電気機器・蓄電池・配線器具6電気機器・蓄電池・配線器具

第一種電工 電気機器・蓄電池・配線器具 問6:電気機器・蓄電池・配線器具

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-14

定格出力22 kW,極数4 の三相誘導電動機が 電源周波数60 Hz,滑り5 %で運転されている。 このときの1 分間当たりの回転数は。

  • 1 620
  • 1 710正答
  • 1 800
  • 1 890
正答:1 710

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三相誘導電動機の回転速度を求める問題。まず「同期速度」を求める。同期速度ns=120×周波数f÷極数P。f=60Hz、P=4極なので ns=120×60÷4=1800rpm。実際の回転数nは滑りs(スリップ)を使い n=ns×(1-s)=1800×(1-0.05)=1800×0.95=1710rpm(正答イ)。滑り5%とは同期速度の5%分だけ遅れているということ。周波数60Hzの地域(関西・中部以西)特有の数値なので注意。

標準試験対策の基準レベル

三相誘導電動機の実回転数を求める。同期速度ns=120f/P(rpm)で算出する。f=60Hz、極数P=4の場合:ns=120×60/4=1800rpm。次に滑りs=0.05(5%)を考慮した実回転数:n=ns×(1-s)=1800×(1-0.05)=1800×0.95=1710rpm(正答イ)。選択肢の1620は s=10%、1710は s=5%(正答)、1800は同期速度(s=0%・理論値)、1890は誤り(実際にはns以上にはなれない)。誘導電動機は回転磁界に対して常に遅れて回転するためs>0であり、n<nsとなる。同期速度に達するには外部から機械的に回転させる必要があり、その状態は発電機動作となる。定格出力22kWは本問の計算では使用しない(余剰情報)。

上級誤答論破・根拠規定・実務応用まで深掘り

【三相誘導電動機の速度計算と滑りの意味】第一種電気工事士で頻出の誘導電動機動作原理。電験三種「機械」科目でも基礎中の基礎。

【同期速度の算出】回転磁界の速度(同期速度)ns=120f/P [rpm]。f=60Hz、P=4極:ns=120×60/4=7200/4=1800rpm。50Hz地域(東日本)では ns=120×50/4=1500rpm となり、関東・東北と関西・中部以西で異なる点に注意。

【滑り(スリップ)の定義と意味】滑り s=(ns-n)/ns。誘導電動機は固定子の回転磁界が回転子導体と鎖交する際の電磁誘導(ファラデーの法則)でトルクを発生させる。回転子が同期速度と同速度で回転すると磁束の変化がゼロとなり誘導電流もゼロ→トルクゼロ。したがって誘導電動機は必ず同期速度より低い速度で運転される(s>0)。定格運転時のすべりは通常2-8%程度。本問s=5%: n=1800×(1-0.05)=1710rpm(正答イ)。

【定格出力22kWの意味】軸出力(機械出力)22kWは計算には使わないが、効率η=P出力/P入力(電気入力)の算出に用いる。電験三種では入力電力P1=√3×VL×IL×cosθ、二次銅損P2=s×P1(一次銅損・鉄損無視時)、機械出力P0=(1-s)×(P1-一次損失)の損失分析が頻出。インバータ(VVVF)制御によるf変更で同期速度ns∝f/Pを可変させ、広範囲の回転速度制御が可能な点が省エネに直結する現代の重要技術。

出典・根拠について

本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています(公式FAQで教育目的の許諾不要・使用料不要を明示容認・GREEN判定)。 根拠・出典:出典:令和7年度 第一種電気工事士 学科試験 問10(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき段差性のあるAI解説(初心者・標準・上級)を作成しています。

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