電験三種 機械 問79:電気機器(同期機)
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-14)
定格出力8 000 kV・A,定格電圧6 600 V の三相同期発電機がある。この発電 機の同期インピーダンスが4.73 のとき,短絡比の値として,最も近いものを次 の
- 10.384
- 20.665
- 31.15正答
- 41.50
- 52.61
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電験三種「機械」の「電気機器(同期機)」に関する問題(令和5年度上期 問5)。正答は(3)です。
【基本公式】短絡比Ks=1/Xs[pu]。基準インピーダンスZ_base=V²_n/S_n [Ω]。
正答(3)「1.15」の計算:
Sn=8000kVA=8×10⁶VA、Vn=6600V(三相、線間電圧)、Xs=4.73Ω(一相分)。
基準インピーダンスZ_base=Vn²/Sn=6600²/(8×10⁶×10³/1000)。
注:三相発電機の場合Z_base=(V_n/√3)²/(S_n/3)=Vn²/Sn。
Z_base=6600²/(8000×10³)=43560000/8000000=5.445Ω。
Xs[pu]=Xs/Z_base=4.73/5.445=0.869pu。
Ks=1/Xs[pu]=1/0.869≒1.15→選択肢(3)。
【電気機器(同期機)短絡比計算の解法と要点】(令和5年度上期 問5)
【基本公式・定義】
基準インピーダンス(三相):Z_base=V_n²/S_n [Ω](V_n:定格線間電圧, S_n:定格容量)
同期インピーダンスのpu値:Xs[pu]=Xs/Z_base
短絡比:Ks=1/Xs[pu]
【計算過程】
V_n=6600V、S_n=8000kVA=8.0×10⁶VA、Xs=4.73Ω
Z_base=6600²/(8.0×10⁶)=43560000/8000000=5.445Ω
Xs[pu]=4.73/5.445=0.8688
Ks=1/0.8688=1.151≒1.15→選択肢(3)
【短絡比の意味】
Ks>1.0:鉄機械(水力発電機)→安定度高・外形大。
Ks≒0.5〜0.8:銅機械(タービン発電機)→安定度低・外形小。
本問Ks≒1.15→やや鉄機械寄り(安定度良好)。
【電気機器(同期機)短絡比計算の深層解析と電験三種合格戦略】(令和5年度上期 問5)
【核心論点と正答根拠】
Z_base=6600²/8000000=5.445Ω。Xs[pu]=4.73/5.445=0.869。Ks=1/0.869=1.15→(3)正答。
【短絡比と系統解析(per unit法)】
per unit(pu)値:実際値÷基準値。電力系統の多機種機器を同一ベースで解析。
基準設定:S_base(系統容量)、V_base(各電圧段)→Z_base=V_base²/S_base。
基準変換:Xs_new[pu]=Xs_old[pu]×(S_base_new/S_base_old)×(V_base_old/V_base_new)²。
【三相短絡電流の計算】
三相短絡電流(pu):I_sc=1/Xs[pu](定格電流基準)。
実際の三相短絡電流:I_sc=I_n×Ks=I_n/Xs[pu]。
遮断器容量設計:I_sc×√3×V_n→遮断器の定格遮断容量以上を選定。
【現代電力系統でのKs活用】
再エネ大量連系後の系統:同期発電機数減少→系統慣性(ΣJ)低下→周波数変動増加。
Ks(短絡比)と等価:系統の短絡容量(SCR)が小さい→「弱い系統」→電圧不安定・周波数不安定。
電験二種:短絡電流計算・遮断器選定・系統安定度解析(等面積判別法)が出題。
本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています(公式FAQで教育目的の許諾不要・使用料不要を明示容認・GREEN判定)。 根拠・出典:出典:令和5年度上期 第三種電気主任技術者試験 機械(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき段差性のあるAI解説(初心者・標準・上級)を作成しています。