賃管士
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

賃管士 管理実務 問18管理実務(高齢者・外国人対応)

問題

賃管士 | 管理実務 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律(住宅セーフティネット法)2条(定義)に関する次のア〜オの記述のうち、正しいものはどれか。

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答え合わせ

正解は ウ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ
  • オ

自信の3択

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解説

正答はウです。

住宅セーフティネット法2条1項は、住宅確保要配慮者として、①収入が省令で定める金額を超えない者(1号)、②発生から3年を経過していない災害の被災者(2号)、③高齢者(3号)、④障害者(4号)、⑤子どもを養育している者(5号)、⑥その他国土交通省令で定める者(6号)を掲げています(ウ)。

アは誤りで、外国人(日本の国籍を有しない者)は6号の委任を受けた省令で定められています。イは誤りで、子どもは「18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者」です。エは誤りで、発生から3年以内の災害に限られます。オは誤りで、都市再生機構・公社の賃貸住宅は2項2号に含まれます。

2条1項の6つの類型:

号対象
1号収入が国土交通省令で定める金額を超えない者(施行規則2条で15万8千円)
2号発生した日から起算して3年を経過していない災害により住宅が滅失・損傷した者など
3号高齢者
4号障害者基本法2条1号の障害者
5号子ども(18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者)を養育している者
6号その他、住宅の確保に特に配慮を要するものとして国土交通省令で定める者

2条2項(公的賃貸住宅): 公営住宅その他地方公共団体が整備する賃貸住宅(1号)、都市再生機構・地方住宅供給公社が整備する賃貸住宅(2号)、特定優良賃貸住宅(3号)、地方公共団体が費用の一部を負担して整備の推進を図る一定の賃貸住宅(4号)。

各選択肢:

  • ア(誤): 外国人は法律の各号にはなく、6号の委任を受けた施行規則3条1号で定められています。
  • イ(誤): 基準は「18歳に達する日以後の最初の3月31日まで」です。
  • ウ(正): 1項の6つの類型のとおりです。
  • エ(誤): 2号は「発生した日から起算して三年を経過していないもの」に限ります。
  • オ(誤): 2項2号に明記されています。

【法律で定める類型と省令で定める類型・収入の基準・災害の被災者・子育て世帯・公的賃貸住宅と民間賃貸住宅】

1. 法律で定めるものと省令に委ねるもの

2条1項1号から5号は法律で類型が決まっており、6号は「前各号に掲げるもののほか、住宅の確保に特に配慮を要するものとして国土交通省令で定める者」という委任規定です。施行規則3条は、この6号の者として、日本の国籍を有しない者、中国残留邦人等で支援給付を受けている者、児童虐待を受けた者、配偶者からの暴力の被害者で一定の期間内の者、犯罪被害者等、保護観察対象者等、生活困窮者自立支援法の事業による援助を受けている者などを掲げています(13号では都道府県・市町村の供給促進計画で定める者も対象にしています)。

2. 収入の基準(1号)

1号は「その収入が国土交通省令で定める金額を超えない者」とし、施行規則2条はその金額を15万8千円としています。ここでいう収入は、世帯の過去1年間の所得から控除額を差し引いて12で割った月額として計算されます(施行規則1条)。

3. 災害の被災者(2号)

2号は、発生した日から起算して3年を経過していない災害により滅失・損傷した住宅に災害の日に住んでいた者と、災害救助法が適用された市町村の区域に災害の日に住所を有していた者を対象にしています。期間の限られた類型です。

4. 子どもを養育している者(5号)

子どもは「18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者」とされており、おおむね高校卒業の年度末までの子を育てる世帯が当たります。「18歳未満」「20歳未満」とは基準の取り方が違うため、条文の文言で確認します。

5. 公的賃貸住宅と民間賃貸住宅(2条2項・3項)

2項は公的賃貸住宅を4つの類型で定め、3項は「公的賃貸住宅以外の賃貸住宅」を民間賃貸住宅としています。住宅確保要配慮者の入居を受け入れる賃貸住宅の登録制度(8条以下)は、賃貸住宅を賃貸する事業者が建築物ごとに都道府県知事の登録を受けることができる仕組みで、民間の賃貸住宅の管理に関わる管理業者にとって身近な制度です。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:根拠: 住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律第2条(定義)、同法施行規則第2条・第3条 確認日: 2026-09-30 出典: e-Gov 法令検索(法令API v2) https://laws.e-gov.go.jp/law/419AC1000000112#Mp-At_2 / https://laws.e-gov.go.jp/law/429M60000800063#Mp-At_3 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協議会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。賃貸住宅管理業法・サブリース新法・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

この問題の関連トピック

  • 住宅確保要配慮者の定義——住宅セーフティネット法2条1項
  • 頻出度A

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