第二種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第二種電工 令和5年度上期午前 問20|工事の方法

問題

第二種電工 | 工事の方法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

低圧屋内配線工事(臨時配線工事の場合を除く)で,600V ビニル絶縁ビニルシースケーブルを用いたケーブル工事の施工方法として,適切なものは。

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答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

ケーブル工事の施工方法で、決まりに合っているものを選ぶ問題です。ア:垂直に取り付けても、支持点の間は6mまでなので、8mは不適切です。イ:電話線などの弱電流電線は、同じ管に一緒に入れてはいけません。ウ:ビニル絶縁ビニルシースケーブルを、コンクリートの中に直接埋めてはいけません。エ:ケーブルを曲げるときの内側の半径は、外径の6倍以上(単心は8倍以上)なので、8倍は決まりに合っています。正答はエです。

ケーブル工事の主な施設方法(電気設備の技術基準の解釈・内線規程)を選択肢に当てはめます。

・支持点間の距離:造営材の下面または側面に沿って取り付ける場合は2 m以下。ただし、接触防護措置を施した場所で垂直に取り付ける場合は6 m以下。→ アの8 mは6 mを超えるので不適切

・弱電流電線との関係:低圧配線と、金属製遮へい層のない電話用弱電流電線を同一の管に収めて施設してはならない。→ イは不適切

・コンクリートへの埋設:600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルをコンクリートに直接埋め込んではならない(管などに収める)。→ ウは不適切

・屈曲部の半径:ケーブルを曲げる場合は、屈曲部の内側の半径をケーブル外径の6倍(単心のものは8倍)以上とする。→ エの8倍は適切

正答は(エ)です。

ケーブル工事は施設場所の制限が少ない工事方法ですが、支持の間隔・弱電流電線との関係・埋設方法・曲げ半径などに細かい決まりがあります。

【支持点間の距離】電技解釈第164条では、ケーブルを造営材の下面または側面に沿って取り付ける場合の支持点間の距離を2 m以下と定めています。ただし、接触防護措置を施した場所で垂直に取り付ける場合に限り、6 m以下まで認められています。「垂直」だけでも「接触防護措置」だけでも緩和されず、両方がそろう場合の特例です(接触防護措置は、屋内では床上2.3 m以上など、人が容易に触れない高さ・範囲に施設すること)。本問アは8 mで、特例の上限6 mも超えているので不適切です。

【弱電流電線と同一の管に収めない理由】強電流の電線と電話線などの弱電流電線が同じ管の中で接していると、絶縁が劣化したときに混触し、弱電流電線側に高い電圧がかかって機器の損傷や感電につながるおそれがあります。

【コンクリートへの直接埋設】コンクリート内の配線は、打設前に合成樹脂管(CD管など)や金属管を埋め込み、あとからケーブルを通すのが基本です。ケーブルをコンクリートに直接埋め込めるのは、MIケーブルやコンクリート直埋用ケーブルなど、その用途に適したケーブルを使う場合に限られます。一般の600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルを直接埋め込む(ウ)のは不適切です。

【屈曲部の半径】ケーブルを急に曲げると、シースや絶縁体が傷んで絶縁不良の原因になります。内線規程では、屈曲部の内側の半径をケーブル外径の6倍以上(単心のものは8倍以上)とするよう示されています。エの丸形ケーブルは8倍で、単心でも満たす値なので適切です。正答は(エ)です。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問20(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。