問題
図のような回路で,端子a-b間の合成抵抗[Ω]は。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
図の下の経路を左から見ると、まず6Ωが2本、左端どうし・右端どうしがつながって並んでいます。これは並列で、6÷2=3Ω。その先に3Ωが1本つながっているので直列で、3+3=6Ω。いちばん上の3Ωは、左端が端子a側、右端が端子b側に直接つながっているので、下の経路(6Ω)全体と並列です。3×6÷(3+6)=2Ω。正答はイです。
【図の読み取り】
・上段3Ω:左端は a、右端は b → a–b 間に直接入る
・6Ω×2本:左端どうし(a のすぐ右の点)と右端どうし(節点Qとする)がつながる → 並列
・下段右の3Ω:Q と b の間 → 6Ω∥6Ω と直列
【計算】
①6Ω∥6Ω = 6/2 = 3 Ω
②3 + 3 = 6 Ω(下の経路全体)
③上段3Ωと並列:3×6/(3+6) = 18/9 = 2 Ω → イ
【選択肢の見分け】
・3Ω(ウ):上段3Ωを見落として①で止めた、または②の 6Ω と 6Ω を並列にした誤り。
・4Ω(エ)・1Ω(ア):直列・並列の組み合わせを取り違えた誤り。
並列にすると、もとの各経路(3Ωと6Ω)のどちらよりも小さくなります。2Ω はその条件を満たします。
【節点で整理する】抵抗のない線でつながった部分をまとめると、節点は a・Q・b の3つです(a の右にある2つの黒丸は線でつながっているので、どちらも a と同じ節点)。
・a–b 間:3Ω(上段)
・a–Q 間:6Ω と 6Ω
・Q–b 間:3Ω
ブリッジではないので、直並列の公式だけで解けます。
【計算】
R_aQ = 6∥6 = 3 Ω
R_aQb = 3 + 3 = 6 Ω
R_ab = 3∥6 = 3×6/9 = 2 Ω(イ)
【検算(電流の分かれ方)】a–b 間に 6V をかけると、上段3Ωに 2A、下の経路(6Ω)に 1A、合計 3A → 6V/3A = 2Ω。下の経路では a–Q 間に 1A×3Ω = 3V、Q–b 間に 1A×3Ω = 3V で合計 6V、6Ω 2本には 0.5A ずつ流れます。
【つまずきやすい点】
・a のすぐ右に黒丸が2つ並んでいるため、2本の6Ωの左端が別々の点に見えますが、黒丸どうしは線でつながっているので同じ節点です。
・上段3Ωは下の経路の3Ωとは別物で、外側を回る「バイパス」です。最後に並列でまとめます。
【類題への応用】同じ値2本の並列は半分(6∥6=3)、3Ωと6Ωの並列は2Ω、と覚えておくと暗算で解けます。内側から順にまとめ、外側の抵抗は最後に並列にする手順は、他の年度の合成抵抗問題でも共通です。
出典と作り方
本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和7年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問1(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。


