問題
マンション管理適正化法施行規則および標準管理委託契約書に定める「基幹事務」の内容に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
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解説
基幹事務は、マンション管理適正化法2条6号で「管理組合の会計の収入及び支出の調定及び出納並びにマンション(専有部分を除く。)の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整」と定められています。管理費等の収納や支払(出納)、会計の管理、維持修繕の企画がこれに当たります。警備・清掃や管理員の採用・教育は基幹事務ではありません。正答はイです。
基幹事務の定義は施行規則ではなく、適正化法2条6号にあります。①管理組合の会計の収入及び支出の調定、②出納、③マンション(専有部分を除く)の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整の3つです。国交省の標準管理委託契約書も、事務管理業務(別表第1)のうち基幹事務をこの3つとしています。管理費等の収納や支払、会計帳簿の管理は会計・出納の事務に、修繕の企画や工事の実施の調整は③に当たるため、イが適切です。アの警備・清掃は基幹事務ではなく(同契約書では清掃は「清掃業務」という別の区分)、ウは出納を除く点、エは管理員の採用・教育を含める点で誤りです。正答はイです。
基幹事務かどうかは、条文の3つの要素に当てはめて判断します。①調定:管理組合の会計の収入・支出を確定させる事務で、標準管理委託契約書では収支予算案・収支決算案の素案の作成や収支状況の報告がこれに当たります。②出納:管理費等の収納、支払、通帳等の保管など、現実のお金の出し入れです。③維持又は修繕に関する企画又は実施の調整:専有部分を除くマンションの修繕の企画や、工事の実施に関する調整です。なお同契約書は、長期修繕計画案の作成や劣化状況の調査・診断を管理委託契約とは別個の契約とする整理です。基幹事務は管理事務の中心で、「管理事務」は基幹事務を含むものと定義され(2条6号)、マンション管理業はその管理事務を業として受託するものです(2条7号)。そのため適正化法74条は、基幹事務を一括して他人に委託することを禁じています。一部を再委託することまでは禁止されていません。警備・清掃(ア)や管理員の人事(エ)は3つの要素に当たらず、出納を外すウも定義と合いません。正答はイです。
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律第2条e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

