第二種電工 検査・法令 問63:検査・法令
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
低圧屋内配線の電路と大地間の絶縁抵抗を 測定した。「電気設備に関する技術基準を 定める省令」に適合していないものは。
- ア単相3 線式100/200 V の使用電圧200 V 空調回路の絶縁抵抗を測定した
- イ三相3 線式の使用電圧200 V(対地電圧200 V)電動機回路の絶縁抵抗を測定正答
- ウ単相2 線式の使用電圧100 V 屋外庭園灯回路の絶縁抵抗を測定したところ
- エ抵抗を測定する場合の回路計の端子における出力電圧は,交流電圧である。
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低圧屋内配線の絶縁抵抗値で電技省令に適合していないものを選ぶ問題。問48と同設定。三相200V電動機回路(対地電圧200V)の絶縁抵抗最小値は0.2MΩ以上が必要。選択肢イ「三相3線式200V(対地電圧200V)電動機回路の絶縁抵抗を測定した」ところ、測定値が0.2MΩ未満(または0.1MΩ程度)であれば適合していない。対地電圧200V(150V超300V以下)→基準0.2MΩ。正答は(イ)。
低圧屋内配線で電技省令に適合していない絶縁抵抗値を選ぶ問題。電技省令第58条の3区分で判定する。ア「単相3線式100/200Vの使用電圧200V空調回路の絶縁抵抗を測定」→単相3線式の200V回路(対地電圧200V→150V超300V以下)→基準0.2MΩ。測定値が0.2MΩ以上なら適合。イ「三相3線式使用電圧200V(対地電圧200V)電動機回路の絶縁抵抗を測定」→対地電圧200V(150V超300V以下)→基準0.2MΩ必要。問48と同設定で測定値が0.2MΩ未満なら適合していない→正解(不適合を選ぶ問題)。ウ「単相2線式使用電圧100V屋外庭園灯回路の絶縁抵抗を測定」→対地電圧100V(150V以下)→基準0.1MΩ。測定値が0.1MΩ以上なら適合。各選択肢の測定値と基準値の比較が解法の核心。正答は(イ)。
本問は問48と同形式の絶縁抵抗不適合問題。三相200V回路(対地電圧200V)で0.2MΩ未満の測定値が不適合となる。問48との違いは選択肢の構成と回路の種類(空調・電動機・庭園灯)で、絶縁抵抗の3区分を確実に当てはめられるかを試している。
【電技省令第58条の絶縁抵抗基準(完全整理)】
対地電圧150V以下→最小絶縁抵抗値0.1MΩ:
単相2線式100V回路(照明・コンセント・庭園灯等)。
単相3線式100V分岐(中性線+1電圧線・照明等)。
対地電圧150V超300V以下→最小絶縁抵抗値0.2MΩ:
単相3線式200V分岐(2電圧線・エアコン・IH等)。
三相3線式200V回路(電動機・動力設備等)。
単相2線式200V回路(一部の設備)。
使用電圧300V超→最小絶縁抵抗値0.4MΩ:
三相440V回路(工場の大型機械・高圧空調設備等)。
【各選択肢の判定詳細】
ア(単相3線式200V空調回路):
使用電圧200V・対地電圧200V(単相3線式の電圧線2本間)→対地電圧150V超300V以下→基準0.2MΩ。測定値が0.2MΩ以上であれば適合。問題の完全な選択肢文に記載の測定値で判定するが、本問の正答がイである以上アは適合していると判断できる。
イ(三相3線式200V電動機回路・対地電圧200V):
三相3線式200V・対地電圧200V(150V超300V以下)→基準0.2MΩ。問48と同設定で、測定値が0.2MΩ未満(例:0.1MΩ等)→基準値未満→適合していない→正解。
ウ(単相2線式100V庭園灯回路):
使用電圧100V・対地電圧100V(150V以下)→基準0.1MΩ。測定値が0.1MΩ以上であれば適合。庭園灯(屋外)は雨濡れ等で絶縁劣化しやすいが、測定値が基準以上であれば適合。
【実務での絶縁抵抗不良判定の対応手順】
1. 不適合電路を特定(ブレーカー単位で分岐回路を切り分けて測定)。
2. 不良箇所の特定(コンセント・スイッチ・電線の順に切り離してどこで改善するか確認)。
3. 修繕後の再測定で基準値以上を確認してから復電。
三相200V電動機回路の絶縁不良は電動機の巻線劣化(コイルの絶縁不良)が主原因のことが多く、電動機本体の交換・修理が必要になるケースも多い。正答は(イ)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和4年度下期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問25(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。