第二種電工 工事の方法 問42:工事の方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
単相3 線式100/200 V 屋内配線の住宅用分電 盤の工事を施工した。不適切なものは。
- アルームエアコン(単相200 V)の分岐回路に2 極2 素子の配線用遮断器を取り
- イ電熱器(単相100 V)の分岐回路に2 極2 素子の配線用遮断器を取り付けた。
- ウ主開閉器の中性極に銅バーを取り付けた。
- エ電灯専用(単相100 V)の分岐回路に2 極1 素子の配線用遮断器を取り付け,正答
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住宅用分電盤の工事で不適切なものを選ぶ問題。単相3線式は100Vと200Vの両方が使える配線方式。200V回路(エアコン等)には2極2素子の遮断器が必要。100V回路には2極1素子でも使えるが、中性線(素子なし)の取り付け方に注意が必要。選択肢エは「電灯専用100V回路に2極1素子で、素子のある極を中性線側に取り付けた」場合で、これは不適切。正答はエ。
単相3線式分電盤の配線用遮断器の選定:①200V回路(単相200V)→2極2素子:L1相とL2相の両方に素子(遮断機構)がある遮断器が必要。②100V回路(単相100V)→2極1素子:電圧線(L1またはL2)側に素子、中性線側には素子なし。重要:2極1素子の遮断器は「素子のある極を電圧線側(非接地側)に接続」することが規定。選択肢エは「素子のある極を中性線側に取り付けた」とあり、これは逆接続で不適切。ア・イ(2極2素子)は200V・100Vどちらにも使用可。ウ(主開閉器中性極に銅バー)→中性線は遮断素子なしで銅バー直結が標準で適切。正答はエ。
単相3線式住宅用分電盤の設計・施工は第二種電気工事士の実務で最も頻繁に行われる作業のひとつ。2極1素子遮断器の接続方向(素子のある極=非接地側)は安全設計の基本中の基本。
【2極1素子の接続規定の根拠】配線用遮断器(MCCB)の役割は「過電流・短絡電流を遮断して電線・負荷を保護すること」。100V回路では電圧線(非接地側)に過電流が流れるため、素子は電圧線側に設置する。中性線(接地側)に素子を設けると、遮断時に電圧線側の電流が遮断されず危険状態が残る。
【中性線の扱い】単相3線式の中性線(中性極)は電技解釈で「遮断してはならない」とされている(断線保護の観点)。主開閉器の中性極は銅バー(中性線スペーサー)で直結するのが規定通りの施工。各分岐回路の100V遮断器では2極1素子(中性線側素子なし)を使用するが、200V分岐では2極2素子が必要。
【問42・45の共通点】問42(R4上後期)と問45(R5上後期)は同一の選択肢・正答(エ)の問題。試験で分電盤工事の問題は繰り返し出題される重要テーマ。「2極1素子は素子のある極を非接地側(電圧線側)に接続」という一点を確実に覚えることが合格のポイント。正答はエ。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和4年度上期(午後) 第二種電気工事士 学科試験 問21(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。