第一種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第一種電工 令和7年度 問16|電気機器・蓄電池・配線器具

問題

第一種電工 | 電気機器・蓄電池・配線器具 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-14

図は,ボイラの水の循環方式のうち,自然 循環ボイラの構成図である。図中の①,② 及び③の組合せとして,正しいものは。 蒸気 ドラム ② ① タービンへ ③ 水 給水ポンプ 燃焼ガス 煙突へ

問題の図(自然循環ボイラの構成図)(出典: 令和7年度 第一種電気工事士 学科試験 問16/電気技術者試験センター)

図・写真の中の記号が イ・ロ・ハ・ニ のときは、選択肢の ア・イ・ウ・エ に順に対応します(試験の問題用紙の表記)。

図の出典:令和7年度 第一種電気工事士 学科試験 問16(一般財団法人 電気技術者試験センター)

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答え合わせ

正解は エ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

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解説

自然循環ボイラは、水と蒸気の密度差を利用して水を循環させる仕組み。給水は節炭器(エコノマイザ)で予熱されてからボイラに入る。次に蒸発管で水が熱せられて蒸気になる。発生した蒸気は過熱器でさらに加熱されて高温の過熱蒸気となり、タービンへ送られる。図の構成は①蒸発管②過熱器③節炭器の順番(エ)が正解。燃焼ガスは下から上に流れ、節炭器は一番上流側(排ガス側)に位置する。

自然循環ボイラの各構成要素と配置を理解する。蒸気ドラムを中心に、水側には「蒸発管」、蒸気側には「過熱器」、給水系には「節炭器(エコノマイザ)」が配置される。燃焼ガスの流れ:燃焼室→蒸発管(①)→過熱器(②)→節炭器(③)→煙突という順番になる。燃焼ガス温度は燃焼室に近いほど高いため、最も高温を必要とする蒸発管が燃焼室直近に置かれる。過熱器は蒸気をさらに昇温する機器で蒸発管より下流。節炭器は排ガスの余熱で給水を予熱する省エネ設備で最も下流(煙突側)に配置。図では給水ポンプから③節炭器→ドラム(蒸発管①)→②過熱器→タービン。正答エ(①蒸発管②過熱器③節炭器)。

【自然循環ボイラの構成と熱サイクル】ボイラは火力発電所や工場の蒸気生産設備の中核。第一種電気工事士では発電設備(汽力発電)の論点として頻出。

【自然循環ボイラの循環原理】水と飽和蒸気の密度差(水:約1kg/L、飽和蒸気:0.1kg/L程度)を駆動力として、ポンプなしに自然循環する。上昇管(蒸発管)では水が加熱されて汽水混合物となり上昇し、降水管ではサブクールな水が下降する。このループ循環がボイラの基本動作。

【各機器の役割と配置】節炭器(エコノマイザ):排ガス熱で給水を約100-200℃に予熱。熱効率を数%向上させる重要な省エネ機器。燃焼ガス流れの最下流(最低温部)に配置。蒸発管(水管):主燃焼熱で水を飽和蒸気に変換。最高温の燃焼ガスに直接さらされる①の位置。過熱器:飽和蒸気(100%湿り度=0)を過熱蒸気(温度さらに上昇)に変換。タービン効率向上に不可欠。②の位置。

【図中①②③の特定】給水ポンプから水が流入し、③(節炭器)で予熱→蒸気ドラムに入り①(蒸発管)で蒸発→②(過熱器)で過熱→タービンへ。燃焼ガスは①→②→③の順に流れる。正答エ(①蒸発管②過熱器③節炭器)。

【電験・第一種電工の発展】ランキンサイクル(蒸気タービンの基本熱サイクル)では節炭器→ボイラ(蒸発)→過熱器→タービン→復水器→給水ポンプの順。再熱・再生サイクルを組み合わせた複合発電は電験三種・電験二種の重要論点。

この問題の根拠出典:令和7年度 第一種電気工事士 学科試験 問16(一般財団法人 電気技術者試験センター)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

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執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき、段差のある3段階の解説(初心者・標準・上級)を作成しています。