第一種電工 自家用電気工作物の検査方法 問4:自家用電気工作物の検査方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-14)
受電電圧6 600 V の受電設備が完成した時 の自主検査で,一般に行わないものは。
- ア高圧電路の絶縁耐力試験
- イ高圧機器の接地抵抗測定
- ウ動作周波数試験正答
- エ位相特性試験
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受電電圧6600Vの受電設備が完成したときに行う自主検査には、高圧電路の絶縁耐力試験、高圧機器の接地抵抗測定、地絡継電器の動作試験などがあります。この中で「動作周波数試験」は一般的に受電設備の自主検査では実施しない項目です。動作周波数試験は発電機やモータの周波数特性を確認するための特殊な試験であり、受電設備の完成時点検には含まれません。正答はウです。
受電電圧6600Vの高圧受電設備が完成したときの自主検査(竣工検査)では、電気設備技術基準と電技解釈に基づき以下の試験を一般的に実施します。アの高圧電路の絶縁耐力試験は最大使用電圧の1.5倍の電圧を10分間印加する試験で、竣工検査の必須項目です。イの高圧機器の接地抵抗測定は変圧器の外箱・高圧機器のA種/D種接地を確認する必須項目です。エの地絡継電器の動作試験は保護継電器(GR、DGR)の正常動作確認で必須です。一方、ウの動作周波数試験は受電設備の竣工検査では一般に行わない項目です。動作周波数試験は発電設備や誘導電動機の周波数特性評価に用いられる試験であり、受電側設備には該当しません。正答はウです。
本問は高圧受電設備の自主検査(竣工検査)における試験項目の適否を問います。電気事業法第42条に基づく「保安規程」と、電技解釈の規定により、最大電力500kW未満の自家用電気工作物の使用前自主検査は電気主任技術者(または保安管理業務外部委託先)が実施します。
【竣工検査の主要試験項目】
- 高圧電路の絶縁耐力試験:電技解釈第15条(最大使用電圧×1.5倍、10分間)
- 絶縁抵抗測定:高圧電路の絶縁抵抗値確認(1000MΩ以上が目安)
- 接地抵抗測定:A種(10Ω以下)、B種(規定値以下)、C種/D種(10Ω/100Ω以下)
- 保護継電器試験:OCR(過電流継電器)・GR(地絡継電器)・OVR(過電圧継電器)の動作電流・動作時間確認
- 変圧器の極性試験・変圧比測定
- 高低圧混触防止板(ダブルシールド)の確認
【動作周波数試験について】動作周波数試験は継電器が特定の周波数(例:60Hz)で正常に動作するかを確認するもので、周波数継電器(81O・81U)のある系統連系設備の確認試験です。一般的な受電設備には周波数継電器が設置されないため、竣工自主検査の標準項目には含まれません。位相特性試験(エ)も誘導電動機の特性評価試験であり、受電設備竣工検査とは別のカテゴリです。第一種電気工事士実務では自主検査記録の作成と保存(5年間)も義務づけられており、電験三種「電気施設管理」科目でも試験種類の知識は頻出です。
本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています(公式FAQで教育目的の許諾不要・使用料不要を明示容認・GREEN判定)。 根拠・出典:出典:令和6年度 第一種電気工事士 学科試験 問37(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき段差性のあるAI解説(初心者・標準・上級)を作成しています。