問題
複式簿記の帳簿組織に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
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答え合わせ
- ア
- イ
- ウ
- エ
自信の3択
えらぶと、この端末に記録します(登録はいりません)
解説
複式簿記の帳簿は「主要簿」と「補助簿」に分けられます。主要簿とは、すべての取引を記録する中心的な帳簿で、「仕訳帳」と「総勘定元帳」の2つです。補助簿は特定の科目をより詳しく記録する帳簿で、現金出納帳・預金出納帳・得意先元帳などが該当します。選択肢ウが「仕訳帳と総勘定元帳=主要簿」「現金出納帳等=補助簿」と正確に述べています。正答はウです。
帳簿の体系は、①主要簿(必須)として仕訳帳(取引を時系列に記録)と総勘定元帳(科目別に分類集計)、②補助簿(特定科目の明細記録)として補助記入帳(現金出納帳・当座預金出納帳・仕入帳・売上帳等)と補助元帳(得意先元帳・仕入先元帳等)に分かれます。選択肢アは主要簿と補助簿が逆になっています。選択肢イは現金出納帳を主要簿としており誤りです。選択肢エは誤りです。補助簿は主要簿の記録のうち特定の科目の明細を補うものであり、主要簿(仕訳帳・総勘定元帳)の代わりにはなりません。すべての取引は仕訳帳に記録され、総勘定元帳に転記されます。選択肢ウが唯一正確な記述です。
管理組合会計において、主要簿(仕訳帳・総勘定元帳)に加えて重要な補助簿としては、①現金出納帳(管理員が管理する小口現金の収支明細)、②預金出納帳(管理費口座・修繕積立金口座ごとの入出金明細)、③区分所有者別管理費収支台帳(各戸の管理費・修繕積立金の収受状況と滞納状況)があります。特に区分所有者別の収受台帳は、滞納管理の実務上必須の補助元帳であり、管理業務主任者が定期的に確認する重要書類です。なお、マンション管理適正化法75条・同法施行規則86条がマンション管理業者に作成・保存を義務付けている「帳簿」は、管理受託契約を締結したつど、契約年月日・管理組合の名称・マンションの所在地及び管理事務の対象部分・受託した管理事務の内容・受託料の額・特約その他参考となる事項を記載するもので、各事業年度の末日に閉鎖し、閉鎖後5年間保存します。これは管理組合の会計帳簿(主要簿・補助簿)とは別の帳簿です。管理組合の会計帳簿は、標準管理規約(令和7年10月17日改正版)64条1項により理事長が作成・保管し、組合員又は利害関係人の請求に応じて閲覧させるものです。主要簿と補助簿の役割の違い(主要簿はすべての取引の記録、補助簿は特定科目の明細)を押さえておけば、選択肢エのような「補助簿で主要簿を代替できる」という誤りを見抜けます。
- マンションの管理の適正化の推進に関する法律第75条e-Govで原文を読む
出典と作り方
本問は合格ナビが作成したオリジナル問題です(本試験問題の転載ではありません)。 根拠・出典:出典:マンション管理業協会公表の出題範囲(管理業務主任者試験)を参照した合格ナビ独自作成 各根拠条文は「e-Gov法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp/)で原文を確認できます。令和8年度(2026年度)試験基準日時点で施行されている法令の数値を反映(数値確認日 2026-10-12)。
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執筆・監修:合格ナビ運営事務局(運営者情報)。マンション管理適正化法・区分所有法・標準管理委託契約書・国土交通省ガイドラインの出題範囲分析に基づき、オリジナル問題と段差のある3段階の解説を作成しています。

