第一種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第一種電工 平成30年度 問25|自家用電気工作物の検査方法

問題

第一種電工 | 自家用電気工作物の検査方法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-14

工具類に関する記述として,誤っているものは。

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

工具の使い方として誤っているものを選ぶ問題です。誤りはアです。高速切断機は薄い円盤状のといしを高速回転させて鋼材などを切断する工具で、といしの側面は削るためには作られていません。側面を押し当てると、といしが割れて飛び散るおそれがあり大変危険です。労働安全衛生規則でも、側面を使う目的のといし以外は側面を使用してはならないと定められています。イ・ウ・エはいずれも正しい説明です。正答はアです。

各選択肢を確認します。ア:誤り。高速切断機の切断といしは外周で鋼材を切るためのもので、厚さが薄く横方向の力に弱い構造です。研削(削る作業)に側面を使うと破損・飛散の危険があります。労働安全衛生規則第120条は「側面を使用することを目的とする研削といし以外の研削といしの側面を使用してはならない」と定めています。研削には、その用途のといしを付けたグラインダを使います。イ:正しい。油圧式圧着工具は油圧で大きな力を出し、太い電線と圧着端子・スリーブを圧着する工具で、規定どおりに圧着されたかを確かめられる成形確認機構を備えたものを使います。ウ:正しい。ノックアウトパンチャは、分電盤や鋼製ボックスの鉄板に電線管を通す丸穴をあける工具です。エ:正しい。水準器は気泡の位置で水平・垂直を確かめる器具で、配電盤・分電盤の据付けに使います。正答はアです。

本問は電気工事で使う工具の用途と安全な使い方を問うものです。第一種電気工事士は高圧受電設備や太い幹線の工事も扱うため、手工具に加えて動力工具・油圧工具の知識が問われます。

【ア 高速切断機(誤り)】

  • 構造:薄い切断用といしを高速回転させ、外周で鋼材・電線管・形鋼などを切断する
  • 誤りの理由:切断といしは側面方向の力を想定していない。研削に側面を使うと割れ・飛散事故につながる
  • 根拠:労働安全衛生規則第120条(研削といしの側面使用の禁止)

【イ 油圧式圧着工具(正しい)】

  • 太い電線(幹線や高圧ケーブルの端末など)に圧着端子やスリーブを圧着する。手動の圧着工具では力が足りない太さで使う
  • 圧着が規定どおり終わったことを確かめる成形確認機構をもつ。圧着不足は接触抵抗の増加→発熱→焼損の原因になるため、確認機構が重要

【ウ ノックアウトパンチャ(正しい)】

  • 油圧式または手動式で、分電盤・プルボックスなどの鉄板に電線管用の丸穴をあける。ドリルで下穴をあけ、パンチとダイスで打ち抜く

【エ 水準器(正しい)】

  • 配電盤・分電盤・キュービクルの据付け時に水平・垂直を調整する。傾いた据付けは扉の開閉不良や機器の動作不良の原因になる

【関連して出題される工具】パイプベンダ(金属管の曲げ)、リーマ(金属管の切り口の面取り)、張線器(架空電線のたるみの調整)、ケーブルカッタ(太いケーブルの切断)なども、用途と組み合わせて覚えておくと、写真問題や「使用しない工具」を選ぶ問題に対応できます。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。 根拠・出典:出典:平成30年度 第一種電気工事士 学科試験 問25(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき、段差のある3段階の解説(初心者・標準・上級)を作成しています。