第一種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第一種電工 令和2年度 問49|自家用電気工作物の検査方法

問題

第一種電工 | 自家用電気工作物の検査方法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-14

④に設置する機器と台数は。

問題の図(出典: 令和2年度 第一種電気工事士 学科試験 問49/電気技術者試験センター)
選択肢の写真(イ・ロ・ハ・ニ。出典: 令和2年度 第一種電気工事士 学科試験 問49/電気技術者試験センター)

図・写真の中の記号が イ・ロ・ハ・ニ のときは、選択肢の ア・イ・ウ・エ に順に対応します(試験の問題用紙の表記)。

図の出典:令和2年度 第一種電気工事士 学科試験 問49(一般財団法人 電気技術者試験センター)

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

④は単線結線図で、変圧器の記号に「△・3・△」が付いている箇所です。この記号は、単相変圧器を3台使い、一次側も二次側もΔ(デルタ)に結んだ組み合わせ(Δ-Δ結線)を表します。つまり④に置くのは、三相変圧器1台ではなく単相変圧器3台です。選択肢の写真は2種類で、1番目(ア・イ)は高圧側の磁器ブッシングが2本の単相変圧器、2番目(ウ・エ)は高圧側ブッシングが3本の三相変圧器です。見分けるポイントは「記号の3=台数」と「高圧側ブッシングの本数(2本なら単相、3本なら三相)」の2つです。「1番目の変圧器・3台」のアが正解です。

図の④は、変圧器の図記号に「△・3・△」が付いています。これは単相変圧器3台を一次側・二次側ともにΔ結線にして三相を作る構成(Δ-Δ結線)を示す記号で、「3」は台数を表します。したがって台数は3台、種類は単相変圧器です。単相変圧器は1台では単相の電圧しか変成できないため、三相の電路に使うときは3台を組み合わせてΔ-Δ結線などの三相バンクにします。

選択肢の写真は2種類です。1番目(ア・イ)は蓋の上の高圧側ブッシングが2本で、低圧側の端子が3つ並ぶ単相変圧器です。2番目(ウ・エ)は高圧側ブッシングが3本ある三相変圧器です。

ア(1番目・3台):単相変圧器を3台。図記号と一致するので正解。

イ(1番目・1台):種類は合うが、単相1台では三相を作れない。誤り。

ウ(2番目・3台):三相変圧器は1台で三相を変成する。3台並べる必要はなく、記号の意味とも合わない。誤り。

エ(2番目・1台):三相変圧器1台なら成り立つが、④の記号は単相変圧器3台を示すので不適。誤り。

正答はアです。

【図記号の読み方】④の変圧器の図記号(二つの円を重ねたもの)の右横には、上からΔ・3・Δと縦に並べて書かれています。単相変圧器3台を、一次側・二次側ともΔに接続した三相バンク(Δ-Δ結線)を表すもので、「3」は台数を示します。三相変圧器1台を表す記号とは区別して読みます。台数と種類の2点が答えの手掛かりで、写真は「種類」を見分ける材料です。

【写真の見分け方】2種類の写真を比べると、次の違いがあります。

・1番目(ア・イ):蓋の上に立つ高圧側ブッシングは2本。ほかに平たい端子(低圧側)が3つ並ぶ。これは単相3線式の低圧側を持つ単相変圧器の外観です。

・2番目(ウ・エ):背の高い高圧側ブッシングが3本立っている。三相変圧器の外観です。

同じ図の⑤の変圧器には「3」の付いたΔ記号がなく、④だけが3台の組み合わせを示している点も、図を読むときの手掛かりになります。

ブッシングの本数(高圧側が2本か3本か)で単相か三相かを判断できます。

【Δ-Δ結線の考え方】Δ結線では線間電圧と各変圧器(相)の電圧が等しく、線電流は相電流の√3倍になります。1台あたりの容量をSとすると、3台で三相の合計容量は3Sです。単相変圧器3台を使う利点は、1台が使えなくなった場合に、残り2台をV結線にして三相供給を続けられることです(V結線の出力はΔ結線3台時の√3/3、約57.7%)。

【各選択肢】

ア:単相変圧器・3台。記号と一致する。正しい。

イ:種類は合っているが1台では三相の組み合わせが作れない。誤り。

ウ:三相変圧器を3台。三相変圧器は1台で三相の変成を行うため、3台は要らず記号とも不一致。誤り。

エ:三相変圧器・1台。台数と種類の両方が記号に合わない。誤り。

【読み取りの要点】単線結線図で「3」付きのΔ記号を見たら単相3台、「写真の外観」は高圧ブッシングの本数で単相か三相かを判断する、という2段階で選びます。正答はアです。

この問題の根拠出典:令和2年度 第一種電気工事士 学科試験 問49(一般財団法人 電気技術者試験センター)
訂正の記録
  • 定期監査正答を「イ」から公式の正答「ア」に訂正しました(公式の問題用紙・解答と照合)。出典の問題番号と解説も直しました。
出典と作り方

本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。 根拠・出典:出典:令和2年度 第一種電気工事士 学科試験 問49(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき、段差のある3段階の解説(初心者・標準・上級)を作成しています。