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基本情報技術者 シラバスVer.9.0 / 9.2 変更点【2026年1月取適法対応】完全ガイド

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

基本情報技術者(FE) のシラバスVer.9.0(2024年10月の試験から適用)と、Ver.9.2(2026年1月8日掲載・「下請法」から「中小受託取引適正化法」への置き換え)の変更点を、IPAの公表資料と法令の条文で整理します。Ver.9.0のシラバスに用語例として載っている用語と、旧版の参考書を使うときの確認ポイントもまとめます。確認日 2026-10-02。

目次
  1. 3行サマリ:今すぐ知っておくべき変更点
  2. 基本情報技術者試験のシラバスの版:9.0 から案 0.1 まで
  3. Ver.9.0:2024年10月の試験から適用
  4. Ver.9.1・9.2:法務分野の用語が2回置き換わった
  5. 2027年度の新試験制度:シラバス案 Ver.0.1は何が違うか
  6. シラバスの構成と読み方:試験要綱との違い
  7. シラバスの使い方:学習範囲を決めて、分野ごとに解く
  8. 旧版の参考書を使うときの確認ポイント
  9. 関連リソース
  10. まとめ:シラバスへの対応の進め方
結論:基本情報技術者試験の現行シラバスはVer.9.2(IPAが2026年1月8日に掲載)です。2024年10月の試験から適用されたVer.9.0のあと、法務分野の用語が2回(Ver.9.1と9.2)置き換わりました。さらにIPAは2026年9月30日、2027年度春頃に始まる新試験制度向けのシラバス案 Ver.0.1を公開しています(暫定版)。現行のシラバスで学ぶ受験者は、Ver.9.2を軸にして、新制度の案は「次の版の予告」として読むのが現実的です。
基本情報技術者試験のシラバスの版:現在のシラバスはVer.9.2(2026年1月8日掲載)。Ver.9.2は、IPAの注記によると「下請法」を削除し「中小受託取引適正化法」を追加した改訂。最終確認日:2026-10-03。出典:IPA 試験要綱・シラバスについて。
新試験制度のシラバス案:基本情報技術者試験のシラバス案 Ver.0.1を2026年9月30日に掲載。IPAは「変更する可能性があります」と明記。新制度は2027年度春頃の開始予定、現行制度は2026年度の試験実施をもって終了予定。最終確認日:2026-10-03。出典:IPA 新試験制度のシラバス案について、IPA 見直しの検討状況。

3行サマリ:今すぐ知っておくべき変更点

  • Ver.9.0(2024年10月の試験から適用):IPAが2023年12月25日に公表した出題範囲・シラバスの一部改訂にあわせた版。科目Aと科目Bの出題範囲が一部改訂されました。
  • Ver.9.1 → Ver.9.2:法務分野の用語を置き換え。Ver.9.1で「プロバイダ責任制限法」が「情報流通プラットフォーム対処法」に、Ver.9.2(2026年1月8日掲載)で「下請法」が「中小受託取引適正化法(取適法)」になりました。
  • 2027年度春頃に新しい試験制度:シラバス案 Ver.0.1が2026年9月30日に公開済み。出題範囲の体系が組み替えられる案です(IPAは範囲そのものは変えないと説明)。

基本情報技術者試験のシラバスの版:9.0 から案 0.1 まで

版掲載・適用位置づけ主な変更(IPAの公表・PDFの読み比べ)
Ver.9.02023年12月25日公表、2024年10月の試験から適用前の現行版科目A・科目Bの出題範囲を一部改訂(DX・AI・数理・データサイエンス等の用語例)
Ver.9.1PDFに掲載日の記載なし(試験要綱 Ver.5.4=2025年4月17日の改訂履歴に、基本情報の科目Aの用語見直しあり)前の現行版法務:「プロバイダ責任制限法」→「情報流通プラットフォーム対処法」
Ver.9.22026年1月8日掲載現行法務:「下請法」→「中小受託取引適正化法(取適法)」
シラバス案 Ver.0.12026年9月30日掲載2027年度春頃の新制度向け・暫定科目Aの分類体系を組み替え(中分類が23から29へ)

出典:IPA 試験要綱・シラバスについて、試験要綱 Ver.5.6(改訂履歴)、シラバス Ver.9.1、シラバス Ver.9.2、シラバス案 Ver.0.1(2026-10-03 時点)。Ver.9.1の行は、当サイトがVer.9.0(変更箇所表示版)・9.1・9.2のPDFの本文を読み比べた結果です。IPAの現行ページには9.1の掲載の記載がないため、掲載日は断定していません。


Ver.9.0:2024年10月の試験から適用

適用開始

IPAの試験要綱の改訂履歴(Ver.5.3・2023年12月25日)に、「2024年(令和6年)10月から適用」として、次の改訂が記載されています。

  • 科目Aの出題範囲を一部改訂(ITパスポート試験を除く全試験区分)
  • 科目Bの出題範囲を一部改訂(情報セキュリティマネジメント試験・基本情報技術者試験・情報処理安全確保支援士試験)

IPAの公表(2023年12月25日掲載)では、適用時期は「CBT方式:2024年10月の試験から」です。改訂の内容として、DXを推進するために必要となる知識(ビジネス変革、デザイン、データ利活用、AI(生成AIを含む)利活用など)を評価するための対応、「数理・データサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム」のキーワードの取込み、情報セキュリティ管理分野でのJIS改正を踏まえた表記の変更などが挙げられています。

Ver.9.0の適用開始:シラバスVer.9.0は2024年10月の試験から適用(試験要綱 Ver.5.3の改訂履歴)。最終確認日:2026-10-03。出典:IPA 試験要綱 Ver.5.6(改訂履歴)。

Ver.9.0のシラバスに用語例として載っている用語

IPAは、Ver.9.0の変更箇所を表示したシラバスを公開しています(変更箇所表示版)。次の用語は、その用語例と、現行のVer.9.2の本文の両方に載っている用語です。実際の出題内容や頻度は、シラバスには示されていません。

分野シラバスの用語例に載っている用語(一部)
AI(自然言語処理・画像など)畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、リカレントニューラルネットワーク(RNN)、生成モデル、敵対的生成ネットワーク(GAN)、基盤モデル、拡散モデル、大規模言語モデル(LLM)、プロンプトエンジニアリング、n-gram
プログラミング言語Java、C++、Julia、Go(オブジェクト指向言語の用語例)
システム構成クラウドコンピューティング、IaC(Infrastructure as Code)、SaaS、PaaS、IaaS、FaaS、サーバレス、エッジコンピューティング
ハードウェアRAID0、RAID1、RAID10 など
データベースドキュメント指向データベース、列指向データベース、キーバリュー型データベース、グラフデータベース
ヒューマンインタフェースユーザビリティ、アクセシビリティ、インタラクティブシステム、インタラクションの原則
開発手法アジャイル、DevOps、MLOps、継続的インテグレーション(CI)、継続的デリバリー(CD)、テスト駆動開発(TDD)、カオスエンジニアリング、DevSecOps
情報セキュリティランサムウェア対策(データのバックアップ、3-2-1ルール、WORM機能、イミュータブルバックアップ)、ディープフェイク、敵対的サンプル、プロンプトインジェクション

出典:IPA 基本情報技術者試験 シラバス Ver.9.0(変更箇所表示版)、Ver.9.2(2026-10-03 時点)。

学習のヒント: 用語は、「短い定義」「ほかの用語との違い」「使う場面」の3点で整理しておくと、選択式の問題に対応しやすくなります。

これらの用語に近い論点を、IPAが公表した問題で確認できます(出題年度はシラバスの改訂より前のものもあります)。

アジャイル・スクラム・ウォーターフォールの用語と役割の整理はアジャイルとスクラムの記事にあります。

科目Bへの影響

科目Bの出題範囲も、Ver.9.0にあわせて一部改訂されました(試験要綱 Ver.5.3)。科目Bの構成は次のとおりです。

  • アルゴリズムとプログラミング:16問
  • 情報セキュリティ:4問
  • 合計20問・100分(プログラム言語は擬似言語)
科目Bの構成:20問・100分。アルゴリズムとプログラミング16問、情報セキュリティ4問。最終確認日:2026-10-03。出典:IPA 試験要綱 Ver.5.6。

科目Bの対策は、科目B アルゴリズム攻略と科目B練習問題20問を参照してください。


Ver.9.1・9.2:法務分野の用語が2回置き換わった

Ver.9.1:プロバイダ責任制限法から情報流通プラットフォーム対処法へ

Ver.9.0(変更箇所表示版)の「その他の法律・基準」の用語例には「プロバイダ責任制限法(発信者情報開示請求,送信防止措置依頼ほか)」とあります。Ver.9.1以降の本文では、同じ箇所が「情報流通プラットフォーム対処法(発信者情報開示請求,送信防止措置依頼,侵害情報の削除手続の迅速化及び運用状況の透明化ほか)」に変わっています。試験要綱 Ver.5.4(2025年4月17日掲載)の改訂履歴には、基本情報技術者試験を含む科目Aの出題範囲の一部用語を見直したことが記載されています。

Ver.9.2:掲載日と変更内容

IPAは、2026年1月8日にVer.9.2を掲載しました。IPAの注記は、「Ver.9.2は、『下請法』を削除し、『中小受託取引適正化法』を追加」です。Ver.9.2の本文では、法務分野の「取引関連の法規」の項目が「中小受託取引適正化法(取適法)」となり、用語例は「製造委託,役務提供委託,情報成果物,委託事業者,中小受託事業者,資本金」です。Ver.9.0では同じ項目が「下請法」で、用語例は「製造委託,役務提供委託,情報成果物,親事業者,下請事業者,資本金」でした。

法律の側の変更

法令検索(e-Gov)で確認できる、法律の変更点は次のとおりです。

項目旧新
法律名下請代金支払遅延等防止法製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律
通称(e-Govに登録された略称)下請法中小受託取引適正化法、取適法
施行日—2026年1月1日
委託する側の呼称親事業者委託事業者
受託する側の呼称下請事業者中小受託事業者
法律の施行日と呼称:法律の名称が変わった改正の施行日は2026年1月1日。条文では、委託する側を「委託事業者」、受託する側を「中小受託事業者」と呼ぶ(定義は第2条第8項・第9項)。改正前の下請代金支払遅延等防止法では「親事業者」「下請事業者」。条文は e-Gov 法令検索で確認(2026-10-03 時点の現行条文)。最終確認日:2026-10-03。出典:e-Gov法令検索 製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律。

法律の通称(取適法)は、シラバスの表記にも使われています。IPAのシラバスの見出しは「中小受託取引適正化法(取適法)」です。

学習上の注意

  • 旧名称と新名称の両方を知っておく:古い版の参考書や問題集は、旧名称(下請法・親事業者・下請事業者)や「プロバイダ責任制限法」で書かれていることがあります。
  • 試験での出題方法はIPAの公表を待つ:どの用語がどう出題されるかは、IPAが示していません。

法務分野の論点に近い、IPAの公開問題です。


2027年度の新試験制度:シラバス案 Ver.0.1は何が違うか

IPAは、2027年度(春頃)から新しい試験制度に移る予定を公表しています。基本情報技術者試験は継続する区分で、科目A 90分・60問、科目B 100分・20問のままです。基本情報技術者試験の変更点として、IPAは「科目Aの出題範囲体系の変更」と「科目Bの出題範囲の一部変更」を挙げ、「技術動向や環境変化等を踏まえて表記の変更等を行うもので、試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更はありません」と説明しています。基本情報技術者試験の科目A免除制度は、変更を予定していません。

2026年9月30日に公開されたシラバス案 Ver.0.1(全36頁)で、目に見える違いは次のとおりです。

項目現行 Ver.9.2シラバス案 Ver.0.1
科目Aの分類テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3系、大分類9・中分類23大分類7(ビジネス変革/データ・AIの利活用/組織活動/デジタル技術/システムの開発・運用/セキュリティ/倫理・コンプライアンス)、中分類29
重点分野試験要綱でセキュリティ(試験要綱の出題分野一覧表)「システムライフサイクルプロセス」「開発・運用の方法論」「アルゴリズム・プログラミング」の3中分類
セキュリティ中分類11「セキュリティ」中分類23〜26に4分割(脅威/マネジメント/対策/実装技術・評価)
法務中分類23「法務」中分類27〜30に分割(情報倫理・AI倫理/ビジネス関連法規/プライバシー関連法規/セキュリティ関連法規)
科目B5つの大項目、擬似言語5つの大項目(プログラミング全般/処理の基本要素/データ構造及びアルゴリズム/諸分野への適用/情報セキュリティの確保)、擬似言語

出典:IPA シラバス案 Ver.0.1、IPA 科目Aの出題範囲体系案(新旧対応表)、IPA 見直しの検討状況(2026-10-03 時点)。

IPAの新旧対応表では、現行の中分類が新しい中分類にどう移るかが示されています。たとえば、現行の「ネットワーク」は新しい「ネットワーク」(16)、「データベース」は「データベース」(17)、「プロジェクトマネジメント」は「プロジェクトマネジメント」(5)、「システム監査」は「ガバナンス・監査」(12)、「アルゴリズムとプログラミング」は「アルゴリズム・プログラミング」(22)に対応しています。現行の「セキュリティ」は新しい23〜26に分かれます。

案の本文には、「中小受託取引適正化法」「取適法」「下請法」の語は載っていません(「情報流通プラットフォーム対処法」「AI基本法」「インボイス制度」は載っています)。これは案の時点の記載で、確定版でどうなるかはIPAが示していません。新制度向けのサンプル問題も、2026-10-03時点では基本情報技術者試験のものは掲載されていません。

現行の制度は、IPAの公表では2026年度の試験実施をもって終了する予定です。いまのCBT試験は2026年12月28日以降に休止する予定で、2027年1月以降の試験実施は2026年秋頃にIPAのページで知らされる予定です(IPA「CBT方式で実施する3試験区分における2026年5月以降の試験実施について」)。受験日程の詳細は基本情報技術者試験のCBT方式にまとめています。


シラバスの構成と読み方:試験要綱との違い

IPAは、シラバスを「それぞれの試験区分の人材像に照らし、必要となる知識・技能の幅と深さを体系的に整理、明確化した資料」で、受験者の「学習指針」になるものと説明しています。試験要綱とシラバスの役割は次のように分かれます。

資料載っていること見るとき
試験要綱(Ver.5.6)試験時間・出題数・採点方式・合格基準・出題範囲の一覧試験の形式と合格基準を確認するとき
シラバス(Ver.9.2)中分類ごとの目標・内容・用語例(全115頁)どの用語まで学ぶかを確認するとき
変更箇所表示版版ごとの追加・削除の表示旧版の参考書を補うとき

Ver.9.2の構成は、3つの系(テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系)の下に大分類9、中分類23です。各項目に「目標」と、「用語例:修得すべき用語,キーワード例」が書かれています。用語例は「例」なので、載っていない用語が出題されないとは限りません。幅と深さは「理解する」「担当する事項に適用する」「修得し,適用する」の3段階で示されています。


シラバスの使い方:学習範囲を決めて、分野ごとに解く

シラバスは、最初から全部読むものではなく、「解いて分からなかった所を引く辞書」として使うと効率的です。

  • ①試験要綱で、科目A 60問・90分、科目B 20問・100分、合格基準(各600点以上)を確認する
  • ②IPAの公開問題を分野別に解き、分からなかった用語をシラバスの中分類で探す
  • ③その中分類の用語例を、「短い定義」「違い」「使う場面」で整理する
  • ④科目Bは擬似言語のプログラムを読む練習を並行して行う

分野別に解くには、次の問題集が使えます。

セキュリティ分野(試験要綱で重点分野とされています)の論点に近い、IPAの公開問題です。


旧版の参考書を使うときの確認ポイント

参考書が対応しているシラバスの版(Ver.8.x以前か、Ver.9.0か、9.1以降か)によって、足りない用語が変わります。

  • ① シラバスの版を確認する:参考書の発行時期と、対応しているシラバスの版
  • ② 変更箇所表示版で補う:IPAが公開しているVer.9.0の変更箇所表示版で、足りない用語を確認する
  • ③ 法務分野を確認する:「プロバイダ責任制限法」から「情報流通プラットフォーム対処法」へ、「下請法」から「中小受託取引適正化法」への置き換え
  • ④ 最終確認はIPAのページで:IPA 試験要綱・シラバスについて

合格ナビでは、IPAの過去問題を3レベルの解説つきで解けます。


関連リソース

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一次ソース(必ず受験前に確認)


まとめ:シラバスへの対応の進め方

  • ① シラバスの版を確認する:現在はVer.9.2です。
  • ② Ver.9.0の用語例を確認する:変更箇所表示版で、足りない用語を補います。
  • ③ 法務分野は新旧の名称を知っておく:プロバイダ責任制限法と情報流通プラットフォーム対処法、下請法と中小受託取引適正化法。
  • ④ 新制度の案は予告として読む:シラバス案 Ver.0.1は暫定版で、2027年度春頃の新制度は公表内容が今後変わる可能性があります。
  • ⑤ 最新情報はIPAのページで確認します。

本記事は、IPAから新しい版のシラバスが公開された場合に更新します。架空の監修者・推奨者はいません。

よくある質問

QシラバスVer.9.0とVer.9.2の違いは何ですか?

Ver.9.0は、2023年12月25日にIPAが公表した「出題範囲・シラバスの一部改訂」にあわせたシラバスで、2024年10月の試験から適用されました。Ver.9.2は2026年1月8日の掲載で、IPAの注記によると「下請法」を削除して「中小受託取引適正化法」を追加した改訂です。その間のVer.9.1では、法務分野の「プロバイダ責任制限法」が「情報流通プラットフォーム対処法」に置き換わっています(当サイトがIPAのPDFを読み比べて確認)。出典:IPA 試験要綱・シラバスについて。

Q科目Bでは何が変わりましたか?

IPAの試験要綱の改訂履歴(Ver.5.3)に、基本情報技術者試験の科目Bの出題範囲を一部改訂したことが記載されています(2024年10月から適用)。科目Bの出題は、アルゴリズムとプログラミング16問・情報セキュリティ4問の合計20問・100分です(試験要綱 Ver.5.6)。2027年度の新制度でも科目Bは20問・100分の予定で、IPAは「試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更はありません」と説明しています(検討状況の公表であり、今後変わる可能性があります)。出典:IPA 試験要綱 Ver.5.6、IPA 見直しの検討状況。

Q取適法(中小受託取引適正化法)への改正は、試験にどう関係しますか?

IPAは、シラバスVer.9.2で「下請法」を削除し「中小受託取引適正化法(取適法)」を追加しました。シラバスの用語例には「委託事業者」「中小受託事業者」が載っています。法律の条文でも、委託する側を「委託事業者」、受託する側を「中小受託事業者」と呼びます(e-Gov法令検索)。試験でどう出題されるかはIPAが公表していませんので、旧名称(下請法・親事業者・下請事業者)と新名称の両方を知っておくと安心です。出典:e-Gov法令検索 製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律。

Q旧シラバスの参考書は、まだ使えますか?

参考書がどの版のシラバスに対応しているかを確認してください。2024年10月にシラバスの用語例が見直され、その後も法務分野の用語が2回置き換わっています。古い版の参考書を使う場合は、IPAが公開しているシラバスの変更箇所表示版で、足りない用語を補う進め方がおすすめです。出典:IPA 試験要綱・シラバスについて。

QIaC・DevOps・CNNは、シラバスに載っていますか?

はい。Ver.9.0のシラバス(変更箇所表示版)と現行のVer.9.2の用語例に、CNN(畳み込みニューラルネットワーク)、n-gram、IaC(Infrastructure as Code)、DevOps、DevSecOps、RAID10、ドキュメント指向データベース、3-2-1ルール(ランサムウェア対策のバックアップ)などが掲載されています。実際の出題内容や頻度はIPAが公表していません。出典:IPA 基本情報技術者試験 シラバス Ver.9.0(変更箇所表示版)。

Q2027年度の新制度のシラバスは、もう公開されていますか?

はい。IPAは2026年9月30日に、基本情報技術者試験のシラバス案 Ver.0.1を公開しました。ただし「公表時点の検討状況に基づくものであり、変更する可能性があります」と明記された暫定版です。2026-10-03時点で、基本情報技術者試験の新制度向けサンプル問題は、IPAのサンプル問題のページに掲載されていません。出典:IPA 新試験制度のシラバス案について、IPA 新試験制度のサンプル問題について。

Qこの記事の情報は、いつ時点のものですか?

2026年10月3日時点の、IPAの試験要綱・シラバスのページ、シラバス各版のPDF、新試験制度のシラバス案、e-Gov法令検索の情報にもとづきます。シラバスや出題範囲の最新の情報は、IPAの公式ページが一次ソースです。本記事は合格ナビ編集部が公開情報をもとに作成したもので、IPAの公式見解ではありません。架空の監修者・推奨者はいません。

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法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月3日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

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