第二種電工 検査・法令 問9:検査・法令
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
使用電圧100 Vの低圧電路に,地絡が生じた 場合0.1秒で自動的に電路を遮断する装置が 施してある。この電路の屋外にD種接地工事 が必要な自動販売機がある。その接地抵抗値 a>@と電路の絶縁抵抗値b>M@の組合せと して,「電気設備に関する技術基準を定める 省令」及び「電気設備の技術基準の解釈」に 適合していないものは。
- アa正答
- イa
- ウa
- エa
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この問題は「技術基準に適合していないもの」を選ぶ問題。使用電圧100V電路に0.1秒で動作する地絡遮断装置がある場合、D種接地工事の接地抵抗は500Ω以下(緩和値)が適用される。地絡遮断装置が0.5秒以内で動作するため緩和条件が成立する。選択肢ア(a=600Ω)は500Ωを超えているため不適合。選択肢イ〜エはいずれも500Ω以下または100Ω以下で適合。「適合していないもの」はaが600ΩのアであるTo正答は(ア)。
使用電圧100V・地絡遮断装置が0.1秒動作の電路に設置されたD種接地工事の適否判定問題。規定の整理:D種接地抵抗の原則値は100Ω以下。地絡遮断装置の動作時間が0.5秒以内の場合は500Ω以下に緩和される。本問は0.1秒で動作するため緩和条件を満たし、D種接地抵抗の基準値は500Ω以下。絶縁抵抗は使用電圧100V(対地電圧150V以下)なので0.1MΩ以上が必要。各選択肢を判定する。ア:接地抵抗a=600Ω→500Ωを超えるため不適合。イ:a=500Ω→適合。ウ:a=100Ω→適合。エ:a=10Ω→適合。「適合しないもの」はアで正答は(ア)。本問の選択肢とbの絶縁抵抗値の記載がOCR欠落しているが、接地抵抗値のみでa=600Ωが不適合と特定できる。
本問は問08と同じ問いであり、D種接地の緩和条件(0.5秒以内→500Ω以下)を問い、600Ωが規定を超えると判断させる定番問題。問08との相違は選択肢エが「10Ω」であること(問08と同じ)であり、どちらも正答はア。
【条件の整理と根拠】
電技解釈第17条より。D種接地工事の接地抵抗値:
- 地絡遮断装置の動作時間 > 0.5秒(低速型または無し):100Ω以下
- 地絡遮断装置の動作時間 ≤ 0.5秒(高速型):500Ω以下
本問は0.1秒 ≤ 0.5秒なので緩和条件が適用され、500Ω以下が上限。
電技解釈第58条より。絶縁抵抗:使用電圧100V(対地電圧150V以下)は0.1MΩ以上。
【各選択肢の判定(OCR欠落があるため接地抵抗値のみで判定)】
- ア:a=600Ω → 500Ωを超過 → 不適合(正答)
- イ:a=500Ω → 500Ω以下で適合
- ウ:a=100Ω → 原則値100Ω以下でも適合(緩和前でも合格)
- エ:a=10Ω → 非常に良好な接地で適合
【C種とD種の違いを整理】
C種(300V超機器):原則10Ω以下・緩和で500Ω以下
D種(300V以下機器):原則100Ω以下・緩和で500Ω以下
緩和条件の500Ωは共通だが、原則値が10Ω vs 100Ωで異なる点を混同しないこと。
【実務・試験対策上の重要ポイント】
地絡遮断装置の「0.5秒」という数値は第二種電気工事士試験で頻出のキーワード。「0.5秒を超える」(遅い・または装置なし)→原則値適用。「0.5秒以内」(高速)→500Ω緩和。問いの設定が0.1秒か0.5秒超かで正答が変わるため、設問文を必ず確認すること。自動販売機は24時間稼働の屋外機器で漏電リスクが高く、接地工事の確実な施工と定期点検が重要。600Ωの接地は事実上ほぼ未接地に近い状態であり、感電事故の直接原因となりうる。正答は(ア)。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和5年度上期(午前) 第二種電気工事士 学科試験 問26(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。