第二種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第二種電工 令和6年度下期 問1|電気の基礎理論

問題

第二種電工 | 電気の基礎理論 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

図のような回路で,端子a-b間の合成抵抗[Ω]は。

問題の図(出典: 令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問1/電気技術者試験センター)

図・写真の中の記号が イ・ロ・ハ・ニ のときは、選択肢の ア・イ・ウ・エ に順に対応します(試験の問題用紙の表記)。

図の出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問1(一般財団法人 電気技術者試験センター)

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答え合わせ

正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

図には5本の抵抗があります。まず左の2本の2Ωは、左端どうし・右端どうしがつながっているので並列で、2÷2=1Ω。右の3Ωと6Ωも左端どうし・右端どうしがつながった並列で、3×6÷(3+6)=2Ω。この2組は真ん中の線でつながった直列なので、1+2=3Ω。いちばん上の6Ωは、左端が端子a側、右端が端子b側に直接つながっているので、この3Ωの部分全体と並列です。3×6÷(3+6)=2Ω。正答はイです。

【図の読み取り】

・上段6Ω:左端は a 側の縦線、右端は b 側の縦線 → a–b 間に直接入る

・左の2Ω×2本:左端は a 側、右端は中央の節点(Pとする)→ a–P 間で並列

・右の3Ωと6Ω:左端は P、右端は b 側 → P–b 間で並列

【計算】

①a–P:2Ω∥2Ω = 2/2 = 1 Ω

②P–b:3Ω∥6Ω = 3×6/(3+6) = 18/9 = 2 Ω

③a–P–b の経路:1 + 2 = 3 Ω(直列)

④上段6Ωと並列:3×6/(3+6) = 2 Ω → イ

【選択肢の見分け】

・3Ω(ウ):上段の6Ωを見落とし、③で止めた誤り。

・4Ω(エ):並列を直列のように扱うなど計算順の誤り。

・1Ω(ア):左の2Ω∥2Ωだけを答えた誤り。

並列の合成は必ず「小さいほうの抵抗より小さくなる」ので、④の答えは3Ωと6Ωのどちらよりも小さい、と確かめられます。

【節点で整理する】抵抗のない線でつながった部分を1つの節点にまとめると、節点は a・P・b の3つだけです。

・a–b 間:6Ω(上段)

・a–P 間:2Ω と 2Ω

・P–b 間:3Ω と 6Ω

この形は「直並列+外側のバイパス」で、ブリッジ(a・b 以外の節点が2つ以上ある回路)ではないので、Δ-Y変換は不要です。

【計算】

R_aP = 2∥2 = 1 Ω

R_Pb = 3∥6 = 2 Ω

R_aPb = 1 + 2 = 3 Ω

R_ab = 3∥6 = 3×6/9 = 2 Ω(イ)

【検算(電流の分かれ方)】a–b 間に 6V をかけると、上段6Ωに 1A、下の経路(3Ω)に 2A、合計 3A → 6V/3A = 2Ω。下の経路では、a–P 間に 2A×1Ω = 2V、P–b 間に 2A×2Ω = 4V で合計 6V。P–b 間の3Ωに 4/3A、6Ωに 2/3A が流れ、和が 2A になり矛盾がありません。

【つまずきやすい点】

・下段2Ωの右端と、右の3Ω・6Ωの左端の間にある短い線は「抵抗のない線」なので、ここは1つの節点Pです。2つの節点に分けて考えると、組み合わせを取り違えます。

・上段6Ωは図の上を回り込んでいますが、両端が a と b なので a–b 間に直接入った抵抗です。

【類題への応用】6Ωと3Ωの並列=2Ω、2Ωと2Ωの並列=1Ωのように、和分の積が整数になる組み合わせは試験で繰り返し使われます。外側を回る抵抗は、内側をまとめた結果と最後に並列にする、という順番を守ると計算が崩れません。

この問題の根拠出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問1(一般財団法人 電気技術者試験センター)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和6年度下期 第二種電気工事士 学科試験 問1(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。