電験三種
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

電験三種 令和6年度上期 機械 問14|制御・プログラム

問題

電験三種 | 機械 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-29

二つのビットパターン1101と1011のビットごとの論理演算を行う。排他的論理和(ExOR)は (ア) ,否定論理和(NOR)は (イ) であり, (ア) と (イ) との論理和(OR)は (ウ) である。1011と (ウ) との排他的論理和(ExOR)の結果を2進数と考え,その数値を16進数で表すと (エ) である。 上記の記述中の空白箇所(ア)~(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

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答え合わせ

正解は 5
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

自信の3択

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解説

2つの4ビットのパターンにビットごとの論理演算を順に行う問題です(令和6年度上期 問14)。

(ア) ExOR(排他的論理和)は「2つのビットが違えば1」:1101と1011 → 0110

(イ) NOR は「ORの否定」:ORは1111なので、NORは0000

(ウ) 0110 OR 0000 → 0110

(エ) 1011 ExOR 0110 → 1101。2進数1101は10進数の13で、16進数ではDです。

組合せは0110、0000、0110、Dで、正答は(5)です。

【1ビットずつ計算する】(令和6年度上期 問14)

上の桁から順に並べて計算します。

(ア) 排他的論理和(ExOR):入力が異なるときだけ1

 1101

 1011

 → 1⊕1=0、1⊕0=1、0⊕1=1、1⊕1=0 → 0110

(イ) 否定論理和(NOR):論理和(OR)を反転

 OR:1+1=1、1+0=1、0+1=1、1+1=1 → 1111

 NOR:1111を反転 → 0000

(ウ) (ア)と(イ)の論理和(OR)

 0110 OR 0000 → 0110(0とのORは元のまま)

(エ) 1011と(ウ)の排他的論理和

 1011

 0110

 → 1⊕0=1、0⊕1=1、1⊕1=0、1⊕0=1 → 1101

 1101₂=8+4+0+1=13=D₁₆

よって (ア)0110、(イ)0000、(ウ)0110、(エ)D となり、正答は(5)です。

【他の組合せの誤り】

(1)(3)は(ア)を1001としていますが、これは一致したときに1となる否定排他的論理和の結果です。(4)は(イ)をORの結果1111のまま反転していません。(2)は(ア)(イ)は正しいものの、(ウ)で0110と0000のORを1111としています。

【途中の値を使わずに確かめる】(令和6年度上期 問14)

A=1101、B=1011とします。(イ)のNORは「どちらも0の桁だけ1」ですが、この2つのパターンにはAとBがともに0になる桁がないので、NOR=0000です。すると(ウ)=(A⊕B)+0000=A⊕B となり、(エ)は

B⊕(A⊕B)=(B⊕B)⊕A=0000⊕A=A=1101

となります。排他的論理和には「同じ値を2回ExORすると元に戻る(X⊕X=0、X⊕0=X)」性質があるので、(エ)は最初のパターン1101、つまり16進数のDだと計算なしに分かります。

【16進数への変換】

4ビットの2進数は16進数1けたに対応します。各桁の重みは8・4・2・1で、10~15はA~Fで表します。1101は8+4+1=13なのでD、選択肢の9は1001、Fは1111にあたります。本来(エ)は各行の(ウ)と1011のExORになるはずですが、(1)(3)(4)の(ウ)=1001なら1011⊕1001=0010(2)、(2)の(ウ)=1111なら1011⊕1111=0100(4)となり、どれも自分の(ウ)と整合しません。組合せが内部で矛盾していないかを確かめるのも、穴埋め問題の有効な検算です。

【ExORの性質と使われ方】

ExORは「2入力が異なるか」を判定する演算で、

・X⊕0=X(そのまま通す)、X⊕1=X̄(反転する)

・X⊕X=0

という性質があります。このため、あるパターンとExORをとって特定のビットだけを反転させたり、送ったデータと受け取ったデータのExORをとって違う桁を見つけたりする用途に使われます。1ビットの加算では、和の桁がExOR、桁上げがANDで表されます(半加算器)。

【出題のねらい】

NORとNANDの取り違え、ExORと一致回路(ExNOR)の取り違えをねらった選択肢が並ぶ構成です。真理値表を「どちらかが1ならOR」「両方1ならAND」「異なれば1がExOR」と言葉で押さえ、否定のつく演算は最後に全ビット反転する、と手順を固定すると確実に解けます。

この問題の根拠出典:令和6年度上期 第三種電気主任技術者試験 機械(一般財団法人 電気技術者試験センター)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は電気技術者試験センター公表の過去問題を出典明記の上で引用しています。同センターは公式サイトの「よくあるご質問」で、教育目的など試験制度の意義に反しない限り、公表された過去問題を問題集やテキストに使用する際の許諾および使用料は不要としています。 根拠・出典:出典:令和6年度上期 第三種電気主任技術者試験 機械(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-10-29)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の根拠条文に基づき、段差のある3段階の解説(初心者・標準・上級)を作成しています。