危険物乙四

危険物乙4 語呂合わせ集指定数量・性質・法令の暗記ゴロまとめ

更新 ・書いた人 合格ナビ 編集長(運営者)

この記事でわかること

危険物乙4で覚えにくい数字を、指定数量・第4類の性質・法令の数値(保安距離など)に分けて語呂合わせで暗記できるよう集約しました。科目横断の暗記ハブとして、覚えたらそのまま科目別の問題で確認できる導線つきで解説します。

目次
  1. 語呂合わせを使うときの3つのコツ
  2. 指定数量のゴロ(法令・まず覚える数字)
  3. 性質のゴロ(第4類・暗記の例外を中心に)
  4. 法令の数字ゴロ(保安距離など)
  5. 物理化学のゴロ(公式・用語)
  6. まとめ
  7. 関連記事
結論:語呂は「自分に刺さる1つ」を選び、覚えた直後に問題で確認するのが鉄則。指定数量・性質・法令の数字に絞って使い、共通性状や手続きの区別は意味で理解しましょう。

危険物乙4は「数字の暗記」が合否を分けます。指定数量・引火点・保安距離など、覚えにくい数字を語呂合わせで一気に楽にできます。この記事は科目横断の暗記ハブです。各セクションの語呂を覚えたら、そのまま科目別の問題で確認できるよう導線をつけています。語呂は何個も覚える必要はなく、自分に刺さる1つで十分です。

語呂合わせを使うときの3つのコツ

  • 1論点1ゴロに絞る(複数覚えると混ざる)
  • 語呂で数値を思い出せたら、必ず問題で確認する
  • 共通性状・手続きの区別など理屈で覚えるべきものは語呂にしない

語呂はあくまで「思い出すきっかけ」です。理解できる論点まで語呂で丸暗記すると、ひねった問題に対応できなくなります。

指定数量のゴロ(法令・まず覚える数字)

指定数量は規則性が幹です。非水溶性は200→1,000→2,000、水溶性はその2倍。この幹に、端の値を語呂で足します。

品名指定数量語呂の例
特殊引火物50 L「特に(特殊)ご(5)用心(0)、たった50L」
第一石油類(非水溶性)200 L「ガソリン入れに(2)れ(0)れ(0)」
アルコール類400 L「アル中(40)0、お酒は400L」
第二石油類(非水溶性)1,000 L「灯油は冬(10)に千(1,000)L」
第四石油類6,000 L「潤滑油ぬる(6)ぬる6,000」
動植物油類10,000 L「天ぷら油は一万(10,000)L」

出典:e-Gov 法令検索 危険物の規制に関する政令 別表第三(2026-10-02 時点)。第一〜第三石油類は、水溶性液体の指定数量が非水溶性液体の2倍です。

幹の規則性・倍数計算は指定数量の覚え方・倍数計算ガイドで詳しく解説しています。語呂で端の値を覚えたら、規則性とつなげると全10品名が一気に固まります。倍数計算はガソリン・灯油・重油を貯蔵する場合の倍数計算の問題で確かめられます。

性質のゴロ(第4類・暗記の例外を中心に)

性質科目は共通性状を理屈で、例外を語呂で覚えると効率的です。共通性状はこうです(これは語呂より理解で)。

  • 第4類は蒸気が空気より重い・水より軽い・水に溶けにくい・静電気が溜まる

そのうえで、混同しやすい例外を語呂で押さえます。

覚えたいこと語呂の例
二硫化炭素は水より重い「二硫化炭素は重い、水に沈めて(水中貯蔵)保管」
二硫化炭素は発火点が低い(90℃)「二硫化炭素はキュー(90)っと低い発火点」
水溶性(アルコール・酢酸)は耐アルコール泡「お酒(アルコール)の火には耐(たい)アル泡」

上記の語呂はオリジナル創作です。語呂が指す二硫化炭素の発火点90℃は、厚生労働省の職場のあんぜんサイトの記載です(2026-10-02 時点)。物性値は資料によって異なる場合があります。

物質ごとの引火点・発火点・比重の一覧は第4類危険物の性質一覧表に比較表でまとめています。引火点の順番は第4類危険物を引火点の低いものから高いものへ並べる問題で確かめられます。

法令の数字ゴロ(保安距離など)

保安距離は数字が中心なので語呂が効きます。製造所の保安距離に関する問題で確かめられます。

対象施設保安距離語呂の例
一般の住宅10m「住宅はとお(10)くに」
高圧ガス施設20m「高圧ガスはふた(2)つ分(20)」
学校・病院30m「学校病院さん(3)十(30)歩」
重要文化財50m「文化財はご(5)じゅう(50)に大切に」

出典:危険物の規制に関する政令第9条第1項第1号(製造所の場合。住居10m・学校等30m・重要文化財等50m)、危険物の規制に関する規則第12条第2項(高圧ガス施設等20m)、2026-10-02 時点。保安距離・許認可・免状の数値は法令の数値まとめで表に集約しています。

変更届出の「10日前」は「品名変えるなら、とお(10)か前に届ける」で覚えられます。一方、「許可か届出か」の区別は「施設=許可/中身=届出」という意味で覚えたほうが応用が利きます(語呂にしないほうがよい例)。

物理化学のゴロ(公式・用語)

覚えたいこと語呂・覚え方
燃焼の3要素「可燃物・酸素・点火源(か・さ・て)」
引火点<燃焼点<発火点「引(火)・燃(焼)・発(火)の順に熱くなる」
蒸気比重=分子量÷29「空気の29で割るだけ」
静電気の防止「接地・加湿・ゆっくり流す(せ・か・ゆ)」

燃焼・引火点まわりの詳しい整理は引火点とは?発火点・燃焼点との違いと第4類の品名区分、計算公式は物理化学の計算の5つの型を参照してください。

まとめ

  • 語呂は自分に刺さる1つでよい。何個も覚えない
  • 指定数量・引火点・保安距離など数字中心の論点に使う
  • 共通性状や「許可か届出か」は理屈で理解する
  • 覚えた語呂は必ず問題で確認して定着させる

語呂で数字を固めたら、科目別の問題で試しましょう。法令は法令の問題、性質は性質の問題、全体の進め方は勉強法ロードマップへ。


※ 本記事は現行の消防法令に基づくオリジナル解説です。語呂は覚えるための補助であり、施設・取扱いの個別判断は所属事業所の保安担当・所轄消防にご確認ください。

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よくある質問

Q危険物乙4の指定数量は語呂で覚えられますか?

はい。幹となる規則性(非水溶性200→1,000→2,000、水溶性はその2倍)を押さえたうえで、端の値だけを語呂で補強すると効率的です。特殊引火物50・アルコール類400・第四石油類6,000・動植物油類10,000を語呂で固めれば、全10品名がつながります。

Q語呂合わせは何個も覚えたほうがよいですか?

覚える必要はありません。語呂は「自分に刺さる1つ」を採用すれば十分です。重要なのは語呂そのものより、語呂をきっかけに正しい数値・性質を思い出せること。覚えた直後に問題を解いて、語呂と知識を結びつけるのが定着の近道です。

Q性質科目で語呂が役立つのはどこですか?

引火点が極端に低い物質(ガソリン・ジエチルエーテル)、発火点が低い二硫化炭素、水より重い例外(二硫化炭素・酢酸)など、混同しやすい例外の暗記に有効です。共通性状(蒸気が空気より重い・水より軽い)は語呂より理屈で覚えるほうが応用が利きます。

Q法令の数字も語呂で覚えられますか?

保安距離(製造所の場合、住宅10m・高圧ガス20m・学校病院30m・文化財50m)や変更届出の十日前など、数字が中心の論点は語呂が有効です。ただし「許可か届出か」の区別は意味で理解したほうが応用が利くため、語呂は数字の暗記に限定して使うのがおすすめです。

Q語呂で覚えた後はどう定着させますか?

覚えた語呂は、必ずその場で科目別の問題を解いて確認します。語呂で数値を思い出す→問題で正解できる、という成功体験を作ると記憶が長持ちします。間違えた論点だけ語呂に戻る、というサイクルが効率的です。

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法令や試験の数字は、改正や年度で変わります。この記事の最終確認日は2026年10月2日です。申込みや合格基準は、必ず試験団体の公式情報で確かめてください。

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