第二種電工 検査・法令 問12:検査・法令
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
アナログ式回路計(電池内蔵)の測定レンジ を図のように選定し測定したところ,目盛板の 値を示した。測定値として,正しいものは。 注意:目盛表示は,一部 省略している。 ACV DCV
- ア直流205 V
- イ抵抗4.5
- ウ交流205 V正答
- エボックス間の配管でノーマルベンドを使った屈曲箇所を2 箇所設けた。
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アナログ式回路計(テスタ)で電圧を測定する場合、測定レンジの選択と目盛の読み方が重要。図ではACVレンジが選択されており、交流電圧を測定していることがわかる。測定値は目盛板の交流電圧(ACV)の行を読む。測定レンジが250Vに設定されており、目盛板の最大値250の目盛のうち針が示す値を読むと205Vを示している。直流ではなく交流(ACV)で読む点と、レンジ(250V)に合わせた目盛線を読む点がポイント。正答は(ウ)交流205V。
アナログ式回路計(テスタ)の読み方には複数の注意点がある。①測定レンジの確認:図ではACVレンジ(交流電圧)が選択されているため、DCVやΩの目盛ではなくACVの目盛を使用する。②測定レンジの倍率:レンジが250Vに設定されている場合、目盛板の0〜250の範囲で読む。③目盛の読み方:目盛板には複数のスケールが並んでいるため、選択したレンジに対応する目盛線の数値を読む。本問では交流電圧を250Vレンジで測定しており、針が示す目盛値は205V。正答は(ウ)「交流205V」。選択肢アの「直流205V」はレンジがACV(交流)であるため誤り。選択肢イの「抵抗4.5Ω」はΩ測定ではないため誤り。
本問はアナログ式回路計(テスタ)の目盛読み取りと測定レンジの理解を問う問題。アナログテスタは複数のスケール(ACV・DCV・Ω等)が同一目盛板に描かれており、選択したレンジと対応する目盛線を正確に選ぶことが求められる。
【アナログ式回路計の構造と目盛板】
アナログテスタは可動コイル型(D'Arsonval型)の電流計を基本として、抵抗・コンデンサ・整流器を組み合わせた多機能測定器。目盛板には通常以下のスケールが印刷されている。
- 最上段:Ω(抵抗)スケール:右端=0Ω・左端=∞Ωの逆目盛
- 中段以降:ACV・DCVスケール:左端=0・右端=最大値の正目盛
目盛板の数値は「目盛の最大値が選択したレンジの最大値と一致するスケール」を読む。
【本問の読み取り手順】
1. 測定レンジを確認:ACVが選択されている(交流電圧測定)
2. 測定レンジの値を確認:250Vレンジと仮定(図の設定による)
3. 目盛板のACVスケール(0〜250)を選択し、針の位置の数値を読む→205V
4. 測定値:交流205V(ACV 205V)
【各選択肢の誤り分析】
- ア(直流205V):ACVレンジ選択時にDCV読みをするのは誤り。アナログテスタで交流と直流では整流回路の有無により読み取り方が異なる。
- イ(抵抗4.5Ω):測定レンジがΩ(抵抗)ではなくACVなので誤り。抵抗測定時はΩ目盛を使用し、かつ電池内蔵で動作する。
- ウ(交流205V):正しい。
- エは別問の選択肢が混入したOCR誤り。
【アナログテスタ使用上の注意点】
電圧測定は並列接続・電流測定は直列接続。抵抗測定は必ず無電圧状態(回路から切り離した状態)で行う。抵抗測定のゼロ調整(両端子を短絡して0Ωに調整)を測定前に毎回行う必要がある。電池は抵抗測定にのみ使用され、電圧・電流測定では不要。誤って過大な電圧・電流レンジ外の値を測定すると指針が振り切れて損傷する。正答は(ウ)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問24(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。