問題
キュービクル式高圧受電設備の特徴として,誤っているものは。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
キュービクル式高圧受電設備の特徴として誤っているものを選ぶ問題です。誤りはエです。キュービクルは受電用の機器一式を金属製の箱に収めた設備ですが、屋外に置く場合は雨や雪の吹き込み、浸水を防ぐ構造にする必要があります。「雨等の吹き込みを考慮する必要がない」は誤りです。接地された金属箱に収めるので安全性が高いこと(ア)、開放形より小さな面積に置けること(イ)、工場で組み立てるため現地工事が簡単で工期が短いこと(ウ)は正しい特徴です。正答はエです。
キュービクル式高圧受電設備は、受電に必要な機器(遮断器、変圧器、計器用変成器、保護継電器など)を、工場で接地された金属製の箱に組み込んだ設備です。ア(正しい):充電部が金属箱で覆われ、箱には接地工事が施されるので、感電の危険が少なく安全性が高い設備です。イ(正しい):機器を箱の中にまとめて配置するため、機器を鉄骨のフレームに組み上げる開放形受電設備より設置面積が小さくて済みます。ウ(正しい):工場で組立て・試験をしてから搬入するので、現地での工事が簡単で工期も短縮できます。エ(誤り):屋外に設置する場合は屋外用のキュービクルとし、雨水の吹き込みや浸入を防ぐ構造(屋根、換気口の雨よけ、扉のパッキンなど)が必要です。基礎の高さを確保して浸水を防ぐことも大切です。正答はエです。
本問は、キュービクル式と開放形の高圧受電設備の違いを問います。
【キュービクル式の主な特徴】
- 安全性:充電部が接地された金属箱に収められ、人が触れにくい
- 省スペース:機器を箱の中に集約するため、開放形より設置面積が小さい
- 工期・品質:工場で組立て・試験を行うので、現地工事が少なく工期が短い。品質も安定する
- 保守:扉を開けて点検するため、内部の機器配置によっては点検の作業スペースが限られる
【屋外設置での注意(エが誤りの理由)】
- 屋外用キュービクルは、雨水・雪の吹き込みや浸入を防ぐ構造とする(屋根の水切り、換気口の防雨構造、扉のパッキン)
- 基礎は地面より高くし、浸水や小動物の侵入を防ぐ。ケーブルの引込口の隙間をふさぐ
- 直射日光による温度上昇にも配慮し、換気を確保する
屋内・屋外のどちらでも、設置場所の条件に合った構造と施工が必要です。
【開放形受電設備との比較】開放形は機器を鉄骨のフレームに取り付けて受電室に設置する方式で、点検や機器の交換がしやすい反面、広い面積と専用の受電室が必要になり、充電部が露出するため立入りの制限などの安全対策が欠かせません。
【関連規格】キュービクル式高圧受電設備はJIS C 4620に規定され、配線図問題でも「JIS C 4620適合品」として出題されます。主遮断装置の形式(CB形・PF・S形)や保護協調とあわせて整理しておきましょう。
出典と作り方
本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。 根拠・出典:出典:令和2年度 第一種電気工事士 学科試験 問21(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき、段差のある3段階の解説(初心者・標準・上級)を作成しています。

