検査・法令3検査・法令

第二種電工 検査・法令 問3:検査・法令

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

次の空欄(A),(B)及び(C)に当てはまる組 合せとして,正しいものは。 使用電圧が300 V を超える低圧の電路の 電線相互間及び電路と大地との間の絶縁抵抗 は区切ることのできる電路ごとに ]以上でなければならない。また, 当該電路に施設する機械器具の金属製の台 及び外箱には 接地工事を施し,接地 抵抗値は []以下に施設することが 必要である。 ただし,当該電路に施設された地絡遮断装置 の動作時間は0.5 秒を超えるものとする。

  • (A)0.4正答
  • (A)0.4
  • (A)0.2
  • (A)0.4
正答:(A)0.4

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使用電圧が300Vを超える低圧の電路(三相440V回路など)は、最も厳しい絶縁抵抗基準が適用される。電技解釈により、絶縁抵抗は0.4MΩ以上が必要。300V以下(0.1または0.2MΩ)より高い基準値なのは、電圧が高いほど絶縁破壊のリスクが高まるからである。また接地工事はC種が必要で、接地抵抗値は10Ω以下(地絡遮断装置の動作時間が0.5秒を超える場合)。選択肢アが「(A)0.4・C種・10Ω」の正しい組合せで正答は(ア)。

標準試験対策の基準レベル

電技解釈第58条の絶縁抵抗値は3段階に区分される。①対地電圧150V以下:0.1MΩ以上、②対地電圧150V超300V以下:0.2MΩ以上、③使用電圧300V超:0.4MΩ以上。本問は「使用電圧300V超」であるため0.4MΩ以上が必要。次に接地工事。使用電圧が300Vを超える低圧機器(三相440Vモーターや変圧器二次側440V等)の金属外箱にはC種接地工事を施す。C種接地の抵抗値は原則10Ω以下。地絡遮断装置が0.5秒以内に動作する場合のみ500Ω以下への緩和が認められるが、本問は「0.5秒を超える」ため緩和なし・10Ω以下の適用。選択肢ア「(A)0.4・C種・10Ω」が全条件に合致し正答は(ア)。問01(使用電圧300V以下・対地電圧150V超)は0.2MΩ・C種・10Ωなのでぜひセットで覚えること。

上級誤答論破・根拠規定・実務応用まで深掘り

本問は電技解釈第58条(絶縁抵抗)と第17条(接地工事)の組合せ問題で、問01と対になる重要論点。300V超と300V以下の境界を確実に押さえることが必要。

【絶縁抵抗値の3区分まとめ】

電技解釈第58条は電路の使用電圧と対地電圧を基準として規定している。

  • 区分A(対地電圧150V以下):0.1MΩ以上。対象は単相2線100V回路、単相3線の100V側(L1/L2と中性線の間)など。
  • 区分B(対地電圧150V超・使用電圧300V以下):0.2MΩ以上。対象は三相3線200V、単相3線の200V側(L1-L2間)など。
  • 区分C(使用電圧300V超):0.4MΩ以上。対象は三相3線440V(工場の大型モーターなど)。

【接地工事の種類と300V境界】

電技解釈第17条は接地工事を使用電圧300Vで区分している。

  • 300V超の低圧機器:C種接地。10Ω以下(0.5秒以内遮断装置がある場合500Ω以下)
  • 300V以下の低圧機器:D種接地。100Ω以下(0.5秒以内遮断装置がある場合500Ω以下)

問01と問03の違いを整理すると「対地電圧150V超300V以下→0.2MΩ・C種・10Ω」「使用電圧300V超→0.4MΩ・C種・10Ω」。C種接地の対象は300Vを境にして上下両方にまたがることに注意(300V超=C種、300V以下=D種)。

【三相440V設備と実務】

工場等で使用される三相3線式440V設備は使用電圧300V超に該当する。コンベアモーター・プレス機・大型ファンなどに使われ、感電時の被害は200V系よりさらに大きい。竣工検査では500V絶縁抵抗計(メガー)を使用し、各相と接地間の絶縁抵抗を全て測定する。一か所でも0.4MΩを下回る場合は不合格で修正・再測定が必要。また接地工事の接地抵抗は専用の接地抵抗計で測定し、10Ωを超える場合は接地棒の追加打ち込みや接地銅板の設置で対応する。正答は(ア)。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問26(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

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