
【実務上の注意】三相200Vは一般住宅への普及が限定的だが、農業用設備・工場倉庫を兼ねた住宅では一般的。電気主任技術者との連携が必要な場合もある。正答はウ。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問21(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。