検査・法令34検査・法令

第二種電工 検査・法令 問34:検査・法令

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

回路計 テスタ に関する記述として,正しい ものは。

  • ディジタル式は電池を内蔵しているが,アナログ式は電池を必要としない。
  • 電路と大地間の抵抗測定を行った。その測定値は電路の絶縁抵抗値として
  • 交流又は直流電圧を測定する場合は,あらかじめ想定される値の直近上位正答
  • 管と金属管
正答:交流又は直流電圧を測定する場合は,あらかじめ想定される値の直近上位

AI解説(初心者・標準・上級)

理解度に合わせて3レベルの解説を無料で読めます。根拠(電気設備技術基準・内線規程・電気工事士法・電気用品安全法)も明記。

初心者向けまずはここから。やさしく要点を解説

回路計(テスタ)の正しい使い方を問う問題で「正しいもの」を選ぶ。アナログ式テスタも電池が必要(抵抗測定用)→選択肢アは誤り。テスタで電路と大地間を測定しても絶縁抵抗値として使用できない(出力電圧が低すぎる)→選択肢イは誤り。電圧測定では想定値の直近上位レンジを選ぶ→選択肢ウが正しい。選択肢エはOCR混入(TSカップリングに関する別問テキスト)。正しい記述はウで正答は(ウ)。

標準試験対策の基準レベル

本問は問33と同じ論点で、回路計(テスタ)に関して正しいものを選ぶ問題。ア「デジタル式は電池内蔵だがアナログ式は電池を必要としない」→誤り。アナログ式テスタも抵抗測定時には内蔵電池が必要。アナログ・デジタルいずれも電池内蔵。イ「電路と大地間の抵抗測定を行った。その測定値は電路の絶縁抵抗値として使用してよい」→誤り。テスタの出力電圧は数V〜9V程度であり、絶縁抵抗値(MΩ単位)の正確な測定に必要なDC500V等の高電圧が出ない。絶縁抵抗測定には専用の絶縁抵抗計(メガー)を使用することが必要。ウ「交流または直流電圧を測定する場合は、あらかじめ想定される値の直近上位のレンジに切り替える」→正しい。電圧測定の基本手順。直近上位レンジにすることで指針が振り切れず、精度の高い読み取りができる。エ(OCR混入:TSカップリング等)→実際の選択肢エの内容(抵抗測定時の出力が交流等)は誤り。正答は(ウ)。

上級誤答論破・根拠規定・実務応用まで深掘り

問33と同じ論点の問題で、回路計(テスタ)の基本的な使用方法に関する知識を繰り返し問うている。複数年度で同じ内容が出題される典型的な頻出問題。

【「直近上位レンジ」の意味と実務】

電圧・電流測定でレンジを選ぶ際の「直近上位レンジ」とは、測定する値よりも一段大きいレンジ(測定値がレンジの50〜90%程度に収まるレンジ)を選択するということ。例:100Vを測定する場合→250Vレンジが直近上位(100Vレンジだとちょうどフルスケールになり読みにくいか振り切れる)。理由:フルスケール(最大値)近くで読み取ると目盛の読み取りが正確で誤差が小さくなる。反対に測定値が目盛の左端(小さい値)にある場合は精度が低下する。

【アナログ・デジタルテスタの電池使用状況まとめ】

アナログテスタ(可動コイル型):電池は抵抗測定(Ω)のみ使用。電圧測定は電池不要(被測定電圧から直接電流を引き出す)。電流測定は電池不要(電流計の分流器方式)。デジタルテスタ:全ての測定機能(電圧・電流・抵抗)でデジタル回路・A/D変換のために電池を常時使用。選択肢ア「アナログ式は電池不要」は「電圧・電流測定では電池不要」という意味では正しいが、抵抗測定も含めた全体では「電池内蔵」が正確であり、テスタの基本として電池は必要。

【テスタと絶縁抵抗計の違い(試験の頻出比較)】

| 項目 | テスタ(回路計) | 絶縁抵抗計(メガー) |

|---|---|---|

| 出力電圧 | DC数V〜9V | DC250/500/1000V |

| 測定範囲 | Ω〜kΩ(〜MΩ) | 0〜∞MΩ(実用100MΩ程度) |

| 用途 | 回路の電圧・電流・導通確認 | 絶縁性能の評価 |

| 絶縁抵抗測定 | 不可(電圧不足) | 可(専用機器) |

テスタで電路と大地間の抵抗を測定しても「導通はある(∞ではない)」という確認はできるが、0.1〜0.4MΩという絶縁抵抗の基準値に対応した測定はできない。正答は(ウ)。

出典・根拠について

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問24(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。

関連論点

頻出度B

検査・法令の他の問題

1
検査・法令
2
検査・法令
3
検査・法令
4
検査・法令
5
検査・法令
6
検査・法令
検査・法令の一覧

分野別に解いて、第二種電工に合格

4分野のオリジナル問題。各問に根拠(電気設備技術基準・内線規程・電気工事士法・電気用品安全法)とAI解説(3レベル)付き・閲覧無料。