第二種電工 工事の方法 問79:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
使用電圧200 V の三相電動機回路の施工 方法で,不適切なものは。
- ア湿気の多い場所に1 種金属製可とう電線管を用いた金属可とう電線管工事正答
- イ造営材に沿って取り付けた600V ビニル絶縁ビニルシースケーブルの支持
- ウ金属管工事に600V ビニル絶縁電線を使用した。
- エ乾燥した場所の金属管工事で,管の長さが3 m なので金属管の D 種接地
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使用電圧200Vの三相電動機回路の施工方法で不適切なものを選ぶ問題。正答はア(湿気の多い場所に1種金属製可とう電線管を用いた金属可とう電線管工事)。1種金属製可とう電線管(プリカチューブ等)は乾燥した場所のみ使用可能で、湿気の多い場所は使用禁止。湿気のある場所に使えるのは2種金属製可とう電線管(防水プリカ等)に限定される。これが不適切な施工に当たるため正答はア。
各選択肢の適否判断:ア(湿気の多い場所に1種金属製可とう電線管)→不適切。1種金属製可とう電線管(内線規程:乾燥した場所のみ使用可)。湿気のある場所・水気のある場所は2種金属製可とう電線管を使用しなければならない。これが不適切な施工で正答。イ(造営材に沿って600VVVFケーブルの支持)→適切。VVFケーブルを造営材に沿って施設する場合、支持点間距離1m以下(ただし接触防護措置なし・曲げ部分は0.6m以下等)でクリップ・ステープル等で固定するのは正しい施工法。ウ(金属管工事に600Vビニル絶縁電線を使用)→適切。金属管内にはIV(600Vビニル絶縁電線)が使える。エ(乾燥した場所の金属管・管長3mでD種接地省略)→適切。管長4m以下かつ乾燥した場所のD種接地省略は電技解釈で認められている。正答はア。
金属製可とう電線管の種類(1種・2種)の使用場所の違いは試験頻出。200V電動機回路の施工では可とう電線管工事の場所制限が最も問われやすいポイント。
【金属製可とう電線管の2種類(電技解釈第164条)】1種金属製可とう電線管(フレキシブルコンジット・プリカチューブ等):内側がスチールテープのスパイラル構造。被覆なし(金属素地のまま)。使用可能場所:乾燥した場所のみ。湿気のある場所・水気のある場所は使用禁止。2種金属製可とう電線管(防水プリカ・スーパープリカチューブ等):1種の外側にPVC(塩化ビニル)被覆が施されている。使用可能場所:乾燥・湿気のある場所・水気のある場所すべて。展開・隠ぺい場所どちらも使用可。
【金属可とう電線管工事の主な適用箇所】電動機・照明器具・盤等へのフレキシブル接続部分。振動・曲げが必要な箇所(モーター端子箱等)。直管(金属管)から終端器具への短区間接続。曲げ半径に制約がある場合。
【施設場所制限のまとめ(試験直前確認)】1種可とう→乾燥のみ。2種可とう→全場所OK。CD管→コンクリート直接埋設のみ(隠ぺい場所の一般配線に使えない)。PF管→全場所OK(CD管と対比して覚える)。
【その他の選択肢の根拠(電技解釈)】金属管内のIV電線:電技解釈第159条・管内では絶縁電線(IVを含む)の使用が認められる。乾燥した場所の金属管・4m以下D種省略:電技解釈第159条第4項。管長4m以下で乾燥した場所かつ低圧(300V以下)→D種接地省略可。ただし200Vは「低圧300V以下」に該当するため省略適用可。正答はア(湿気の多い場所に1種金属製可とう電線管を使用した)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問21(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。