地形測量14出典: 令和4年度 問14

測量士補 地形測量 問14:出典: 令和4年度 問14

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-19

次のa〜dの文は,公共測量の地形測量における等高線による地形表現について述べたものである。ア〜オに入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。 a.等高線は,間隔が広いほど傾斜が【ア】地形を表す。 b.等高線の区分において,【イ】とは,0 mの【ウ】及びこれより起算して5本目ごとの【ウ】をいう。 c.等高線は,山頂のほか凹地でも【エ】する。 d.等高線が谷を横断するときは,谷を【オ】から谷筋を直角に横断する。 | | ア | イ | ウ | エ | オ | |---|--------|--------|--------|------|--------------| | 1 | 緩やかな | 計曲線 | 主曲線 | 閉合 | 上流の方へ上がって | | 2 | 急な | 補助曲線 | 計曲線 | 交差 | 下流の方へ下がって | | 3 | 緩やかな | 主曲線 | 補助曲線 | 閉合 | 下流の方へ下がって | | 4 | 急な | 計曲線 | 主曲線 | 閉合 | 下流の方へ下がって | | 5 | 緩やかな | 補助曲線 | 計曲線 | 交差 | 上流の方へ上がって |

  • 1ア:緩やかな/イ:計曲線/ウ:主曲線/エ:閉合/オ:上流の方へ上がって正答
  • 2ア:急な/イ:補助曲線/ウ:計曲線/エ:交差/オ:下流の方へ下がって
  • 3ア:緩やかな/イ:主曲線/ウ:補助曲線/エ:閉合/オ:下流の方へ下がって
  • 4ア:急な/イ:計曲線/ウ:主曲線/エ:閉合/オ:下流の方へ下がって
  • 5ア:緩やかな/イ:補助曲線/ウ:計曲線/エ:交差/オ:上流の方へ上がって
正答:1ア:緩やかな/イ:計曲線/ウ:主曲線/エ:閉合/オ:上流の方へ上がって

AI解説(初心者・標準・上級)

理解度に合わせて3レベルの解説を無料で読めます。根拠(測量法・作業規程の準則・計算式根拠)も明記。

初心者向けまずはここから。やさしく要点を解説

等高線の基本ルールを覚えましょう。

ア「緩やかな」:等高線の間隔が広いほど傾斜は緩やかです。間隔が狭いほど急傾斜になります。

イ「計曲線」ウ「主曲線」:等高線の区分は3種類。主曲線は基本の間隔で描く線、計曲線は0 mの主曲線から5本ごとの太い線(判読しやすくするため)、補助曲線は主曲線の間を補うために必要に応じて描く細い線です。

エ「閉合」:等高線は山頂だけでなく、凹地(くぼ地)でも必ず閉じた曲線(閉合)になります。

オ「上流の方へ上がって」:谷を横断するとき、等高線は上流側(奥)に向かってV字型に曲がり込んでから直角に横断します。

以上から選択肢1が正解です(270字)。

標準試験対策の基準レベル

等高線の4つのルールを体系的に整理します。

ア「緩やかな」:等高線は同じ高さの点を結んだ線です。傾斜が緩ければ高さが変わるまでの水平距離が長くなるため、等高線間隔は広くなります。逆に急傾斜では間隔が詰まります。

イ「計曲線」ウ「主曲線」:公共測量の等高線区分は次の3種類です。

  • 主曲線:基本等高線間隔ごとに引く細い実線
  • 計曲線:0 m主曲線を起算点として5本ごとに引く太い実線(標高読み取りを容易にする)
  • 補助曲線:地形の特徴を表すために主曲線の間に追加する破線

問題文「0 mの主曲線及びこれより起算して5本目ごとの主曲線をいう」=計曲線の定義です。

エ「閉合」:等高線は他の等高線と交わらず、必ず閉じた曲線になります。山頂も凹地も同様に閉合します(凹地の場合は内側に短線=凹地記号を付けることで区別)。

オ「上流の方へ上がって」:谷(水が流れる低い場所)を等高線が横断するとき、等高線は谷筋に向かって上流側(奥)にV字型に入り込み、谷筋に直角に交わります。尾根の場合は逆に下流方向(外側)に張り出します(512字)。

上級誤答論破・根拠条文・実務応用まで深掘り

等高線の性質と公共測量規程における定義を深掘りし、試験対策と実務への接続まで解説します。

1. 等高線の7大原則

公共測量の地図作成で押さえるべき等高線の性質:

1. 同一等高線上の点はすべて同じ標高

2. 等高線は必ず閉合する(島状でも陸外で閉じる)

3. 等高線は交差・合流しない(垂直崖では重なる場合あり)

4. 間隔が広い=緩傾斜、間隔が狭い=急傾斜、等間隔=均等傾斜

5. 谷では上流(奥)にV字、尾根では下流(外)にV字

6. 凹地は閉合等高線に凹地記号(短線)を付加

7. 等高線は傾斜の最大方向に直交

2. 等高線の区分(公共測量作業規程準則 第88条)

| 種別 | 定義 | 線種 |

|------|------|------|

| 主曲線 | 基本等高線間隔ごと | 細実線 |

| 計曲線 | 0 m主曲線から5本ごと | 太実線 |

| 補助曲線 | 主曲線の1/2間隔(必要箇所) | 細破線 |

| 間曲線 | 主曲線の1/2間隔(特定箇所) | 細破線(一部) |

「計曲線=0 m起算で5本ごとの主曲線」という定義は頻出。縮尺1/25000では等高線間隔10 m、計曲線間隔50 mが標準です。

3. 谷と尾根の等高線形状の理解

谷の等高線:山の奥側(上流・高い方)に向かってV字に曲がる

尾根の等高線:山の外側(下流・低い方)に向かってV字に張り出す

「等高線が谷を横断するときは,上流の方へ上がって谷筋を直角に横断する」というルールは、地図読図の基本です。実際の地形図判読や、写真測量によるDEM(数値標高モデル)の等高線生成においても同一の原則が適用されます。

4. 試験頻出ポイントと上位資格への接続

  • 計曲線の定義(5本ごと・0 m起算)は毎年頻出
  • 凹地記号(短線)との組み合わせ問題も頻出
  • 測量士(上位資格)では等高線間隔と縮尺・精度の関係、地形分類との対応まで問われる
  • GIS分野では等高線データからDEM・TIN(不規則三角網)を生成する手法へ接続(1,100字相当)
出典・根拠について

本問は国土地理院が公表した過去問題を出典明記の上で引用しています(コンテンツ利用規約PDL1.0で出典明記による複製・商用利用を許諾・GREEN判定)。 根拠・出典:出典: 令和4年度 測量士補試験 問14(国土地理院)/国土地理院コンテンツ利用規約・PDL1.0に基づき利用 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)や国土地理院公式(https://www.gsi.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-19)。

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執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 測量法・作業規程の準則・計算式根拠に基づき段差性のあるAI解説(初心者・標準・上級)を作成しています。

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