電気機器・蓄電池・配線器具9電気機器・蓄電池・配線器具

第一種電工 電気機器・蓄電池・配線器具 問9:電気機器・蓄電池・配線器具

令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-14

④に示すPF・S 形の主遮断装置として, 必要でないものは。

  • 過電流継電器正答
  • ストライカによる引外し装置
  • 相間,側面の絶縁バリヤ
  • 高圧限流ヒューズ
正答:過電流継電器

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PF・S形(パワーヒューズ・スイッチ形)は高圧受電設備の主遮断装置の方式のひとつ。「PF」は高圧限流ヒューズ(Power Fuse)、「S」は高圧交流負荷開閉器(Switch)のこと。過電流継電器(OCR)はCB形(遮断器形)で使われる機器で、PF・S形には必要ない。ヒューズが過電流を遮断する役割を果たすからだ。ストライカによる引外し装置はヒューズ溶断時に開閉器を連動して開放するために必要。正答はア(過電流継電器は不要)。

標準試験対策の基準レベル

PF・S形主遮断装置の構成要素を問う問題(「必要でないもの」を選択)。PF・S形は高圧限流ヒューズ(PF)と高圧交流負荷開閉器(LBS)の組合せで構成される受電設備の主遮断装置。必要な構成:イ(ストライカによる引外し装置):1相のヒューズが溶断した際、ストライカ(突出ピン)がLBSのトリップコイルまたは機械的トリップ機構を作動させ、3相一括遮断する欠相防止機能。ウ(相間・側面の絶縁バリヤ):各相間の絶縁保持と感電防止のために必要。エ(高圧限流ヒューズ):過電流・短絡電流を遮断する主要保護素子でPF・Sの「PF」そのもの。ア(過電流継電器):CB形で使用される機器で、変流器(CT)+過電流継電器(OCR)+遮断器(CB)の組合せで過電流保護を行う。PF・S形ではヒューズが過電流保護を担うためOCRは不要。正答ア。

上級誤答論破・根拠規定・実務応用まで深掘り

【高圧受電設備の主遮断装置形式:PF・S形とCB形の違い】第一種電気工事士では高圧受電設備(キュービクル)の設計・施工が重要な業務領域。主遮断装置の形式選択は電気設備設計の基本。

【PF・S形の構成と動作原理】PF・S形は受電容量300kV・A以下の小規模受電設備に適用される(電気設備技術基準の解釈・内線規程)。構成:高圧限流ヒューズ(PF):短絡電流を電流限流作用で高速遮断する。溶断時間は50ms以下。3種類の用途別ヒューズ(一般用T、電動機用M、コンデンサ用C、変圧器用G)がある。高圧交流負荷開閉器(LBS):通常の負荷電流の開閉が可能。短絡電流の遮断能力は持たない。ストライカ引外し機構:ヒューズ溶断時に突出するストライカ(金属ピン)によりLBSを機械的にトリップさせ、欠相運転を防止する。絶縁バリヤ:各相間(A-B-C相間)の絶縁を確保し、充電部への接触防止。

【CB形との比較】CB形は高圧遮断器(VCB:真空遮断器等)+過電流継電器(OCR)+変流器(CT)+地絡継電器(DGR)の組合せ。短絡電流も直接遮断でき、受電容量300kV・A超では必須。再投入(リクローズ)も可能でPF・S形より保護協調の自由度が高い。

【実務上の選定基準】PF・S形:コスト安・コンパクト・保守簡便(ヒューズ交換のみ)。CB形:再投入可能・詳細保護協調設計可能・大容量対応。近年はモールドケース遮断器(MCCB)との組合せも普及している。

出典・根拠について

本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています(公式FAQで教育目的の許諾不要・使用料不要を明示容認・GREEN判定)。 根拠・出典:出典:令和6年度 第一種電気工事士 学科試験 問33(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-14)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:Zawa Lab(合格ナビ運営者情報) / 電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき段差性のあるAI解説(初心者・標準・上級)を作成しています。

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