第二種電工 電気の基礎理論 問23:電気の基礎理論
(令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12)
図のような回路で,8 の抵抗での消費電力 [W]は。 200 V
- ア200
- イ800正答
- ウ1 200
- エ2 000
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※本問は図必須で、設問テキストに回路構成が反映されていない。8Ω抵抗の消費電力を求める問題で、正答イ=800W から推定すると、8Ω抵抗に流れる電流I=10A(P=I²R=100×8=800W)の構成。電源200Vが回路全体にかかり、8Ω抵抗を含む経路に10A流れる典型回路。消費電力の基本式:P=VI=I²R=V²/R。電源電圧と回路構成から該当素子の電圧・電流を求めて代入する手順。
※本問は図情報必須のためテキストのみでは確定解説不可。8Ω抵抗の消費電力を求める問題、正答イ=800W。
【正答800Wの典型回路パターン】
電源200V、8Ω抵抗に流れる電流I=10A → P=I²R=10²×8=800W
これは8Ω抵抗にかかる電圧V=I×R=10×8=80V、または P=V²/R=80²/8=800W で検算。
【典型回路例】
①直列RL回路でZ=20Ω(R=8Ω+X_L=18.3Ω程度)・I=10A
②直列回路で8Ω+12Ω=20Ω、200V÷20Ω=10A、8Ω側P=800W
③並列回路で8Ωに10A配分される構成
【消費電力の3つの公式】
①P=V×I(電圧×電流)
②P=I²×R(電流²×抵抗)
③P=V²/R(電圧²/抵抗)
直列回路では各素子に同じ電流が流れるのでP=I²Rが便利。並列回路では各素子に同じ電圧がかかるのでP=V²/Rが便利。
※本問は図情報必須のため確定解説不可。8Ω抵抗の消費電力計算問題、正答イ=800Wの一般論を整理。
【消費電力計算の3公式】
P[W] = V[V] × I[A] = I²[A²] × R[Ω] = V²[V²] / R[Ω]
抵抗素子の場合、3公式は全て等価。与えられた情報に応じて使い分ける:
- 電圧と電流:P=VI
- 電流と抵抗(直列回路で電流共通):P=I²R
- 電圧と抵抗(並列回路で電圧共通):P=V²/R
【正答800Wの導出パターン】
パターンA(直列RL回路):
電源200V、R=8Ω、X_L=(適切な値)の直列回路で、Z=20Ω→I=10A→P=I²R=800W
例:X_L=18.33Ω、Z=√(8²+18.33²)=20Ω、I=200/20=10A、P_R=10²×8=800W
パターンB(並列分配):
電源200V、8Ωと12Ωの並列で各々に分配。並列なら8Ωに200/8=25A、P=200×25=5000W(不一致)
8Ωが他抵抗との直列の一部で電流10Aの場合のみP=800W成立。
パターンC(純抵抗直列):
電源200V、8Ω+12Ω=20Ω直列、電流I=200/20=10A、8Ωの消費電力P=I²×R=10²×8=800W。残り12ΩはP=10²×12=1200W、全体合計P_全=10²×20=2000W=V×I=200×10=2000W(一致)。
【交流回路の有効電力】
直列RL/RC回路の場合:
P_有効 = I²×R(抵抗成分のみが電力消費)
P_皮相 = V×I = I²×Z
P_無効 = I²×X(リアクタンス成分は往復のみ)
力率 cosφ = R/Z = P_有効/P_皮相
並列RL/RC回路の場合:
P_有効 = V²/R = V×I_R
P_無効 = V²/X = V×I_X
P_皮相 = V×I = V×√(I_R²+I_X²)
【消費電力の物理的意味】
抵抗での消費電力 = ジュール熱として散逸する電力 = エネルギー保存則で熱・光・運動に変換される。
リアクタンスでの「消費電力」 = 0(往復のみ)
- コイル:磁界エネルギーを蓄積→放出
- コンデンサ:電界エネルギーを蓄積→放出
電源から見ると、皮相電力S=VIだけ流れているが、有効電力Pだけが実際の仕事に使われる。
【実務応用】
①電気代計算:
消費電力[kW] × 使用時間[h] × 単価[円/kWh] = 電気代
例:800W冷蔵庫を24時間使用→800×24=19200Wh=19.2kWh、27円/kWh→518円/日
②電線温度上昇:
電線抵抗R_線 × I² = 電線損失P_loss。電線温度上昇は許容電流規定の根拠。
1.6mm IV線で27A許容、I=27A以下なら電線温度60℃以下を維持。
③変圧器の損失:
無負荷損(鉄損P_i:磁束変化による渦電流・ヒステリシス損)+負荷損(銅損P_c:巻線抵抗×電流²)
効率η = 出力P_out/(P_out+P_i+P_c)
④電動機の効率:
入力電力P_in(電気) = 機械出力P_out + 銅損 + 鉄損 + 機械損
誘導電動機効率:5kW級75%、50kW級91%、500kW級95%
【類問パターン】
①電流を求める:P=I²R から I=√(P/R)
②電圧を求める:P=V²/R から V=√(PR)
③抵抗を求める:P=V²/R から R=V²/P
④時間あたりエネルギー:W=P×t、ジュール熱H=Pt=I²Rt
⑤効率計算:η=P_出力/P_入力
【関連法令・規格】
①電気事業法施行規則:電力需給契約の契約電力規定
②JIS C 4034:誘導電動機の効率規格
③JIS C 4304:油入変圧器の効率規格
④電気設備技術基準:低圧屋内配線の容量制限
【電験三種への接続】
電験三種「電力」では発電所の効率計算、送配電損失、「機械」では電動機・変圧器の損失分析が問われる。第二種で消費電力公式P=VI=I²R=V²/R を瞬時に切り替えられることが、上位資格・電気設計実務への基礎。本問のテキスト抽出版では図情報欠落で確定解説不可だが、論点としては消費電力計算の基本パターンとして頻出する。
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問1(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づきオリジナル問題と段差性のあるAI解説を作成しています。