賃管士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

賃管士 賃貸住宅管理業法 問6|登録簿の閲覧・登録番号の表示義務

問題

賃管士 | 賃貸住宅管理業法 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

賃貸住宅管理業の登録簿の閲覧および登録番号の表示義務に関する次のア〜オの記述のうち、誤っているものはどれか。

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答え合わせ

正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)

解説

正答はイ(誤っている記述)です。

管理業法第8条により、国土交通大臣は賃貸住宅管理業者登録簿を一般の閲覧に供しなければなりません。閲覧に登録事業者の同意は要りません。登録制度の透明性を確保し、オーナーや入居者が相手方の登録を確認できるようにするためです。

標識の掲示(業法第19条)は営業所又は事務所ごとの義務で、国土交通省令で定める様式(施行規則第39条・別記様式第12号)の標識を公衆の見やすい場所に掲げなければなりません。

登録簿の閲覧制度と標識掲示義務:

項目内容根拠
登録簿の閲覧国土交通大臣が一般の閲覧に供する(登録事業者の同意は不要)業法第8条
登録簿の登録事項商号・名称又は氏名及び住所、法人の役員の氏名、営業所又は事務所の名称及び所在地等、登録年月日及び登録番号業法第5条第1項・第4条第1項
標識の掲示営業所又は事務所ごとに、公衆の見やすい場所に掲示業法第19条
標識の様式別記様式第12号施行規則第39条
掲示義務違反30万円以下の罰金(刑事罰)。監督処分(業務改善命令等)の対象にもなりうる業法第44条第5号・第22条・第23条

各選択肢の整理:

  • ア(正): 業法第8条により一般の閲覧に供される。
  • イ(誤): 登録事業者の同意は不要。「同意がなければ閲覧できない」は誤り。
  • ウ(正): 営業所又は事務所ごとの標識掲示義務(業法第19条)。
  • エ(正): 標識は国土交通省令で定める様式による(業法第19条・施行規則第39条)。
  • オ(正): 標識を掲げない場合は業法第44条第5号の罰金のほか、業務改善命令(第22条)等の監督処分の対象となりうる。

登録簿の公開の意義:

登録簿の閲覧制度は、オーナーが管理業者を選ぶ際の「信頼性確認ツール」として機能します。登録の有無や登録番号を第三者が確認できる仕組みにより、無登録業者への委託リスクを減らします。

【登録公示制度の設計と情報アクセスのあり方】

管理業法第8条の登録簿閲覧制度は、「取引相手を選ぶ際の情報インフラ」として機能します。宅建業法でも、国土交通大臣又は都道府県知事が宅地建物取引業者名簿等を一般の閲覧に供しなければならないとされており(宅建業法第10条)、不動産関連業法に共通する設計です。

登録簿に登録される事項は、登録申請書の記載事項(業法第4条第1項:商号・名称又は氏名及び住所、法人の役員の氏名、未成年者の法定代理人の氏名等、営業所又は事務所の名称及び所在地)と、登録年月日及び登録番号です(業法第5条第1項)。これらに変更があれば30日以内の変更届出(業法第7条)により登録簿が更新されます。

標識掲示義務の実務上の重要性:

業法第19条の標識掲示は、管理業者の「顔の見える化」として機能します。物件の入居者やオーナーが営業所・事務所の標識で登録業者であることを確認できることで、無登録業者による管理を防ぐ効果があります。標識の様式は施行規則第39条(別記様式第12号)で定められており、業者が独自の様式で代用することはできません。

実務では、営業所への標識掲示のほか、ウェブサイトに登録番号を表示する例も見られます。ただし法律上の義務は「営業所又は事務所ごとに、公衆の見やすい場所に」標識を掲げることであり、ウェブ表示で代替できる旨の規定はありません。

宅建業者との兼業ケース:

賃貸管理会社が宅建業者でもある場合、宅建業法の標識と管理業法の標識はそれぞれの法律に基づく別の義務であり、両方を掲げる必要があります。様式・記載事項も各法令で別に定められているため、区別して管理する必要があります。

閲覧とデジタル化:

国土交通省はウェブサイト上の検索システムで賃貸住宅管理業者の登録情報を公開しており、現地に出向かなくても登録の有無を確認できます。閲覧の手段は変わっても、「一般の閲覧に供しなければならない」という第8条の原則は同じです。

無登録業者排除の効果:

登録制度・登録簿の公開・標識掲示の組み合わせは、無登録業者の排除に役立ちます。オーナーが管理受託契約を結ぶ前に相手方の登録番号を登録簿で確認する習慣が広がれば、無登録業者との取引リスクが下がります。なお、無登録で賃貸住宅管理業(管理戸数200戸以上)を営んだ者は1年以下の拘禁刑若しくは100万円以下の罰金又はその併科の対象です(業法第41条第1号)。

確認日: 2026-09-30。出典: 賃貸住宅管理業法第4条・第5条・第7条・第8条・第19条・第41条・第44条、同法施行規則第39条(e-Gov)、宅地建物取引業法第10条(e-Gov)。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 賃貸住宅管理業法第8条(登録簿の閲覧)、第19条(標識の掲示義務)、第44条第5号、同法施行規則第39条(標識の様式) 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協議会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。賃貸住宅管理業法・サブリース新法・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。