第二種電工
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

第二種電工 令和6年度上期 問5|電気の基礎理論

問題

第二種電工 | 電気の基礎理論 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-06-12

図のような三相3線式回路に流れる電流 I[A]は。

問題の図(出典: 令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問5/電気技術者試験センター)

図・写真の中の記号が イ・ロ・ハ・ニ のときは、選択肢の ア・イ・ウ・エ に順に対応します(試験の問題用紙の表記)。

図の出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問5(一般財団法人 電気技術者試験センター)

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答え合わせ

正解は イ
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

図の負荷は、10Ωの抵抗3本が真ん中の1点に集まる「Y(スター)結線」です。Y結線では、1本の抵抗にかかる電圧は線間電圧200Vの 1/√3 倍で、200÷1.73≒115.5V。抵抗1本に流れる電流は 115.5÷10≒11.6A。Y結線では、線を流れる電流Iと抵抗を流れる電流は同じなので、I=11.6A。正答はイです。

【図の読み取り】

・結線:10Ω が3本、中央の1点に集まる → Y結線

・負荷は抵抗のみ(コイルなし)

・電源:3φ3W、線間電圧 200V

【計算】

①相電圧 E = V/√3 = 200/√3 ≒ 115.5 V

②相電流 = E/R = 115.5/10 ≒ 11.55 A

③Y結線では 線電流=相電流 → I ≒ 11.6 A(イ)

【選択肢の見分け】

・20.0A(エ):線間電圧 200V をそのまま 10Ω にかけた誤り(Δ結線の相電流に当たる値)。

・8.3A(ア)・14.3A(ウ):この回路のどの量とも一致しない値です。迷ったら「200V÷√3÷10Ω」の1本の式に戻ります。

√3 で割るのは「Y結線の相電圧」を出すときの1回だけです。

【Y結線の関係】

Y結線では 線間電圧 V=√3×相電圧 E、線電流=相電流。対称三相(3相とも同じ負荷)なので中性点の電位は0となり、各相は「相電圧 E が負荷1本にかかる単相回路」として独立に計算できます。

【計算】

E = 200/√3 ≒ 115.5 V

I = E/R = 200/(√3×10) = 20/√3 ≒ 11.55 ≒ 11.6 A(イ)

【検算(電力)】

P = 3×I²×R = 3×(11.55)²×10 ≒ 4.0 kW、公式 P = √3×V×I = √3×200×11.55 ≒ 4.0 kW(力率1)で一致します。

【Δ結線との比較】

同じ 10Ω 3本をΔ結線にすると、相電流 200/10 = 20A、線電流 20√3 ≒ 34.6A、電力 12kW となり、Y結線の3倍です。図の結線(中央の1点に集まるか、三角形か)を最初に確かめることが、この種の問題の要点です。

この問題の根拠出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問5(一般財団法人 電気技術者試験センター)
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は一般財団法人 電気技術者試験センターが公表した過去の試験問題です(同センターの公式FAQにより教育目的での利用は許諾・使用料不要。図・写真も同センターの公表問題から掲載)。解説は合格ナビが作成しています。 根拠・出典:出典:令和6年度上期 第二種電気工事士 学科試験 問5(一般財団法人 電気技術者試験センター) 各根拠条文・規定は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令・基準の数値を反映(数値確認日 2026-06-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・基準は改正されることがあるため、最新の内容は一般財団法人 電気技術者試験センター・経済産業省の公式情報をご確認ください。本サイトは電気技術者試験センターと一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。電気事業法・電気工事士法・電気用品安全法・電気設備技術基準・内線規程の出題範囲分析に基づき、段差のある3段階の解説を作成しています。