管業
法令の確認日 2026年9月13日e-Govと照合済み

管業 管理委託契約・実務 問1|標準管理委託契約書の位置づけ

問題

管業 | 管理委託契約・実務 | 令和8年度(2026年度)試験対応・数値確認日 2026-10-12

マンション管理業者Aが管理組合との間で管理委託契約を締結する場合、国土交通省が作成した「マンション標準管理委託契約書」(以下「標準管理委託契約書」という)の位置づけに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

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答え合わせ

正解は ア
  • ア
  • イ
  • ウ
  • エ

自信の3択

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解説

標準管理委託契約書は、国土交通省が管理組合と管理業者の契約のひな型として公表しているもので、法令ではありません。当事者が合意すれば、条項を変更・追加・削除して使うことができます。イは「法令なので一字一句変更不可」、ウは「削除には大臣の承認が必要」、エは「管理組合が独自に契約書を作ることは禁止」としている点で、いずれも根拠がなく誤りです。正答はアです。

標準管理委託契約書は、管理委託契約の標準的な内容を示したひな型で、法的拘束力はありません(国交省は令和7年12月12日に最新の改正を公表)。そのため、個々のマンションの事情に応じて、当事者の合意で内容を変えて使うことができます(ア)。ただし、ひな型から離れても、マンション管理適正化法の義務は契約の内容にかかわらず管理業者に課されます。契約締結前の重要事項の説明(72条)、契約成立時の書面の交付(73条)、基幹事務の一括再委託の禁止(74条)、財産の分別管理(76条)、管理事務の報告(77条)は、契約で外すことができません。イ・ウ・エはいずれも根拠となる規定がなく誤りです。正答はアです。

試験では「ひな型(参考書式)」と「法律上の義務」を分けて考えることが大切です。①ひな型の性格:標準管理委託契約書は、管理組合と管理業者が契約を定める際の指針として国交省が作成・公表しているもので、法令ではありません。当事者の合意で条項を追加・修正・削除でき、国土交通大臣の承認を要する手続もありません(ウは誤り)。管理組合が独自に契約書を作ることを禁じる規定もありません(エは誤り)。②変えられない部分:適正化法の規定は、契約書の内容にかかわらず適用されます。重要事項の説明と書面の交付(72条)、契約成立時に管理者等(管理業者自身が管理者等である場合や管理者等が置かれていない場合は区分所有者等全員)に交付する書面と、その書面への管理業務主任者の記名(73条1項・2項)、帳簿の作成・保存(75条)、財産の分別管理(76条)、管理事務の報告(77条)がその例です。③改訂の追い方:標準管理委託契約書は令和5年9月に改訂され、令和7年12月にはマンション管理適正化法の改正(2026年4月1日施行)に合わせた改正と、管理業者が管理者を兼ねる場合の「マンション標準管理者事務委託契約書」の策定が公表されています。条番号は改訂で変わるため、最新版で確認します。正答はアです。

この問題の根拠条番号はe-Govの本文と機械で照合しています(2026-09-13)。照合の方法
訂正の記録この問題の訂正はありません(サイト全体の記録)
出典と作り方

本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。

本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。

執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

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