第一種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第一種電工 平成30年度 問26|自家用電気工作物の検査方法

問題

第一種電工 | 自家用電気工作物の検査方法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-14

写真に示す配線器具を取り付ける施工方法の記述として,不適切なものは。

問題の写真(出典: 平成30年度 第一種電気工事士 学科試験 問26/電気技術者試験センター)

図・写真の中の記号が イ・ロ・ハ・ニ のときは、選択肢の ア・イ・ウ・エ に順に対応します(試験の問題用紙の表記)。

図の出典:出典:平成30年度 第一種電気工事士 学科試験 問26(一般財団法人 電気技術者試験センター)

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

写真は「30」と表示された引掛形コンセント(接地極付き)です。分岐回路の配線用遮断器とコンセントの定格電流には組合せの決まりがあり、定格20Aの配線用遮断器で保護する回路に取り付けられるコンセントは20A以下のものに限られます。30Aのコンセントを付けると回路の保護と合わなくなるため、アが不適切です。単相200Vの機器用に使うこと(イ)、三相400Vには使えないこと(ウ)、接地極にD種接地工事を施すこと(エ)は正しい内容です。正答はアです。

写真の器具は、刃受けが3つ(2極+接地極)ある定格30Aの引掛形コンセントです。電技解釈第149条の149-3表では、分岐回路を保護する過電流遮断器の定格電流ごとに、取り付けられるコンセントの定格電流が決まっています。定格20Aの配線用遮断器の回路では20A以下のコンセント、20Aを超え30A以下の過電流遮断器の回路では20A以上30A以下のコンセントです。アは20Aの配線用遮断器の回路に30Aのコンセントを取り付けており、この表に合わないため不適切です。イ:単相200Vで電流の大きい機器に電源を供給するコンセントとして使うのは適切です。ウ:このコンセントは単相用(2極+接地極)で、三相400Vの機器には使えないため、記述は正しいです。エ:使用電圧300V以下の電路で使う機器の接地はD種接地工事(電技解釈第29条)で、コンセントの接地極もこれに合わせるので適切です。正答はアです。

本問は写真で示された配線器具を見分けたうえで、分岐回路の過電流遮断器とコンセントの組合せ(電技解釈第149条)を判断させる問題です。

【写真の器具の特徴】

  • 中央の「30」表示:定格電流30A
  • 弧状の刃受け:差し込んでから回すと抜けなくなる引掛形(抜け止め形)
  • 刃受けが3つ:2極+接地極。単相回路用で接地極付き

【149-3表の要点(配線用遮断器で保護する場合)】

  • 定格電流20Aの配線用遮断器:コンセントは20A以下
  • 定格電流20Aを超え30A以下の過電流遮断器:コンセントは20A以上30A以下(20A未満の差込みプラグが接続できるものを除く)
  • 定格電流30Aを超え40A以下:コンセントは30A以上40A以下

この組合せは、コンセントに接続される機器と分岐回路の保護が食い違わないようにするための決まりです。20Aの配線用遮断器の回路に30Aのコンセントを付けると、30A用の機器が接続されて遮断器が動作したり、表示と回路の保護能力が合わなくなったりします。したがってアが不適切です。

【その他の選択肢】

  • イ:単相200Vで電流の大きい負荷には30A級のコンセントが使われる。適切
  • ウ:三相負荷には3極(+接地極)のコンセントが必要で、この器具は使えない。記述は正しい
  • エ:300V以下の電路に接続する機械器具の接地はD種接地工事(電技解釈第29条 29-1表)。コンセントの接地極もこれに合わせる。適切

【学習のポイント】配線器具の写真問題では「定格電流の数字」「刃受けの形(平行・T形・引掛形)」「極数(接地極の有無)」の3点を読み取る習慣をつけると、器具の名称だけでなく施工方法の正誤まで判断できるようになります。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。 根拠・出典:出典:平成30年度 第一種電気工事士 学科試験 問26(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき、段差のある3段階の解説(初心者・標準・上級)を作成しています。