第二種電工 工事の方法 問80:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
硬質ポリ塩化ビニル電線管による合成樹脂 管工事として,不適切なものは。
- ア管の支持点間の距離は2 m とした。正答
- イ管相互及び管とボックスとの接続で,専用の接着剤を使用し,管の差込み
- ウ湿気の多い場所に施設した管とボックスとの接続箇所に,防湿装置を施し
- エ三相200 V 配線で,簡易接触防護措置を施した場所に施設した管と接続
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硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)による合成樹脂管工事の施工規定を問う問題。正答はア(管の支持点間の距離を2mとした)。VE管の支持点間距離の最大値は1.5m以下と定められており、2mは超過しているため不適切。管の接続に専用接着剤を使用すること(イ)、湿気のある場所で防湿装置を施すこと(ウ)、200V配線での使用(エ)はいずれも適切な施工。支持点間距離1.5m以下が合成樹脂管工事の基本ルール。正答はア。
合成樹脂管(VE管)工事の施工規定(電技解釈第158条):(1)支持点間距離:1.5m以下。ただし管とボックス等との接続点及び管相互の接続点に近い箇所では支持が必要。本問のア(2m)はこの基準を超過→不適切で正答。(2)管の接続方法:専用の接着剤を使用し、管の差込みは管の外径の1.2倍以上(イは適切)。(3)湿気のある場所:防湿装置を施したうえで施設可(ウは適切)。(4)200V配線での使用:合成樹脂管工事は使用電圧の制限なし(エは適切)。金属管の支持点間距離(2m以下)と混同しやすいが、VE管は1.5m以下と覚える。正答はア。
合成樹脂管(VE管)工事の施工規定は毎年出題される重要テーマ。金属管・可とう電線管との違いを含め体系的に整理することが得点の鍵。
【VE管工事の主な施工規定(電技解釈第158条)】支持点間距離:1.5m以下(金属管の2m以下と混同しやすい)。管相互・管とボックスの接続:専用接着剤を使用し、差込み深さは管外径の1.2倍以上。湿気のある場所:施設可だが防湿装置(防湿カバー等)が必要。水気のある場所:施設不可(PF管との相違点)。曲げ半径:管外径の6倍以上(内側半径)。管の切断:塩ビカッターまたはのこぎりで切断後、内面・端面をリーマで滑らかにする。使用電圧制限:なし(低圧・高圧問わず使用可)。
【各管種の支持点間距離まとめ(試験頻出)】VE管(硬質塩ビ):1.5m以下。PF管(合成樹脂可とう管):1.5m以下(同じ)。金属管(薄鋼・厚鋼):2m以下。金属製可とう電線管:1m以下(可とう管は短め)。ケーブル(造営材沿い):1m以下(接触防護なし)・2m以下(接触防護措置あり)。
【VE管とPF管の使用場所比較】VE管:展開・点検可能隠ぺい・点検不可隠ぺい(乾燥・湿気)。水気のある場所は不可。PF管:全場所OK(水気・湿気・展開・隠ぺい)。ただし直接コンクリート埋設はCD管が原則(PF管も可だがコスト高)。
【間違えやすい周辺知識】接着剤の差込み深さ「外径の1.2倍以上」→「内径の1.2倍以上」ではない(外径基準)。「TS接続」はテーパーなし(TS=Tight・Seal)で接着剤必須。管の曲げは電熱器(ヒーター)で加熱→曲げる。正答はア(支持点間距離2mは1.5m以下の規定に違反)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問23(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。