問題
図のような直流回路で,a-b間の電圧[V]は。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
図では、100Vの電池2個が上下に直列につながり、その真ん中(端子a側)が接地されて0Vになっています。上の電池の上端は+100V、下の電池の下端は-100Vです。右側では40Ωと60Ωが直列に、この上端と下端の間(合計200V)につながっています。電流は 200÷(40+60)=2A。端子bは40Ωと60Ωの間なので、下端(-100V)から60Ωを上がると 2×60=120V 高くなり、b=-100+120=+20V。aは0Vなので、a-b間の電圧は20V。正答はアです。
【図の読み取り】
・電池:100V×2 が直列。中央の節点が端子 a につながり、接地(0V)
・抵抗:40Ω(上)と 60Ω(下)が直列で、電池2個の両端(合計200V)につながる
・端子 b:40Ω と 60Ω の接続点
・a と b の間は開いている(電流は流れない)
【計算】
①電流 I = 200/(40+60) = 2 A
②各点の電位(a=0V 基準):上端 +100V、下端 -100V
③b の電位 = +100 - 40×2 = +20 V(下からでも -100+60×2 = +20 V)
④a-b 間の電圧 = |0 - 20| = 20 V(ア)
【選択肢の見分け】
・40V(ウ):60Ω の電圧 120V と 40Ω の電圧 80V の差(40V)を答えた誤り。正しくは b の電位と a の電位(0V)の差です。
・30V(イ)・50V(エ):電位を書き込まずに見当で選ぶと迷う値です。
「各点の電位を接地点からの高さとして書き込む」と迷いません。
【電位で解く】
電圧は2点の電位の差です。接地点(a)を0Vとし、電池と抵抗を順にたどって電位を書き込みます。
・電池2個の直列:上端 +100V、中央 0V、下端 -100V(上の電池・下の電池ともに上が+の向き)
・抵抗回路:上端→40Ω→b→60Ω→下端、両端の電位差 200V
・I = 200/100 = 2 A
・40Ω の電圧降下 80V → V_b = 100 - 80 = +20 V
・60Ω の電圧降下 120V → V_b - (-100) = 120 で検算一致
V_ab = V_a - V_b = 0 - 20 = -20 V。大きさは 20V(ア)。
【分圧の式で解く】
b の電位は「下端の電位+全電圧×(下側の抵抗の割合)」= -100 + 200×60/100 = +20 V。
【つまずきやすい点】
・a と b は線でつながっていないので、ここには電流が流れません。a-b 間は「電圧計を当てる場所」と考えます。
・抵抗が上下で等しければ b も0Vになり電圧は0。40Ω と 60Ω の差(不平衡)が 20V を生んでいます。
出典と作り方
本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和4年度下期(午後) 第二種電気工事士 学科試験 問1(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。


