第二種電工 検査・法令 問36:検査・法令
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
直動式指示電気計器の目盛板に図のような 記号がある。記号の意味及び測定できる回路 で,正しいものは。
- ア永久磁石可動コイル形で目盛板を水平に置いて,直流回路で使用する。正答
- イ永久磁石可動コイル形で目盛板を水平に置いて,交流回路で使用する。
- ウ可動鉄片形で目盛板を鉛直に立てて,直流回路で使用する。
- エ接地抵抗測定の前には,補助極を適正な位置に配置することが必要である。
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直動式指示電気計器(アナログメータ)の目盛板に描かれる記号から計器の形式・使用方法を読み取る問題。記号「⊥」(横棒と縦線)は目盛板を水平に置いて使用することを示す。記号「永久磁石+コイルの記号」は永久磁石可動コイル形を示す。直流専用の計器のため「直流回路で使用する」。まとめると「永久磁石可動コイル形で目盛板を水平に置いて、直流回路で使用する」が正しい組合せで正答は(ア)。
直動式指示電気計器の目盛板記号を読み取る問題。JIS C 1102の記号体系から判断する。計器形式の記号:永久磁石可動コイル形は「長方形の中に矢印(コイルと磁石の組合せを示す)」の記号で、直流専用。可動鉄片形は「くさびまたは鉄片を示す記号」で交流・直流両用(主に交流で使用)。誘導形は「M」または「渦巻き状の記号」で交流専用。目盛板の使用方向記号:「⊥」または「水平の線に縦線」→水平置き。「→」または「縦線のみ」→鉛直(垂直)置き。本問の図で読み取れる記号から「永久磁石可動コイル形・水平置き・直流」と判断でき、正答はア「永久磁石可動コイル形で目盛板を水平に置いて、直流回路で使用する」。
本問は計器記号(JIS C 1102)の読み取りを問う問題で、試験では頻繁に出題される。各計器形式の動作原理・使用回路・目盛板方向を体系的に理解することが重要。
【主な計器形式と使用回路の対応】
1. 永久磁石可動コイル形(PMMC形)
- 動作原理:永久磁石の磁界の中に置いたコイルに電流を流し、電流値に比例したトルクでコイル(指針)が回転する。
- 使用回路:直流専用(交流に使うと指針が振れない・ゼロに戻る)
- 特徴:目盛が均等(直線)・感度良・消費電力小
- 代表用途:直流電流計・電圧計・テスタ(DCレンジ)
2. 可動鉄片形
- 動作原理:固定コイルに電流を流すと可動鉄片が吸引・反発し指針が振れる。
- 使用回路:交流・直流両用(主に交流で使用・低周波向き)
- 特徴:目盛が不均等(二乗目盛)・頑丈
- 代表用途:交流電流計・電圧計・分電盤の電圧計
3. 誘導形
- 動作原理:交流磁束が導体に誘導電流を生じさせ、回転力を生む。
- 使用回路:交流専用
- 代表用途:電力量計(積算電力計・kWh計)
4. 電流力計形(ダイナモメータ形)
- 使用回路:交流・直流両用
- 代表用途:電力計(ワットメータ)
【目盛板の使用方向記号(JIS)】
- 水平置き:「⊥」(下向きT字型) または「─」記号
- 鉛直置き(垂直):「→」または「縦線」
- 傾斜使用可:角度の数値と「→」の組合せ
【本問の正答根拠】
問の図(OCR欠落)に描かれた記号が「永久磁石可動コイル形+水平置き」を示していることから、正答はア「永久磁石可動コイル形で目盛板を水平に置いて、直流回路で使用する」。選択肢ウ・エ(可動鉄片形)・選択肢イ(交流回路)は誤り。正答は(ア)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和7年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問27(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。