第二種電工 検査・法令 問56:検査・法令
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
単相3線式100/200 Vの屋内配線において, 開閉器又は過電流遮断器で区切ることができ る電路ごとの絶縁抵抗の最小値として,「電 気設備に関する技術基準を定める省令」に 規定されている値[M ]の組合せで,正し いものは。
- ア電路と大地間 0.2
- イ電路と大地間 0.2
- ウ電路と大地間 0.1正答
- エ電路と大地間 0.1
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単相3線式100/200V屋内配線における絶縁抵抗最小値の組合せを選ぶ問題。単相3線式では100V回路(中性線+電圧線)と200V回路(電圧線2本)の2種類がある。電技省令第58条の絶縁抵抗基準:対地電圧150V以下(100V回路)→最小値0.1MΩ。対地電圧150V超300V以下(200V回路)→最小値0.2MΩ。100V側と200V側で異なる最小値が適用される。選択肢ウ「100V電路と大地間0.1MΩ・200V電路と大地間0.2MΩ」が正しい組合せ。正答は(ウ)。
単相3線式100/200V屋内配線で、電路と大地間の絶縁抵抗最小値の組合せを問う問題。電技省令第58条の3区分を単相3線式に当てはめる。100V電路(中性線+1本の電圧線・対地電圧100V):対地電圧150V以下の区分→最小値0.1MΩ。200V電路(2本の電圧線・対地電圧200V):対地電圧150V超300V以下の区分→最小値0.2MΩ。選択肢の評価。ア「0.2と0.2」→100V側が0.2MΩで過大(不要な値・不正解ではないが設問の「規定されている値の組合せ」として誤り)→不正解。イ「0.2と0.2」→同上→不正解。ウ「0.1と0.2」→100V側0.1MΩ・200V側0.2MΩで電技省令の規定値通り→正解。エ「0.1と0.1」→200V側が0.1MΩでは不足(200V回路には0.2MΩが必要)→誤り。正答は(ウ)。
本問は単相3線式100/200V配線での絶縁抵抗最小値の組合せを問う問題。問53・54と類似形式だが、単相3線式の100V/200V両回路が含まれる点が差別化要素。
【単相3線式の電圧構成と対地電圧】
単相3線式(1φ3W 100/200V)の配線構成:電圧線(赤)+中性線(白)+電圧線(黒)の3線。各電路の対地電圧:中性線-電圧線間(100V回路):対地電圧100V(中性線=接地線のため大地との電位差=100V)。電圧線-電圧線間(200V回路):各電圧線の対地電圧=100V。ただし電路と大地間の使用電圧は200V→電技省令では「使用電圧」基準で区分判定。
【絶縁抵抗の電圧区分適用(単相3線式)】
電技省令第58条の区分:対地電圧150V以下→0.1MΩ(100V回路が該当)。対地電圧150V超300V以下→0.2MΩ(200V回路が該当)。使用電圧300V超→0.4MΩ(一般住宅では通常不使用)。単相3線式では同一幹線から100Vと200Vが分岐するため、分岐回路ごとに異なる基準値が適用される。
【試験での出題パターンと選択肢の構成】
本問は「100V側・200V側それぞれの最小値の組合せ」を問う形式。混乱しやすいパターン:「200V回路だからすべて0.2MΩ」(誤:100V分岐回路は0.1MΩ)。「対地電圧100Vだからすべて0.1MΩ」(誤:200V回路は0.2MΩ必要)。問題文の「電路ごと」という文言が重要で、同じ単相3線式幹線でも「区切られた電路」ごとに電圧を確認して対応する基準値を適用する。
【実務応用】
単相3線式100/200V引込みの一般住宅での竣工検査・定期点検では、分電盤の各ブレーカーから絶縁抵抗を測定する。100V系分岐(照明・一般コンセント):0.1MΩ以上を確認。200V系分岐(エアコン・IH・乾燥機等):0.2MΩ以上を確認。同じ幹線から分岐しても電圧・区分の違いにより基準値が異なる点が実務上の注意点。正答は(ウ)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和4年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問25(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。