第二種電工 検査・法令 問48:検査・法令
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
低圧屋内配線の電路と大地間の絶縁抵抗を 測定した。「電気設備に関する技術基準を 定める省令」に適合していないものは。
- ア単相3 線式100/200 V の使用電圧200 V 空調回路の絶縁抵抗を測定した
- イ三相3 線式の使用電圧200 V正答
- ウ単相2 線式の使用電圧100 V 屋外庭園灯回路の絶縁抵抗を測定したところ
- エ抵抗を測定する場合の回路計の端子における出力電圧は,交流電圧である。
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低圧屋内配線の絶縁抵抗測定結果で電技省令に「適合していないもの」を選ぶ問題。単相3線式200V空調回路・三相200V電動機回路・単相100V屋外庭園灯回路の各測定値を判定する。三相200V電動機回路(対地電圧200V・150V超300V以下)の絶縁抵抗基準は0.2MΩ以上。もしイの測定値が0.1MΩであれば0.2MΩを下回り不適合。正答は(イ)。
各回路の絶縁抵抗測定値が電技省令に適合しているかを判定する問題(適合していないものを選ぶ)。ア「単相3線式100/200V・使用電圧200V空調回路」:単相3線200V側は対地電圧200V(150V超300V以下)→基準0.2MΩ以上。測定値が0.2MΩ以上なら適合。イ「三相3線式・使用電圧200V・対地電圧200V電動機回路」:三相200V(対地電圧200V・150V超300V以下)→基準0.2MΩ以上。測定値が0.1MΩ程度であれば0.2MΩを下回り不適合→これが正答。ウ「単相2線式・使用電圧100V屋外庭園灯回路」:100V(対地電圧150V以下)→基準0.1MΩ以上。測定値が0.1MΩ以上なら適合。測定値が0.1MΩを下回る場合は不適合。正答はイで(イ)。三相200V電動機回路に0.2MΩ未満の値は不適合。
本問は複数の回路の絶縁抵抗を電圧区分ごとに判定する問題。「適合していないもの」を選ぶため、各回路の電圧区分と基準値を正確に対応させる必要がある。
【各回路の電圧区分と絶縁抵抗基準の詳細判定】
ア(単相3線式100/200V・空調200V回路):
単相3線式の空調回路(200V仕様エアコン)は電圧線L1とL2の間に接続される。対地電圧:L1とN(中性線・接地側)の間または L2とN(中性線)の間で測定→各相の対地電圧は100V(…ではなく、200V仕様の場合は空調機の接続により変わる)。正確には「単相3線式の200V側」の電路(L1-L2間)の対地電圧は200Vに該当。基準:0.2MΩ以上。測定値が0.2MΩ以上なら適合。
イ(三相3線式200V・対地電圧200V・電動機回路):
三相200V電路では各相の対地電圧は200V(150V超300V以下)。基準:0.2MΩ以上が必要。選択肢イの測定値が0.1MΩの場合、0.1MΩ < 0.2MΩ基準を下回り不適合→正答。
ウ(単相2線式100V・屋外庭園灯回路):
100V回路の対地電圧は100V(150V以下)。基準:0.1MΩ以上。屋外回路は湿気による絶縁劣化が起きやすいが、0.1MΩ以上であれば基準適合。
【実務での注意点:三相200V電路の絶縁管理】
工場・設備の三相200V電動機回路は継続運転・高温・振動・オイル汚染により絶縁劣化が進みやすい。0.2MΩが規定最小値だが、実際の保全管理では「1MΩ以下になったら要注意・0.5MΩ以下で要調査・0.2MΩ以下で即修繕」という段階的管理が実務的な基準として用いられる。正答は(イ)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問25(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。