問題
直動式指示電気計器の目盛板に図のような 記号がある。記号の意味及び測定できる回路 で,正しいものは。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
直動式指示電気計器の目盛板記号を読み取る問題。正答は(ア)で、記号は永久磁石可動コイル形・目盛板鉛直・直流回路での使用を意味する。計器記号の主要な識別ポイント:動作原理(永久磁石可動コイル形=直流専用・可動鉄片形=交直両用)、使用位置(水平・鉛直)、電流種別(直流DC・交流AC)。永久磁石可動コイル形は直流専用のため、選択肢イ(交流回路)は誤り。正答は(ア)。
直動式指示電気計器の目盛板に表示される記号の意味と使用可能な回路を答える問題。各計器形式の特徴を整理する。永久磁石可動コイル形:記号は馬蹄形磁石の中にコイルを示すシンボル。感度良好・目盛が均等。直流専用(交流は整流器を使って間接測定するため「整流形」として別扱いになる)。可動鉄片形:記号は鉄片を示すシンボル。交直両用で使用可能。目盛は不均等(二乗目盛に近い)。本問の図の記号は「永久磁石可動コイル形」+「鉛直配置」を示しており、動作原理から直流専用となる。選択肢イは同じ永久磁石可動コイル形なのに交流回路としている点が誤り(可動コイル形は直流専用のため矛盾)。選択肢ウは可動鉄片形としている点が図の記号(永久磁石可動コイル形)と一致せず誤り。選択肢エは可動鉄片形かつ水平配置としており、図の記号(鉛直配置)と一致せず誤り。正答は(ア)。
本問は直動式指示電気計器の目盛板記号を読み取り、動作原理・使用位置・測定対象回路を識別する問題。計器記号は第二種電気工事士試験の定番出題。
【直動式指示電気計器の主要形式と記号一覧】
永久磁石可動コイル形(PMMC型):
記号:馬蹄形磁石の中に長方形コイルを示すシンボル(JIS規格記号)。動作原理:永久磁石の磁界の中に置かれたコイルに電流が流れると、フレミングの左手の法則により回転力が生じ指針が振れる。特性:直流専用(交流は整流器を使用して間接測定・交流測定時は「整流形」となる)。感度が良く目盛が均等。
可動鉄片形:
記号:鉄片を示すシンボル(JIS規格)。動作原理:固定コイルに電流が流れると磁界が生じ、軟鉄片が吸引・反発して指針が振れる。特性:交直両用。目盛は不均等(始まりが詰まり・終わりが広がる二乗目盛に近い)。用途:交流電流・電圧計(配電盤用パネルメータ等)。
誘導形:
記号:円板と2つのコイルのシンボル。動作原理:回転磁界により円板に誘導電流が生じ回転する。特性:交流専用。用途:電力量計(kWh メータ)。
電流力計形:
記号:2つのコイルのシンボル。動作原理:固定コイルと可動コイル間の電磁力。特性:交直両用・精度高。用途:電力計(ワット計)。
【使用位置記号の識別】
水平使用:目盛板に横線記号。鉛直(垂直)使用:目盛板に縦線記号。傾斜使用:目盛板に斜線記号。目盛板の配置記号と動作原理の記号は独立しており、両方を正しく読み取って組み合わせを判断する必要がある。
【本問の解法】
図の記号は「永久磁石可動コイル形」+「鉛直配置」を表しており、動作原理上これは直流専用である。したがって正答アの「永久磁石可動コイル形で目盛板を鉛直に立てて,直流回路で使用する」が記号の意味と完全に一致する。選択肢イ〜エは、動作原理(可動コイル形/可動鉄片形)・使用位置(鉛直/水平)・電流種別(直流/交流)のいずれかの組み合わせを誤って記述した誤答として構成されている。永久磁石可動コイル形なら必ず直流、可動鉄片形なら交直両用という対応関係と、記号に示された配置(鉛直か水平か)を切り離さずセットで暗記することで選択肢の正誤判定が確実になる。正答は(ア)。
出典と作り方
本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和4年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問27(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。


