問題
低圧配電盤に,CVケーブル又はCVTケーブルを接続する作業において,一般に使用しない工具は。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
低圧配電盤にCVケーブル(またはCVTケーブル)をつなぐ作業で、使わない工具を選ぶ問題です。答えは油圧式パイプベンダです。パイプベンダは金属管(電線管)を曲げる工具で、ケーブルの端末処理や盤への接続には使いません。ケーブルの外装(シース)をはぎ取るには電工ナイフ、太い電線に圧着端子を付けるには油圧式圧着工具、端子を盤の端子台にボルトで締め付けるときにはトルクレンチを使います。正答はエです。
低圧配電盤へのCV・CVTケーブルの接続は、①ケーブルの切断・シースのはぎ取り、②絶縁体のはぎ取り、③圧着端子の圧着、④端子台へのボルト締付け、という流れで行います。ア 油圧式圧着工具:幹線に使う太いケーブルの導体に圧着端子を圧着するのに使います(③)。イ 電工ナイフ:ビニルシースや絶縁体をはぎ取るのに使います(①②)。ウ トルクレンチ:端子をボルトで締め付けるとき、決められた締付けトルクで締めるために使います(④)。締付け不足は接触不良による発熱、締め過ぎはボルトや端子の破損につながるため、トルクの管理が重要です。エ 油圧式パイプベンダ:太い金属管を曲げる工具で、配管工事では使いますが、ケーブルを配電盤に接続する作業では使いません。正答はエです。
本問は幹線ケーブルの端末処理と盤への接続の手順を理解しているかを問います。CVTケーブルは単心のCVケーブル3本をより合わせたもので、太い幹線に多く使われます。
【接続作業の流れと工具】
- 切断:ケーブルカッタ(太いケーブルには油圧式やラチェット式)
- シース・絶縁体のはぎ取り:電工ナイフ、ケーブルストリッパ。導体や絶縁体を傷つけないよう刃の入れ方に注意する
- 圧着:油圧式圧着工具で圧着端子を圧着する。端子とダイスの大きさを電線の太さに合わせ、圧着が規定どおりできたことを確認する
- 端子台への接続:トルクレンチで規定のトルクに締め付け、締付け後に合いマークを付けて緩みの点検に使う
- 相の確認:相の色や表示を確認し、誤接続を防ぐ
【油圧式パイプベンダ(使用しない)】
- 太い金属管(厚鋼電線管など)を決められた角度に曲げる工具。配管工事の段階では使うが、ケーブルを盤に接続する作業では使わない
【関連知識】
- 盤内では、ケーブルの重さが端子に直接かからないように支持し、曲げ半径を確保する
- 接続部の締付け不良は、運転中の発熱や焼損事故の主な原因の一つで、定期点検では温度の測定や増し締めが行われる
工具の名前と作業の工程を対応させておくと、「使用しない工具」「使用する工具の組合せ」のどちらの形で出題されても判断できます。
出典と作り方
本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。 根拠・出典:出典:令和元年度 第一種電気工事士 学科試験 問25(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき、段差のある3段階の解説(初心者・標準・上級)を作成しています。

