第一種電工 電気工事の施工方法 問17:電気工事の施工方法
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-14)
地中電線路の施設に関する記述として, 不適切なものは。
- ア長さが15 m を超える高圧地中電線路を管路式で施設し,物件の名称,管理
- イ地中電線路に絶縁電線を使用した。正答
- ウ地中電線路に使用する金属製の電線接続箱にD 種接地工事を施した。
- エ使用電圧が400 V の電路に使用する金属管に接触防護措置を施したので,
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地中電線路施設の「不適切なもの」を選ぶ問題。正答はイ「地中電線路に絶縁電線を使用した」が不適切。地中電線路に使用できる電線はケーブルのみで、絶縁電線は禁止(電技解釈第120条)。ア(15m超高圧地中電線路の標識設置)は適切。ウ(金属製接続箱にD種接地)は適切。エ(400V電路の金属管に接触防護措置を施したので接地省略)は金属管工事の省略条件に当てはまるか確認が必要。本問の正答はイで、kouji_16と同一の出題論点(地中電線路=ケーブル必須)。正答はイ(地中電線路への絶縁電線使用は不適切)。
地中電線路施設の適切性判定問題。正答はイ(地中電線路への絶縁電線使用は不適切)。kouji_16と同様の出題だが、選択肢エに「400V電路の金属管の接触防護措置による接地省略」という別論点が加わっている。
【各選択肢の適切性判定】
ア(適切):「15m超の高圧地中電線路を管路式で施設し、物件名・管理者等の標識を施設」
→ 電技解釈第120条第4項:15m超の地中電線路への標識設置義務あり → 適切
イ(不適切・正答):「地中電線路に絶縁電線を使用した」
→ 電技解釈第120条:地中電線路はケーブルのみ使用可 → 絶縁電線使用は不適切
ウ(適切):「地中電線路の金属製電線接続箱にD種接地工事を施した」
→ 低圧(300V以下)の金属製接続箱:D種接地が適切 → 適切
エ(要確認):「使用電圧400Vの電路の金属管に接触防護措置を施したので(接地省略)」
→ 電技解釈第167条:300Vを超える低圧(400V)の金属管は原則C種接地が必要。
→ 接触防護措置のみでC種接地を省略できるケースは限定的(条件を確認する必要がある)
→ 本問ではこの選択肢の詳細が不明(OCR崩壊)だが、正答はイであることから「エは適切」と判断される。
正答はイ(地中電線路への絶縁電線使用は不適切)。
地中電線路施設の適切性判定問題(正答イ)。kouji_16と同一論点(地中電線路=ケーブル必須・絶縁電線不可)だが、400V電路の金属管における接触防護措置と接地工事の関係(選択肢エ)という新たな論点が加わっている。
【選択肢エの詳細分析:400V電路の金属管の接地省略条件】
電技解釈第159条(金属管工事)・第167条(接地工事の省略)の関係:
金属管の接地工事(基本):
使用電圧300V以下:D種接地(100Ω以下)
使用電圧300V超(低圧):C種接地(10Ω以下)
接地工事の省略(電技解釈第167条):
以下の条件が揃う場合に接地省略が可能:
①人が触れるおそれがない場所(展開した場所以外)
②乾燥した場所(水気・湿気のない場所)
③金属管の長さが4m以下
④接触防護措置を施したとき(追加要件・条件により)
400V電路の金属管に接触防護措置を施した場合の省略可否:
接触防護措置 = 人が接触できないよう柵・囲い等で防護する措置(電技解釈第1条)
300V超低圧の金属管はC種接地が原則で、接触防護措置のみでは省略不可(条件を全て満たす必要がある)。
【地中電線路=ケーブル必須の徹底理解(選択肢イの根拠)】
地中環境での各電線の問題:
絶縁電線(IV・OW等):シースなし → 地中の水分・土圧・掘削工事により絶縁層損傷リスク大
ケーブル(CV等):絶縁+シース+保護被覆の多層構造 → 地中環境への高い耐性
地中電線路でのケーブルの選定(実務):
直接埋設:CVT(3心より)+鎧装(機械的保護)・CVCT(CV同軸)
管路式:CVT(3心より)・CV(単心3条)→ FEP管内に引き入れる
【低圧地中電線路(絶縁電線禁止)vs 低圧屋内配線(絶縁電線可)の区別】
地中電線路:ケーブルのみ(絶縁電線不可)
屋内配線(電線管内):IV電線可(金属管・合成樹脂管内に収容する場合)
屋内露出配線:VVF・VVRケーブルまたはがいし引き(特殊条件のみ裸電線)
この区別が「地中 vs 屋内」の最大の違いであり、試験の誤答選択肢として「屋内で可能なものを地中電線路に誤適用」するパターンがよく出題される。
【第二種電気工事士との差異】
第二種でも「地中電線路はケーブル必須」の基本は同じ。第一種では高圧地中電線路(KCV・CVD等の高圧用ケーブル)の施工・15m超の標識義務・暗渠式の防火措置など、施工の詳細規定が加わる。また第一種では400V電路の接地省略条件(C種接地・接触防護措置の関係)も範囲となる。
【電験三種への接続】
電験三種「法規」では電技解釈の地中電線路施設規定(第120条〜第127条)が詳細に問われる。ケーブルの種類(管路式・直接埋設・暗渠式)と各方式の埋設深さ・標識義務が精密に出題。「電力」では地中電線路の故障点標定(マーレーループ試験・TDR法)・ケーブルの耐電圧試験(直流高圧試験)が出題される。
本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています(公式FAQで教育目的の許諾不要・使用料不要を明示容認・GREEN判定)。 根拠・出典:出典:令和7年度 第一種電気工事士 学科試験 問29(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき段差性のあるAI解説(初心者・標準・上級)を作成しています。