工事の方法9工事の方法

第二種電工 工事の方法 問9:工事の方法

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

単相100 V の屋内配線工事における絶縁電線 相互の接続で,次のような箇所があった。 a~d のうちから適切なものを全て選んだ 組合せとして,正しいものは。 a:電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のある もので十分に被覆した。 b:電線の引張強さが10%減少した。 c:電線の電気抵抗が5%増加した。 d:電線の電気抵抗を増加させなかった。

  • a のみ
  • b 及びc
  • b 及びd
  • a,b 及びd正答
正答:a,b 及びd

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電線の接続には3つのルールがある。①引張強さを20%以上減少させないこと、②電気抵抗を増加させないこと、③接続部分を絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のもので被覆すること。選択肢を確認すると、a(絶縁被覆)は正しい。b(10%の引張強さ減少)は20%未満なので許容範囲内で適切。c(5%の電気抵抗増加)は電気抵抗を増加させてはいけないので不適切。d(電気抵抗を増加させない)は適切。適切なのはa、b、dで正答はエ。

標準試験対策の基準レベル

電気設備技術基準の解釈第12条(電線の接続法)では電線接続の条件を規定している。①引張強さを20%以上減少させないこと(リングスリーブ・差込型コネクタ等で確実に接続すれば通常は満足)。②接続部分の電気抵抗を増加させないこと(ゼロ増加が原則、増加させた時点で違反)。③接続部分を適切な絶縁材料で被覆すること。本問の各選択肢:a(絶縁物と同等以上で被覆)→条件③を満たし適切。b(引張強さ10%減少)→20%未満の減少は許容範囲で適切。c(電気抵抗5%増加)→電気抵抗の増加は一切認められていないため不適切。d(電気抵抗を増加させない)→条件②を満たし適切。a,b,dが適切であり正答はエ(a,b及びd)。

上級誤答論破・根拠規定・実務応用まで深掘り

電線接続の法的根拠は電技解釈第12条および内線規程3200節。電線接続は電気設備の信頼性・安全性に直結し、接続不良による発熱・断線・火災が電気事故の主要原因のひとつとなっている。

【接続条件の詳細解説】条件①「引張強さを20%以上減少させないこと」:これはコード・ケーブル・絶縁電線など全ての電線に適用。差込型コネクタ(ワゴ型)、リングスリーブ(圧着)、ツイスト(ネジれ)などの接続方式で満足できる。実際の現場では接続後に引っ張り試験(プルテスト)を行うことがある。条件②「電気抵抗を増加させないこと」:接続部の接触抵抗は導体温度の上昇・発熱の原因になる。銅-銅の直接接続では問題ないが、酸化膜・異種金属接合(アルミ-銅等)では接触抵抗が増大する。電気抵抗の増加は0%(完全ゼロ)が要求されており、5%でも増加すれば違反。条件③「絶縁処置」:接続部の露出導体部分を元の絶縁物と同等以上の絶縁効力を持つ材料(ビニルテープ・絶縁キャップ等)で被覆する。

【各選択肢の判定】a→条件③を満たし適切。b(10%減少)→条件①の20%未満なので適切。c(5%増加)→条件②に違反するため不適切。d(増加させない)→条件②を満たし適切。a,b,dが適切で正答はエ(a,b及びd)。

【アルミ電線の注意点】現代の電気工事ではほぼ銅線が使用されるが、大型施設では軽量化のためアルミ電線(AL線)が使われることがある。アルミ-銅の接続は異種金属腐食(電食)を起こし接触抵抗が増大するため、専用のAL/CU対応端子を使用しなければならない。正答はエ(a,b及びd)。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問19(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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