危険物乙四
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

危険物乙四 危険物に関する法令 問96|品名・数量・倍数変更の届出タイミング

問題

危険物乙四 | 危険物に関する法令

危険物の品名・数量・指定数量の倍数の変更に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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答え合わせ

正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正しいのはウです。危険物の数量を変更するときは変更しようとする日の10日前までに届け出ます。

  • ア(誤): 「変更した日の翌日から10日以内」(事後)ではなく、「変更しようとする日の10日前まで」(事前)が正しい。
  • イ(誤): 指定数量未満の場所が指定数量以上になるなら、貯蔵する前に製造所等の設置許可が必要。変更後の申請では無許可貯蔵になる。
  • ウ(正): 変更しようとする日の10日前までに市町村長等へ届け出る。
  • エ(誤): 「許可」ではなく「届出」で足りる。
  • オ(誤): 「3か月以内」という規定はない。事前10日前が正しい。

「品名・数量・倍数変更=事前10日前に届出(許可ではない・事後でもない)」を押さえます。

品名・数量・倍数変更の届出(消防法第11条の4):

製造所等の位置・構造・設備を変更しないで品名・数量・指定数量の倍数を変更する場合、「許可」は不要で「届出」で足ります。ただし届出のタイミングは事前(変更しようとする日の10日前まで)です。

  • ア(誤): 「変更した日の翌日から10日以内」は事後届出の記述であり誤り。正しくは「変更しようとする日の10日前まで」(事前届出)。
  • イ(誤): 0.8倍の場所はまだ製造所等ではないため、第11条の4の届出の場面ではありません。指定数量以上を貯蔵するには、貯蔵する前に製造所等の設置許可(消防法第11条第1項)を受け、完成検査に合格してから使用します。変更後に申請するのでは、指定数量以上を貯蔵所以外で貯蔵した無許可貯蔵(第10条第1項違反)になります。
  • ウ(正): 危険物の数量を増やそうとする場合(品名・倍数変更も同様)は、変更しようとする日の10日前までに市町村長等へ届け出る(消防法第11条の4)。
  • エ(誤): 品名・数量・倍数の変更は「届出」(許可ではない)。設置・変更(位置・構造・設備の変更)のみ許可が必要。
  • オ(誤): 「3か月以内」という規定は存在しない。事前10日前が正しい。

引っかけパターン:

  • 「事後10日以内」とする誤り(事前10日前)
  • 「許可が必要」とする誤り(届出で足りる)
  • 「事後届出でよい」という期限なし誤り
  • 指定数量未満→以上を「変更後に申請」とする誤り(事前に設置許可)

「品名・数量・倍数変更=事前10日前・届出(許可不要)」の3点セット。

【理論的背景】

製造所等に関する手続には「許可」「承認」「届出」があります。市町村長等の「許可」が必要なのは、製造所等の設置と、位置・構造・設備の変更です(消防法第11条第1項)。これに対し、第11条の4は「位置、構造又は設備を変更しないで」品名・数量・倍数を変更する場合を対象とし、許可ではなく届出としています。届出の期限は「変更しようとする日の十日前まで」で、事前の届出です。

この届出制度は、すでに許可を受けた製造所等が前提です。指定数量以上の危険物は、貯蔵所以外の場所で貯蔵できません(第10条第1項)。そのため、指定数量未満で製造所等になっていない場所が指定数量以上を貯蔵するようになる場合(イ)は、届出の場面ではなく、事前に製造所等の設置許可を受ける場面です。

【実務・条文構造】

消防法第11条の4:

位置・構造・設備を変更しないで、貯蔵し、または取り扱う危険物の品名・数量・指定数量の倍数を変更しようとする者は、変更しようとする日の10日前までに、市町村長等に届け出る(要旨)。

許可・届出・承認の体系:

  • 製造所等の設置、位置・構造・設備の変更 → 許可(消防法第11条第1項)。完成検査に合格するまで使用不可(同条第5項)
  • 品名・数量・倍数の変更 → 届出(事前10日前)(消防法第11条の4)
  • 譲渡・引渡し(承継者が届出)・用途廃止・保安監督者の選任・解任 → 届出(遅滞なく)(第11条第6項・第12条の6・第13条第2項)
  • 仮使用 → 市町村長等の承認(第11条第5項ただし書)
  • 仮貯蔵・仮取扱い(10日以内)→ 所轄消防長・消防署長の承認(第10条第1項ただし書)

【試験での位置づけ】

品名・数量・倍数変更の届出は法令A頻出の典型問題です。核心は(1)「許可」ではなく「届出」、(2)「事後10日以内」ではなく「事前10日前まで」、(3)指定数量未満の場所が指定数量以上になる場合は届出ではなく事前の設置許可、の3点です。「許可事項」(設置・構造変更)と「届出事項」(品名・数量・倍数変更)、「事前届出」(品名・数量・倍数変更)と「遅滞なく届出」(譲渡・廃止・保安監督者)の区別を表で整理すると確実に得点できます。

【各選択肢の発展補足】

  • ア(誤): 「事後10日以内」は誤り。「変更しようとする日の10日前まで」(事前)が正しい。
  • イ(誤): 0.8倍→1.2倍は製造所等でない場所が指定数量以上になる場合。貯蔵前に設置許可(消防法第11条第1項)が必要で、変更後の申請では無許可貯蔵(第10条第1項違反)となる。
  • ウ(正): 変更しようとする日の10日前までに届出(消防法第11条の4)。
  • エ(誤): 「許可事項」ではなく「届出事項」。許可が必要なのは位置・構造・設備の変更。
  • オ(誤): 「3か月以内」という規定は消防法に存在しない。

【根拠法令】消防法第10条第1項・第11条第1項・第11条の4。

【補足】位置・構造・設備を変えない品名・数量・倍数の変更は「変更しようとする日の10日前まで」に届出(許可不要・事前届出)。「事後10日以内」「許可が必要」は誤り。指定数量未満→以上は事前に設置許可。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(公表問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 消防法第11条の4(品名・数量・倍数の変更は変更しようとする日の10日前まで)・第10条第1項・第11条第1項。製造所等の位置・構造・設備を変更しないで品名・数量・倍数を変更する場合は「許可」ではなく「届出(事前)」であり、「変更しようとする日の10日前までに」届け出る。指定数量未満の場所で指定数量以上を貯蔵するようになる場合は、事前に製造所等の設置許可が必要。 現行の消防法令(2026年基準)に準拠し、根拠法令・規則を明記しています。

この問題の関連トピック

  • 品名・数量・倍数変更の届出タイミング(事前10日前
  • 頻出度A

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