管業管理業務主任者試験の問題と3段階の解説
管理業務主任者は、マンション管理業者が事務所ごとに設置する国家資格です。マンション管理士(マン管)試験と日程が近く、両方を受ける人もいます。合格ナビでは、民法・区分所有法、管理組合会計・財務、建築・設備、管理委託契約・実務、適正化法・他法令の5科目を、合格ナビが作ったオリジナル問題と、初級・標準・上級の3段階の解説で学べます。登録なしで1問目から解けます。




科目から解く

- 区分所有法
- 債権・契約
- 標準管理規約

- 複式簿記の基礎
- 管理組合の会計処理
- 財務諸表
- 建築構造
- 建築基準法
- 給排水衛生設備

- 標準管理委託契約書
- 管理実務
- 管理業者の義務

- マンション管理適正化法総則
- 管理業務主任者
- マンション管理業者の登録
試験のあらまし
- 資格区分
- 国家資格(管理業務主任者)。マンションの管理の適正化の推進に関する法律(適正化法)に基づく。マンション管理業者は事務所ごとに30管理組合に1名以上の管理業務主任者の設置義務。
- 実施機関
- 一般社団法人 マンション管理業協会(国土交通大臣指定 試験機関)
- 受験資格
- 制限なし(年齢・学歴・国籍・実務経験を問わず誰でも受験可)
- 試験日
- 令和8年度は令和8年12月6日(日)(マンション管理業協会「令和8年度 管理業務主任者試験 実施要領」)
- 試験時間
- 13:00〜15:00(120分)。マンション管理士試験合格者の一部免除は13:10〜15:00(110分)・45問(「マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること」5問が免除。申込時に合格番号を記載)
- 出題数
- 四肢択一式 50問(マークシート方式)
- 出題範囲
- 民法・区分所有法/管理組合会計・財務/建築・設備/管理委託契約・実務/適正化法・他法令 の5分野横断(詳細は協会公表の試験要項を確認)
- 合格基準
- 50点満点中の合格基準点(年度ごとに公表・近年(令和5〜7年度)は概ね35〜38点で変動)
- 受験料
- 8,900円(非課税)。Web申込は別に事務手数料297円
出典:一般社団法人 マンション管理業協会の公式試験要項。受験手数料や日程は変わることがあるので、申込みの前に協会の公式サイトで確かめてください。最終確認日:2026-10-12。
本サイトは一般社団法人 マンション管理業協会と一切関係ありません。掲載問題は協会公表の過去問の転載ではなく、出題範囲を参照した合格ナビ独自の自作問題です。 試験の申込み・合格発表は、必ず協会の公式サイトで確認してください。
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よくある質問
Q管理業務主任者(管業)とはどんな資格ですか?
管理業務主任者は、マンション管理業者が事務所ごとに設置を義務づけられる国家資格です。マンションの管理の適正化の推進に関する法律(適正化法)に基づき、管理組合との委託契約の重要事項説明・契約成立時書面の交付・管理事務の報告を行います。マンション管理業者は事務所ごとに、管理事務の委託を受けた管理組合の数を30で割った数(端数切上げ)以上の専任の管理業務主任者を置く必要があります(適正化法56条1項・同法施行規則61条)。
Q管業試験に受験資格はありますか?
ありません。マンション管理業協会の試験Q&Aは「受験に際して制限は特にありません。年齢、学歴等に関係なく、誰でも受験することができます。」としています。なお、合格後に管理業務主任者の登録を受けるには、管理事務に関し2年以上の実務の経験を有することなど一定の要件があります。詳細は一般社団法人 マンション管理業協会(https://www.kanrikyo.or.jp/)でご確認ください。
Q試験の科目と問題数を教えてください。
管業試験は四肢択一式50問・マークシート方式・試験時間120分の一括試験です。主な出題範囲は 民法・区分所有法・管理組合会計・財務・建築・設備・管理委託契約・実務・適正化法・他法令 の5分野横断です。民法・区分所有法と適正化法はどちらも毎年出題される基幹分野です。
Qいちばん重要な科目はどこですか?
配点最大かつ最重要なのは 民法・区分所有法 です。区分所有法(建物の区分所有等に関する法律)の集会の決議要件・共用部分の持分・規約の変更が中核です(区分所有法は2026年4月1日施行の改正で決議要件が見直されているため、最新の条文で確認してください)。次いで 適正化法・他法令 は管理業務主任者の設置義務など業法の条文から問われる科目です。
Q合格基準は何点ですか?
合格基準点は「50問中○問正解」の形で年度ごとに公表されます。令和7年度は50問中36問正解(試験の一部免除者は45問中31問正解)でした。直近3回は令和5年度35問・令和6年度38問・令和7年度36問、平成28年度〜令和7年度の10回では33〜38問の範囲で、年度により変わります(マンション管理業協会「令和7年度 管理業務主任者試験 結果報告」)。令和8年度の合格基準点は、令和9年1月15日に協会のホームページに掲載される予定です。
Q合格率はどれくらいですか?
令和7年度は受験者14,435人・合格者2,832人で、合格率は19.6%でした。平成28年度〜令和7年度の10回では18.9%〜23.9%の範囲です(マンション管理業協会「令和7年度 管理業務主任者試験 結果報告」)。年度別の推移は 管業の難易度・合格率 にまとめています。
Q試験はいつ・どこで実施されますか?
令和8年度の管業試験は、令和8年12月6日(日)13時〜15時に実施されます。試験地は北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県・沖縄県とこれらの周辺地域です(マンション管理業協会「令和8年度 管理業務主任者試験 実施要領」)。令和7年度は8地域16会場で行われました。正確な日程・会場は一般社団法人 マンション管理業協会(https://www.kanrikyo.or.jp/)でご確認ください。
Q受験料はいくらですか?
令和8年度の受験手数料は8,900円(非課税)です。Web申込者は事務手数料297円(税込)が別に必要です(マンション管理業協会「令和8年度 管理業務主任者試験 実施要領」)。最新額・納付方法は一般社団法人 マンション管理業協会公式でご確認ください。
Q独学でも合格できますか?
独学で合格を目指すこともできます。合格ナビでは問題を5分野(民法・区分所有法/管理組合会計・財務/建築・設備/管理委託契約・実務/適正化法・他法令)に分けており、分野ごとに得点を積み上げられます。合格ナビは各分野の論点を、根拠条文つきのオリジナル問題と3段階の解説(初級・標準・上級)で提供しています。まずは 合格戦略の診断 で自分に合った勉強プランの型を確かめられます。
Qマンション管理士(マン管)とのダブル受験は可能ですか?
可能です。マンション管理業協会の試験Q&Aによると、マンション管理士試験の合格者は、申込時の申請により管業試験の「マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること」5問が免除され、全45問・午後1時10分から午後3時までの試験になります。令和7年度の免除者の合格基準点は45問中31問正解でした。マンション管理士試験の日程は、試験を実施する公益財団法人マンション管理センターの案内で確認してください。詳細は 独学ロードマップ を参照してください。
Q合格ナビの問題は本試験問題の転載ですか?
いいえ。掲載しているのは合格ナビが論点・出題範囲をもとに作成したオリジナル問題で、本試験問題の転載ではありません。設問・選択肢・解説はすべて独自作成し、各問の根拠条文(区分所有法◯条・民法◯条・適正化法◯条等)と国土交通省ガイドライン・標準管理委託契約書の参照箇所を明記しています。本サイトは一般社団法人 マンション管理業協会と一切関係ありません。協会・国土交通省が公表する公式情報を必ずあわせてご確認ください。いまは登録なしで、全問の問題と3段階の解説を見られます。
Q宅建士・賃管士の知識は活かせますか?
はい、大いに活かせます。民法・建築基準法は宅建士・賃管士の知識と共通で、特に賃管士の建築・設備科目は管業試験の建築・設備とほぼ重なります。一方、区分所有法・管理組合会計・標準管理委託契約書は管業独自の出題範囲のため、この3分野に学習時間を集中投下するのが効率的です。
Q管理業務主任者は何ヶ月で合格できますか?いつから始めればよいですか?
学習期間は、宅建士や賃管士の知識があるかで大きく変わります。民法・建築基準法・建築設備は論点が重なるため、既習者はその分野を短期間で得点源にでき、学習時間を管業独自の3分野(区分所有法・管理組合会計・標準管理委託契約書)に集中できます。未経験者は5分野すべてを一から積み上げる必要があります。合格基準点は直近3回で50問中35〜38問正解(令和5年度35問・令和6年度38問・令和7年度36問)と、正答率7割前後が必要な水準で、苦手分野を大きく残すと届きません(マンション管理業協会「令和7年度 管理業務主任者試験 結果報告」)。開始時期は、試験日(令和8年度は12月6日(日))から逆算します。マンション管理士試験もあわせて受ける場合は、その試験日も公式の案内で確認して計画を立てます。まず分野別の問題を数問ずつ解き、既に取れる分野と一から学ぶ分野を仕分けると、必要な期間と開始時期が具体的に見えます。
Q管理業務主任者の過去問はどれを使えばよいですか?
選ぶ基準は3つです。①解説に根拠条文が書いてあるか(区分所有法・マンション管理適正化法は条番号と数値要件の組み合わせで問われます)。②標準管理規約・標準管理委託契約書の最新改正が反映されているか(管業はここからの出題が多く、改訂前の内容のまま覚えると誤答につながります)。③分野別に回せるか(合格基準点が高いため、苦手分野を特定して潰す必要があります)。合格ナビは全問題に根拠条文を明記し、分野別に演習できます。
管業の試験をくわしく知る
科目ごとの出題数
- 民法・区分所有法(区分所有・規約・集会決議):当サイトの目安:約14〜16問(最重要・基幹科目)
- 管理組合会計・財務(仕訳・滞納・税務):当サイトの目安:約9〜11問(頻出・差がつく)
- 建築・設備(建築基準法・給排水・電気・防火・修繕):当サイトの目安:約9〜11問(安定得点)
- 管理委託契約・実務(標準管理委託契約書):当サイトの目安:約7〜8問(実務横断)
- 適正化法・他法令(業法・管理計画認定制度):当サイトの目安:約7〜8問(最重要・配点固定)
合格の基準
- 50点満点中の合格基準点(年度ごとに公表)以上で合格
- 協会が公表する合格基準は総得点の基準点のみ(科目別の基準は公表されていない)
- 近年(令和5〜7年度)の合格基準点は概ね35〜38点(70〜76%の正答率)で推移しており、年により変動
科目ごとの攻め方
区分所有法(建物の区分所有等に関する法律)と民法を扱う管業試験の基幹科目。区分所有者の共用部分の持分・規約・集会決議要件(普通決議/特別決議3/4/4/5)・建替え決議(4/5以上)が中核。令和2年4月施行の改正民法(債権法)対応必須で、敷金返還ルール明文化・契約不適合責任・個人根保証の極度額設定義務が出題頻度高。マン管試験と論点共有のためダブル受験者は得点源化しやすい。
マンション管理適正化法(業法)が中核。管理業者の登録制度・管理業務主任者の設置義務(30管理組合に1名以上)・委託契約の重要事項説明・管理計画認定制度(令和4年4月新設)が頻出。マンション管理業者向けの基本法であり、当サイトの分類では7〜8問程度(目安)。法改正反映・国土交通省ガイドライン更新で実務細則が随時変動するため確認日バッジ必須。
マンション管理組合の会計処理・修繕積立金会計・管理費滞納処理・管理組合の税務(法人税・消費税)を扱う。簿記未経験者にとっては最初の壁になりやすい科目だが、論点は限定的(仕訳・財務諸表・滞納債権の時効管理)で過去問演習で対応可能。商業簿記3級レベルの仕訳知識があれば9〜11問を安定得点源化できる。
建築基準法の用途規制・採光換気・防火構造、共用部分の給排水設備・電気設備・エレベーター・消防設備、長期修繕計画と大規模修繕の技術的論点。マンション固有の劣化診断・耐震診断も出題範囲。賃管士・宅建士の建築・設備とも論点共有が大きく、過去問演習で頻出パターンを押さえれば得点しやすい。
マンション標準管理委託契約書(国土交通省策定・令和7年12月12日改正・令和8年4月1日施行)の各条項・重要事項説明・基幹事務(会計・出納・運営補助)・委託料の根拠を扱う。実務横断的に管理組合と管理業者間の権利義務を整理する科目。当サイトの分類では7〜8問程度(目安)。標準管理委託契約書の条文確認が得点の鍵。
勉強のしかた
基幹科目の民法・区分所有法から固める
管業試験では民法・区分所有法が、当サイトの分類で最も問題数の多い基幹科目(目安:約14〜16問。協会は科目別の出題数を公表していません)です。集会決議要件(普通決議過半数/特別決議3/4・4/5/建替え4/5以上)・規約変更・共用部分の持分計算は確実に得点したい論点。マン管試験ともほぼ完全に論点共有のためダブル受験者は短期間で得点源化できます。
マンション管理適正化法は配点固定の得点源
適正化法は管理業務主任者の設置義務(30管理組合に1名)・委託契約の重要事項説明・管理計画認定制度(令和4年新設)が中核。当サイトの分類では7〜8問程度(目安)。法令ベースの暗記中心で短期間で得点源化しやすいため、試験直前期にも有効な科目です。
会計・建築・設備は捨てずに過去問パターン化
会計・建築・設備は技術論点が多く敬遠されがちですが、出題パターンは限定的です。簿記3級レベルの仕訳・修繕積立金会計の論点・建築基準法の用途規制・給排水設備の頻出パターンを過去問演習で押さえれば、合計18〜22問を安定得点源化できます。
50問120分・標準管理委託契約書の条文確認が鍵
試験時間は120分で50問=1問あたり2分24秒の配分です。管理委託契約の出題は「標準管理委託契約書(国交省)の条文確認」がほぼ全てのため、過去問演習で出題された条項を中心に標準契約書を反復確認することで7〜8問を確実に取れます。
合格ナビは管業の出題範囲・論点を参照し、設問文・選択肢・解説をすべて独自に創作しています。各問に根拠条文(マンション管理適正化法◯条・区分所有法◯条・民法◯条等)と国土交通省ガイドライン・標準管理委託契約書(令和7年12月12日改正・令和8年4月1日施行)の参照箇所を記しています。 運営:合格ナビ運営事務局(運営者情報)・編集方針。最終確認日 2026-10-12(令和8年度(2026年度)試験基準日 2026-04-01)。
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