問題
マンション管理組合の帳簿に登場する次の勘定科目のうち、「資産」に分類されるものの組合せとして最も適切なものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
勘定科目は大きく「資産・負債・純資産・収益・費用」の5つに分類されます。管理組合でよく出る科目を分類すると、「未収管理費(まだもらっていない管理費=資産)」「前払費用(先払いした費用の未経過分=資産)」「普通預金(銀行口座=資産)」はすべて資産です。一方、「未払管理委託費(まだ払っていない費用=負債)」「前受管理費(先に受け取った来期分管理費=負債)」「修繕積立金(区分所有者から集めた積立金の残高=正味財産)」は資産ではありません。正答はアです。
選択肢を一つずつ確認します。ア:未収管理費は、管理費として確定しているがまだ入金がない債権であり「流動資産」です。前払費用は支払済みだがサービスの提供を受けていない部分であり「流動資産」です。普通預金は預金残高であり「流動資産」です。3つすべて資産に分類されるため正答です。イ:未払管理委託費は「流動負債」、前受管理費も「流動負債」、修繕積立金は資産ではありません(残高は修繕積立金会計の正味財産として表示されます)。ウ:管理費収入と受取利息は「収益」、修繕費は「費用」であり資産ではありません。エ:未収管理費は資産ですが、未払管理委託費は「負債」のため混在しており誤りです。
管理組合会計の勘定科目分類は、一般の企業会計と基本構造は同じですが、非営利組織特有の概念が加わります。修繕積立金は、標準管理規約(令和7年10月17日改正版)25条1項二号で区分所有者が管理組合に納入する「管理費等」の一つとされ、28条4項で管理費とは区分して経理しなければならないとされています。修繕積立金会計では、区分所有者から徴収した額を「修繕積立金収入」として計上し、積み上がった残高は修繕積立金会計の正味財産(繰越額)として表示するのが一般的な考え方です。いずれにしても修繕積立金は資産ではないため、本問のイ・エは資産の組合せになりません。また「前払費用」と「前払金(前渡金)」の違いも重要で、継続的なサービス契約(管理委託契約等)に対する前払いは「前払費用」、一時的な発注に対する前渡金は「前払金」と区別します。試験では「経過勘定」として前払費用・未払費用・前受収益・未収収益の4科目の資産/負債区分が頻出であり、前払費用・未収収益が資産、未払費用・前受収益が負債という対応関係を表形式で整理しておくと効果的です。
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。
本問・解説は試験対策のための学習コンテンツです。法令・通達・ガイドラインは改正されることがあるため、最新の内容は一般社団法人 マンション管理業協会・国土交通省の公式情報をご確認ください。本サイトは協会と一切関係ありません。
執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

