問題
写真に示す材料の名称は。
キーボード:1〜4で選択
答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
写真の材料はインサートです。コンクリートの天井(スラブ)を打つ前に、型枠に取り付けておく部品で、コンクリートが固まると中にめねじ(ボルトをねじ込む穴)が埋め込まれた状態になります。あとからここに吊りボルトをねじ込んで、配管やケーブルラック、照明器具などを天井から吊り下げます。右側の写真で、型枠に打ち付けるための釘が出ているのが目印です。ボードアンカは石こうボード用、ボルト形コネクタは電線の接続用、ユニバーサルエルボは金属管の曲がり部分用です。正答はイです。
選択肢の材料を、使う場所と目的で整理します。ア(ボードアンカ):石こうボードなどの中空の壁や天井に器具を固定するためのアンカーで、ボードの裏側で広がって抜けにくくします。イ(インサート):コンクリート打設前に型枠に取り付けて、スラブ内にめねじを埋め込む材料です。脱型後、めねじに吊りボルトをねじ込んで、配管・ダクト・ケーブルラック・照明器具などを吊ります。写真の右側は、木製型枠に釘で打ち付けて取り付けるタイプです。ウ(ボルト形コネクタ):太い電線どうしをボルトで締め付けて接続する金具です。エ(ユニバーサルエルボ):露出で配管する金属管を直角に曲げる箇所に使う付属品で、ふたを外して電線を通せます。正答はイです。
本問は、建物の構造体に配線材料を取り付けるための部材を、写真から見分ける問題です。
【インサートの使い方】
- コンクリートを打つ前に、天井スラブの型枠の所定の位置にインサートを取り付ける(木製型枠には釘で打ち付けるタイプ、デッキプレートなどには専用のタイプがある)
- コンクリートが固まって型枠を外すと、天井面にめねじの口が残る
- 吊りボルトをねじ込み、配管の支持金具、ケーブルラック、ダクト、照明器具などを吊り下げる
後から穴をあけるアンカー(あと施工アンカー)と比べて、打設前に位置を決めて埋め込むので、施工計画の段階で吊りボルトの位置を決めておくことが大切です。
【各材料の見分け方】
- ボードアンカ:石こうボードに使う。コンクリートには使わない
- インサート:コンクリートの打設前に埋め込む。めねじ付き
- ボルト形コネクタ:電線の接続材料。構造体への取り付けには使わない
- ユニバーサルエルボ:露出の金属管工事で、管を直角に曲げる箇所に使う付属品
【写真問題の着眼点】材料の写真問題では「どこに取り付けるか(コンクリート・ボード・管・電線)」と「どの段階で使うか(打設前・仕上げ後)」を手がかりにすると、名称を覚えていなくても選択肢を絞り込めます。インサートは「打設前のコンクリートに埋め込む」「めねじがある」の2点で見分けられます。
出典と作り方
本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。 根拠・出典:出典:令和5年度(午後) 第一種電気工事士 学科試験 問25(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき、段差のある3段階の解説(初心者・標準・上級)を作成しています。


