第二種電工 工事の方法 問78:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
⑩で示す部分の接地工事の種類及びその接地
- アC 種接地工事
- イC 種接地工事
- ウD 種接地工事
- エD 種接地工事正答
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接地工事の種類と接地抵抗の最大値の組み合わせを問う問題。OCR抽出の影響で選択肢が乱れているが、正答はエ(D種接地工事・500Ω)。200Vの機器にはD種接地工事が必要で、通常の場合の最大接地抵抗は100Ω以下。ただし漏電遮断器(動作時間0.1秒以内)を施設した場合は500Ω以下まで緩和される特例がある。問⑩の回路では漏電遮断器が施設されているため500Ωまで許容され、正答はエ(D種接地工事・500Ω)。
接地工事の種類と接地抵抗の最大値(電技解釈第17条):A種接地工事→10Ω以下(高圧・特別高圧機器の外箱等)。B種接地工事→変圧器の中性点接地・計算値で決まる(150/Ig以下Ω等)。C種接地工事→10Ω以下(300V超の低圧機器)。漏電遮断器あり→500Ω。D種接地工事→100Ω以下(300V以下の低圧機器)。漏電遮断器あり→500Ω。200Vの三相電動機や機器の外箱はD種(300V以下のため)。本問⑩は200V機器のD種接地工事で漏電遮断器(0.1秒以内)が施設されているため500Ωまで許容。正答はエ(D種接地工事・500Ω)。
接地工事の種類・接地抵抗値・省略条件は電気工事士試験の頻出テーマ。単純な数値暗記ではなく、接地の目的・各種条件の根拠まで理解することが重要。
【接地工事の法令根拠(電技解釈第17条)】電気設備の接地は、感電・漏電火災の防止を目的とする。接地工事の種類ごとに対象・接地抵抗値・接地線の太さが規定されている。
【各接地工事の詳細】A種接地工事(高圧・特別高圧機器用):接地抵抗10Ω以下。接地線は直径2.6mm以上の軟銅線。対象:高圧機器の金属製外箱・鉄台等。B種接地工事(変圧器の中性点):接地抵抗=150/Ig(Ig:地絡電流A)以下。変圧器低圧側の電路を一点接地するためのもの。C種接地工事(300V超・低圧機器):接地抵抗10Ω以下。漏電遮断器あり→500Ω。接地線直径1.6mm以上。対象:400V動力回路の機器外箱等。D種接地工事(300V以下・低圧機器):接地抵抗100Ω以下。漏電遮断器(動作時間0.1秒以内)あり→500Ω以下。接地線直径1.6mm以上。対象:200V機器の金属製外箱・VE管・金属管など。
【D種接地500Ω緩和の条件と意義】「漏電遮断器(地絡遮断時間0.1秒以内)が施設されている場合は500Ω以下でよい」という緩和は、漏電遮断器が素早く電路を遮断するため人体への電流流入時間が短く、高抵抗でも感電被害を防止できる理論に基づく。ただし接地抵抗が500Ωを超えると漏電遮断器があっても適用不可。また0.5秒以内(0.1秒超)の漏電遮断器は500Ω緩和の対象にならない(0.1秒以内限定)。
【試験でよく混同される組み合わせ】「200V機器にC種(10Ω)」→誤り(C種は300V超)。「D種の通常は500Ω」→誤り(通常は100Ω・緩和時が500Ω)。「漏電遮断器なしのD種で100Ωを超えてもよい」→誤り(100Ω厳守)。正答はエ(D種接地工事・500Ω)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問40(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。